セも予告先発!ファン拡大へ開幕から実施
スポーツ報知

 『セ・リーグは8日、都内で臨時理事会を開き、今季からパとの交流戦を含む公式戦144試合で先発投手を事前に告知する「予告先発制度」の導入を決めた。30日の開幕戦から実施する。セは昨季まで2年連続で観客動員数が減少し、ファン層拡大のため導入を検討していた。クライマックスシリーズ(CS)では原則的に行わず、日本シリーズは出場チーム同士の判断に委ねられる。

 セが全会一致で予告先発実施を決めた。1日のセ理事会で議題に上がった際に1球団だけ慎重論を唱えていた阪神もこの日、他の5球団に同調した。「情報提供がファンの拡大につながるのは分かるので、まとまってやっていこうということ」(阪神・四藤専務取締役)と、理解を示した。

 セの観客動員数は2年連続で減少し、昨年は1試合平均で2万7297人と、3年ぶりに2万8000人を割り込んだ。セの理事長を務める中日の佐藤球団代表は「野球に詳しくない、距離を置いている方にも情報を提供し、ファンをより一層拡大したい」と最大の意図を説明。巨人・白石オーナーは、原監督からも以前に予告先発導入の希望があったと明かし「ネガティブな影響を指摘する声もあるけど、ポジティブな側面をとらえて、プロ野球人気を盛り上げるため、活用できるのでは」と話した。

 予告先発は、パが83年の開幕戦で初めて導入し、94年以降は、05年からの交流戦を除く全試合で採用している。セでは94年に日曜日の全カードと、巨人・広島戦の全試合で実施して以来となる。制度導入のメリットについて、中日・佐藤代表は集客増の他にも2点を挙げた。1点は複数の投手が同じ調整法で情報操作する“先発隠し”の負担がなくなること。「よりゲームに集中できるし、万全の状態で投げることでファンにも納得していただける」。もう1点は報道する側の利点で「前日にもインタビューをしたり、事前に工夫していただける」と強調した。

 告知方法はパにならう。例えば前日の試合がナイターであれば17時までに、試合のない日であれば15時までにリーグに先発投手を提出する。今季終了後に効果を検証するが、基本的には来季以降も継続する方針だ。』

漸くメディアへの売込みをする訳か。今まで黙っててもメディアが取り上げて、観客が来てくれると思ってたんだろうね。もうそんなご時勢じゃないよ。



セも予告先発 新規ファン開拓本腰
日刊スポーツ

オーナー会議の席につく、セ・リーグのオーナー陣

 『セ・リーグは8日、都内のホテルで臨時理事会を開き、予告先発制を今季の開幕戦から導入することを決めた。慎重な姿勢を見せていた阪神も賛成に回り、全会一致でまとまった。パ・リーグとの交流戦を含む全144試合で実施するが、ポストシーズンのクライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズでは実施しない方針も固めた。

 観客動員が減少する現状に危機感を募らせるセ・リーグが、ファンサービスの一環として予告先発の導入を決めた。前回(1日)の理事会で態度を保留した阪神も、会議の冒頭で賛成を表明。6球団が足並みをそろえ、新制度の導入に合意した。

 集客への効果を示す確かなデータはなく、先発の読み合いを楽しみにしているコアなファンもいる。そういう否定的な声を踏まえた上で導入に踏み切った。理事長を務める中日佐藤球団代表は「先発投手の調整」や「メディアへの露出」をメリットに挙げたほか、「新規ファンの開拓」の効果にも期待を寄せた。同代表は「野球に詳しくない方、距離を置かれていた方に広く情報を提供しようじゃないか、ということ」と、力を込めた。

 パが行っているCSの予告先発については、阪神などの反対もあり導入を見送った。短期決戦ならではの楽しみを、ファンに提供するのが狙い。佐藤代表は「中2日や中3日での投球なども考えられる。シーズン中と同様のルールにすることは難しい」と、説明。日本シリーズについても、同様の理由で採用しない方向で意見が一致した。

 1年限りの試験的な導入ではなく、来季以降も継続していく方向性も確認した。佐藤代表は「効果についてはシーズン中、またはシーズン後に6球団で集まって検証していこうじゃないか、という話になった。しかし、原則的には来季以降も続けていきたい」と、腰を据えて取り組む構えを見せた。』

 ◆予告先発の実施方法 基本的にパと同じ。前日の試合開始予定1時間前までに所定の用紙に記入、監督署名の上、各リーグ運営部へファクス送信する。試合前日が移動日、チーム休日にあたる場合は、午後3時までに手続きし、午後3時に発表。開幕戦は前日の午後1時までに手続きし、同日午後3時に発表される。先発予定の投手がアクシデントで登板不能となった場合などを除き、原則として発表後の変更はできない。メンバー交換時刻を過ぎてから変更となった場合、打順表の書き換えは認められない。

新規ファンの開拓にはなるかもしれないが、既存のファンの意見は聞いた? 一部でかなりアレルギー症状が見られるようですが。



セも予告先発導入…とりあえずファンサービス一環で
スポーツニッポン

予告先発問題などが話し合われたセ・リーグ臨時理事会 Photo By 代表撮影=共同

 『セ・リーグは8日、東京都内で臨時理事会を開き、先発投手を事前に告知する「予告先発」を今季から導入することを決めた。交流戦を含む144試合で実施し、先発投手の発表は既に導入しているパと同様に試合前日に行う。クライマックスシリーズ(CS)ではパが行っているが、セは実施しない。日本シリーズは従来通り当該球団同士の判断とし、来季以降も継続。今季終了後に集客効果などを検証する。

 セにとって、予告先発の導入は危機感の裏返しでもあった。昨季まで2年連続で観客動員数が減少。佐藤良平理事長(中日球団代表)は「6球団力を合わせて取り組めるものが何かあるのではと討議したのが予告先発だった」と説明した。

 1月下旬の代表者レベルのフリートークで案として上がって議論がスタート。1日の理事会で阪神が慎重な姿勢を示して結論を先送りしたが、提案から1カ月余りで導入が決まった。果たして集客にどれだけ効果があるか。具体的データを持っての議論はされずに結論に至り、阪神・四藤慶一郎球団専務は「試合前の駆け引きなど楽しみもあるのは事実。100%他の球団のおっしゃることに満足してはないが、情報提供が新しいファン開拓になるのは分かる。ここは、まとまるべきということ」と話した。

 佐藤理事長は導入の理由として(1)情報提供によるファン層の拡大(2)先発隠しのために他の投手の調整へ影響をなくすこと(3)テレビ地上波放送減少の中でメディアの新たな企画の期待――を挙げた。(1)について、94年に広島と巨人が毎週日曜日に実施したが集客に直結したとのデータはなかったが、佐藤理事長は「デジタル化の今と当時と時代が違う」。ネット時代の効果を期待しつつ「反対意見はなかった。野球に詳しくない方に情報を提供しファンとの距離をより近くしたい」。発表時間などの運用方法はパに準ずる方針で、セ6球団によるファンサービスの一環で導入が決まった。』

たった1ヶ月で導入決めちゃうあたりに、セ・リーグの危機感を感じる。



「パ・リーグTV」加入者2万人突破
日刊スポーツ

 『パ・リーグ6球団共同で3月1日からスタートした「パ・リーグTV」が、9日目で加入者数2万人を突破した。「パ・リーグ TV」ではパ・リーグ公式戦全試合を視聴でき、パソコンではマルチ画面で最大3試合まで同時視聴が可能になる。』

このマルチ画面、凄い。やってみたけど、すげー面白い。やるな、パ・リーグTV。もうテレビで野球は見られない(笑)



一般社団法人移行の日本野球機構 「文化的公共財」明記へ
スポーツニッポン

 『オーナー会議(議長=中日・白井文吾オーナー)が8日、都内のホテルであり、一般社団法人移行に伴う日本野球機構の新しい定款案が承認された。文言には現行野球協約で削除され、懸案だった「文化的公共財」が盛り込まれた。

 新定款「目的」に「野球が社会の文化的公共財であると認識し」とある。08年12月までの野球協約「目的」にあった美文「野球を不朽の国技にし、社会の文化的公共財となるよう努める」が09年1月発効の新協約で削除。野球協約改定委員長の根来泰周コミッショナー代行(当時)が「法人格移行で新定款に盛り込む」と約束していた。

 今月中に内閣府に申請し、順調なら10月から移行する。新名称は「一般社団法人 日本野球機構」となる。』

根本的には何も変わらないんだろうけど。もうちょっと時代を読む能力のある人材を登用して欲しいね。



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