西武・菊池“オージーカーブ”でローテ入り
サンケイスポーツ
菊池が真っ黒に日焼けして武者修行から帰ってきた。豪州は夏ですからね
『豪州リーグに派遣されていた西武・菊池雄星投手（２０）が２３日、帰国した。同リーグではメルボルンを拠点に各地へ４、５時間かけて飛行機で移動、中７日で先発した。そこで習得したのが“新球”カーブだ。５試合で１勝２敗、防御率４・３８で２２奪三振だったが、そのうちカーブを使い始めた３試合で１７三振を奪った。
「縦カーブだけど、追い込んでから使えた。緩急もついたし、来春のキャンプまでにモノにしたいんです」
左腕が新球で狙うのは先発ローテ入り、地元の岩手・盛岡市で行われる球宴出場だ。「選ばれるかは別として（目標は）そこにもあります。ローテ入りへ開幕からアピールします」と３年目の大ブレークを公約した。』
★縦カーブを習得したか。速球の球速が145キロ前後なら、矢張り変化球の球種を増やさないと中々厳しいからねぇ。中でも縦の変化球は大きいな。是非見てみたいね。
それにしても顔、真っ黒だね。すっかり日焼けが定着してるみたいな(苦笑) で、年が明けたら一久がハワイに連れて行ってくれるそうだぞ。頑張れ。
雄星、豪州でカーブ習得！「自信がついた」
スポーツ報知
『豪州リーグに参加していた西武・菊池雄星投手（２０）が２３日、シドニーから帰国し「カーブで三振が取れるようになって自信がついた」と新球に手応えをつかんだ。
豪州に生息するカンガルーが跳びはねる軌道のような落差ある新球が誕生した。直球とスライダーに頼り、投げなかったカーブだが「縦スラのつもりで投げたらよくなった。緩急もついて直球でも三振が取れるようになった」とうなずいた。
計５試合で１勝２敗。防御率は４・３８だったが、新球を投げた最後の３試合は１５回で１７Ｋと効果は抜群。シーズンでは、９イニングに換算すると４Ｋに満たなかっただけに「三振が増えれば失点も減る。欲しいところで取れる投手になりたい」と４勝からの飛躍を口にした。約１か月半の武者修行で習得した「カンガルーカーブ」を武器に雄星が３年目のブレークを目指す。』
★カンガルーカーブ？ そのネーミングはどうかな…。オージーカーブの方がしっくり来る気も。略称は“OZカーブ”で？(笑)
まぁ何にしても、雄星は三振が取れなくて悩んでた時期もあったから、良かったんじゃないかな。有意義な武者修行になったようだね。
雄星“オージーカーブ”習得で３年目の飛躍
デイリースポーツ
オーストラリアウインター・リーグから帰国した西武・菊池雄星
＝所沢市内の若獅子寮
『豪州ウインター・リーグに参加していた西武・菊池雄星投手（２０）が２３日、帰国。リーグ期間中に“オージーカーブ”を習得し、来季の奪三振増へ手応えをつかんだ。
オーストラリアンリーグでは、登板５試合ですべて先発。１勝２敗だったが、計２４回２／３を投げて２２三振を奪った。日焼けした精かんな顔つきで「投げ始めたカーブが良かったおかげで、真っすぐで空振りも奪えたし一気に三振が増えた」と、投球の幅が広がり喜んだ。
２年目の今季は奪三振の少なさが課題だった。６月１２日・阪神戦でプロ初登板し、計１０試合に登板。４勝１敗で５４回１／３を投げ２４三振だった。「三振が欲しいところで取れなくて苦しかった」と振り返る。ウインター・リーグに同行した潮崎球団編成部プロ担当から、カーブの握りのアドバイスを受けた。本格的に投げ始めた３試合目から、計１５回で１７三振と驚異的に増えたという。
来季は故郷盛岡で球宴が開催される。凱旋登板も目標。「来年岩手でやるし、何かしら（被災者を）勇気づけることができたら」。新球カーブで３年目の飛躍へつなげる。』
★シオといえば“伝家の宝刀”はシンカー。これも今は使う投手が減ったかな。カーブも一時期はめっきり減ったのに、08年に岸くんが使い出してから俄然注目度が高まった。あまり使われなくなった球種って、結構有効かも。
雄星 豪州から収獲の帰国！“工藤カーブ”に手応え
スポーツニッポン
大きな荷物を手に若獅子寮に戻った菊池
『オーストラリアでウインターリーグに参加していた西武の菊池が、木村とともに成田着の航空機で帰国した。
現地で全て先発で５試合に登板して１勝２敗、防御率４・３８。武者修行を終えた左腕は「カーブを遊びで投げたら一気に三振が増えた。縦の変化球をものにすることが目標だったので良かった」と手応えを口にした。同行した潮崎哲也編成部プロ担当も「使える球だよ。工藤さんのようなスタイルでいけるんじゃないかな」と太鼓判を押した。
３試合目からカーブを使って計１５回１７奪三振。２年目の今季は１０試合で４勝１敗、防御率４・１４。５４回１／３で２４奪三振だけに「カーブで三振を取れるようになったことは来年につながる。今年以上を求められるのは当然。一つ一つ積み重ねていきたい」と力を込めた。』
★あ、“工藤カーブ”、イイなぁ(笑) 岸くんのカーブも縦の変化で、08年の日本Ｓで初めて見た時に「公康そっくり！」って思ったし。あの時の衝撃は、マジで今でも鮮明。“岸カーブ”って、名前がついたぐらいだもんな。
“工藤カーブ”、うちの伝統にしても良くない？(笑) 況して雄星は公康と同じ左腕。是非公康に“稽古”付けて貰って、真の“工藤カーブ”を完成させたいね。
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