昔、まだおばぁちゃんがいた頃、


うちの庭は
お花がいっぱいでした。



道行く人も口々に『お宅のお花ほんと綺麗ね~』と言っていた。



それほど 手入れされていたんだ。




みんなが 綺麗といっても
素敵といっても



私は 全然実感がなかった。


あまり興味を持っていなかった。




それが




おばぁちゃんがいなくなって、


みるみるうちに家から花が消えた。


色とりどりだった家の周りが一気に色をなくした。


そこで初めて、、




おばあちゃんが
毎日かかさずに庭の手入れをしてくれていたこと、


お花でいっぱいにしてくれていたから

家が華やいでいたことに気づいた。



居なくなって
なくなってから気づいた。



私は本当に未熟だった。




なんでこんな話をしたかというと、





今、わたしはすごく感じている。


居て当たり前
あって当たり前のものは

なくしてから大切だと気付くんでは遅いんだ。


いま私は
コロがいる毎日は
こんなにも尊いものなのだと感じているよ。


今まで自分のことが最優先で
自分のこと中心で全てみてきたけど、


初めて、自分より大切で自分の時間をあげたいくらいの気持ちになっている。



本当をいうと、
ブログで頑張ってるように書いてるけど

正直、最初のほうは嫌だった。



周りの子たちは
自分中心の生活で、自由で、
遊び行ったり旅行にも行けて、
会えば生活自体が違うことに、
なんだか世界が違うみたいな感覚おぼえて、

何で私だけって悲しくなった。


そして最低なことに
『いつ終わるんだろ』なんて思ったりもした。


終わりがくる日を楽しみにしていたと言ってもおかしくない。
本当に最低だと思う。




だけど 次第に
毎日がすごく愛しくて、
『いつか』が来ないように私の時間をあげたいと思うようになった。


でもそれには時間がかかった。



ずっと頑張ってる子みたく書くのは
自分が偽善ぶっているようで嫌で 書きました。




今ある毎日は本当に大切な時間です。




コロと同い年だった
しろうくん
虹の橋を渡りました。。

介護初心者の私にはいつも勉強になりました。



いつも庭に咲く花とのショットが愛らしかったです。
初めてコロのことを書いてくれたブログでもありました。


しろうくん 本当にありがとう。