とにかく一刻も早く家族と連絡とりたくてかなり頑張って歩いたりしました。

なんせICUはスマホや電子機器の持ち込みが出来ないので辛かったですね。

 

なんとか3日で一般病棟に移れることになり戻ってすぐ看護師さんに

妻と連絡とって欲しいとお願いしました。そしてその日の夜、スマホや貴重品などを

届けてくれました。

 

ようやく家族と連絡がとれて生きている実感がわき、いっぱい泣きました。

 

この日のメモを見るとかなり看護師さんに甘えてたくさんお世話になっていたようです。

 

備え付けのテレビの向きがどうしても逆にしかならなくてベッドを動かしたりしてもらったり

いろいろやってもらったけど結局見れなくって諦めました。

 

あと頻繁に痰とつばを吸引してもらわないといけなくてしょっちゅうナースコールを押してました。

さらに座りたいだのやっぱり寝かしてくれだの結構いろいろお世話になってたみたいです。

筆談はできたようでメモにいろいろ書いてありました。

 

最初は全部看護師さんにお願いしてましたが、他の患者さんもたくさんいるのでだんだん申し訳なくなり、

鼻水とつばだけは自分で吸おうと思ってセッティングしてもらいました。

ともかく花粉症の症状がひどくて鼻水はずっと吸っているような感じでした。

 

痰はどうしても気管切開した穴から吸ってもらわないといけないので大変でした。

吸引の上手い方もいれば、そうでもない方もいて,上手くない方にあたると喉をグリグリされて痛いし

さらにお腹も切っているのでそれによって咳をすると傷がものすごく痛いわけです。

 

なので吸引をお願いする時は、いつも心の準備をしてから呼ばないといけなかったです。

 

上手い方だと呼吸を合わせてくれて一瞬で終わらせてくれます。ただお腹の傷が痛いのは一緒ですけどね。

でもその痛みも少なくて済むので助かります。

 

 

こんな感じで1日が過ぎていきました。

 

次回へ続く…