術後１１日目。
ご飯は相変わらず苦戦しているが、下のコンビニで買い物ができるようになり、
飲み物も「飲めるなら何を飲んでもいいよ。」と先生に許可をもらったのでとりあえず緑茶を
買ってみました。
ご飯のときにでてくるほうじ茶と違って緑茶は口の中がスッキリして良かったです。
結構むせたりして苦戦はしていたけど「明日鼻の管を抜いて口からエネーボを
摂るようにしましょう。」と先生に言われました。
術後１２日目。
朝の診察で鼻の管を抜いてもらい、ようやく管類がなくなり、すっきりしました。
ただ、花粉症の症状がひどくて大変でした。
このころ苦戦していたのは喉に入れているスピーチカニューレという
喉にシリコンのパイプを入れてそこにスピーチバルブという白い蓋のようなもの入れて話せるようにする
もので、これは自由に取り外しができるのですが、くしゃみや咳で取れてしまうことがあり、とても大変でした。
痰をとってもらうときは白いバルブをとって吸ってもらいますが、詰まってしまうときがあり、
そのときはパイプを外して水洗いします。
自分で取り外しして管理できないと退院できないと言われたので、自分で喉の切開部分にものを出し入れするのは怖かったですが、看護師さんに補助してもらいながら練習しました。
困ったのはトイレの時で、トイレに座って油断するとポロっと取れて便器の中に落っこちてしまうとき
があり、２～３回やらかして交換してもらいました。
ベッドに座ってる時も知らない間に取れていて看護師さんとしゃべろうとしたとき、しゃべれなくて気付いて
慌てて探してもらったりもしました。
あとは慣れるまでは寝るのも苦しいので寝るときだけは白いバルブは外すようにしました。
そのときは加湿をしっかりしなければいけないので、看護師さんよりも敏感になっていました。
これは退院してからも続いたので本当に大変でした。（退院後も放射線治療の関係で１２月頃までカニューレは入ってました）
次回へ続く…