大石は西武!ナベQ、今年も獲ったぁ~
デイリースポーツ
「プロ野球ドラフト会議」(28日、グランドプリンスホテル新高輪)
『“勝負パンツ”で大学ナンバー1右腕・早大の大石達也(22)を引き当てた。昨年の雄星に続き、6球団競合でのくじ引きに臨んだ西武・渡辺久信監督(45)。「交渉権確定」の印を確認すると、両拳を突き出し豪快なガッツポーズを何度も作り大興奮。真っ赤になった目に、うっすらと涙が浮かんだ。
「本当に信じられない。何か怖いです」。昨年も雄星を6球団で競合し、一番目のくじで見事に引き当てた。この日のくじ順は6番目。それでも「『何とか残っていてくれ』と祈っていた」。ここ一番での勝負強さを見せつけた。
幸運をもたらしたのは必殺アイテムだ。「えんじ色のパンツをはいて来ました。もろ早稲田カラー。色は一緒。家にあった」。作戦が見事にはまり、満面の笑みだった。
今季は最終盤に失速し、リーグ優勝を逃した。CSファーストSはロッテに2連敗で敗退。「まずは先発として考えている」と話し、巻き返しを図る来季へ貴重な即戦力右腕の加入となる。
「(指名は)昨日決めた。スケールの大きい、息の長い投手に育って、球界のスーパーエースになってほしい」。指名あいさつは早慶戦終了後の来月2日以降の予定だ。雄星を引き当て「運命を感じる」と名言を残した指揮官が、今年は「衝撃です!」と表現した。言葉通りの衝撃デビューを、早くも心待ちにしている。』
★コメントしたいのだが、現在風邪が絶好調で、頭が回りません(汗) キーボードも上手く叩けん(苦笑) なので、あとで追記します。鼻は止まらんわ、頭はいてーわ…、ちょっと人間失格状態(爆)
西武・ナベQ、大物大石釣った
サンケイスポーツ
渡辺監督は、思わずこんなに力いっぱいのガッツポーズ。2年連続で強運ぶりを発揮した
『両手を突き上げ全身で喜びを表した。2年連続のミラクル。6球団が競合した大石(早大)を引き当てたのは、渡辺監督だ。同じ6球団が競合した昨年の雄星に続き、再び今ドラフト最大の目玉を右腕でつかみとった。
「信じられません。ことしのナンバーワンの選手を引けて。本当に、本当に信じられません。なんか…。怖いです」
昨年は1番目だったくじ引きの順番が、ことしは最後。「(当たりくじが)残ってくれ」と必死に祈り、その願いが通じた。
昨年は雄星の出身校、花巻東高のチームカラーと同じ紫のボールペンを内ポケットに忍ばせた。ことしは「エンジ色のパンツをはいてきたよ。もろワセダカラー。たまたま家にあった」。自宅のタンスで発見した必勝アイテムが、強運をもたらした。
雄星が将来のエース候補なら、大石は間違いなく即戦力。「大学時代はリリーフが多かったけど、2日連続で4回を投げていたしタフさもある。まずは先発。それくらいのスケールがある投手」と早くも起用法を明言。涌井、岸と並ぶ右のエースに育てるつもりだ。
「衝撃です」。2年連続で6分の1を引き当てた感想を、そう表現した渡辺監督。引き役を回避する意向も示していたが、やはり“何か”を持っている。V逸の無念を晴らす、最高のドラフトとなった。』
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大石引きナベQ6球団くじ連勝
日刊スポーツ
早大・大石の交渉権を獲得した西武渡辺監督(左端)はガッツポーズする
『プロ野球ドラフト会議が28日、都内のホテルで開催された。
西武渡辺久信監督(45)が2年連続で強運ぶりを発揮した。ドラフトで1位指名した早大・大石達也投手(4年=福岡大大濠)は6球団が競合したが「ワセダカラー」のえんじのパンツをはいた験担ぎも実り、見事に当たりを引いた。昨年は6球団が競合した雄星を引き当てた右手で人気NO・1右腕を射止め「先発として、プロ野球界のスーパーエースに育てたい」と熱いメッセージを送った。
ドラフト1番人気を引き寄せる“ゴッドハンド”は今年も健在だった。渡辺監督は封筒の中身を確認するとまず胸をなで下ろし、すぐさま両手でガッツポーズをつくった。「本当に信じられない。何か、怖いです」。声が心なしか震えていた。6球団の競合は、雄星を引いた時と同じ。しかし昨年は最初にくじを引いたのに対し、今年は最後。「何とか残っていてくれと祈っていた」と念を送り、昨年と同じ右手で1つしかない封筒をつかんだ。残り物には確かに福があった。
チームは左投手の補強が急務で、東京ガス・榎田を一本釣りする案もあった。それでも「オレの意向? それもある。今年ではNO・1。ただ速いだけじゃなく、真っすぐで空振りが取れる」とボールの質にほれ込んだ。験担ぎで「もろにワセダカラー」というえんじのパンツをはいてドラフトに臨むなど前日に競合覚悟の指名を決めていた。この日、強運を発揮した右手には数珠がはめられていた。CSファーストステージ敗退後、一人旅に出掛けた際に立ち寄った長野・善光寺で購入したもの。来季の巻き返しへ願がかけられていたが、望み通りの即戦力ルーキーを運んできた。
昨年は抽選直後のインタビューで雄星に「運命を感じています」と語りかけた。今年は何を感じているかと聞かれると「衝撃です」と笑った。予期せぬ幸運に面を食らいつつ、今後のプランははっきり描いていた。「先発で考えている。ピッチング同様スケールが大きくて息の長い、プロ野球界のスーパーエースに育てたい」と大学時代はクローザーだった大石の先発転向を明言。「2日連続で4イニング投げたり、そういうタフさはある。それくらいのスケールをもってる」と適性に太鼓判を押す。
雄星に続く大物ルーキーの入団。うれしい一方、悩みもある。「指名できてラッキーだけど、(育てる)責任もあるなと」と正直な心境を吐露した。今季チーム防御率はリーグ最下位の4・19。ルーキーとはいえ、大石への期待は非常に高い。目指すは自身の現役時代と同じ右の本格派、先発完投型のエース。涌井、岸らと投手王国を築く日も遠くないかもしれない。夢は膨らむばかりだ。』
★
大石は西武!渡辺監督また神の手「何か怖い」
スポーツニッポン
早大・大石の交渉権を獲得し、バンザイして喜びを表す西武・渡辺監督(右) Photo By 代表撮影
『あふれ出る喜びを抑えきれなかった。両手を高々と掲げたガッツポーズ、そして渡辺監督の両目には涙も浮かんでいた。2年連続で6球団による競合を制した指揮官は、それほど感情を高ぶらせていた。
「信じられません。今年は最後だったので(当たりクジが)残っててくれと祈ってました。大石君は今年のドラフトで一番評価の高い投手。その選手を行かせてもらって指名できて本当に信じられない。何か怖い。衝撃です」
昨年は高校生No・1左腕の雄星(花巻東)を6球団の競合の末、最初にクジをつかんで引き当てた。今年の155キロ右腕も同じ6球団の競合。今度は最後のクジだったが、昨年と同じ利き手の右手で引いた。残り物に福があった。6分の1をまたしても的中。その強運はまさにミラクルだ。
今季は優勝マジック4を点灯させてから、まさかの大失速で2位転落。ソフトバンクにリーグ優勝をさらわれ、CSファーストSもロッテに連敗しシーズンを終えた。気分転換のため4泊5日の一人旅に出掛け、長野の善光寺ではガラス製の数珠の購入。そのアイテムを願掛けで右手に巻いて出陣。さらに「もろ早稲田カラー。家にあった」というエンジ色のパンツもはいた。またも願いは届いた。
リーグ優勝を逃した敗因は中継ぎの弱さが大きいが、シーズン通して先発の駒不足も深刻だった。競合を回避して即戦力左腕・榎田(東京ガス)の1位指名が有力視されたが、前日の編成会議で指揮官は大石の1位指名を推した。「オレの希望で決めた」。ハイリスクハイリターン。しっかり勝負に勝ってみせた。
早大ではストッパーを任されている大石に対し、指揮官は「先発として考えている」と明言。先発の適性についても「リリーフで2日続けて4イニング投げていたし、タフさがある」と説明した。大石が入団すれば、涌井、岸とで右の3本柱が完成する。「投球同様にスケールの大きい息の長いピッチャーに育ってほしい。プロ野球界のスーパーエースになってほしい」。3年ぶりのリーグ優勝に向け、渡辺監督は大石に大きな期待を寄せた。』
◆渡辺監督の昨年のドラフトでの験担ぎ 菊池(花巻東=現登録名は雄星)のクジ引きに臨むにあたり、「彼をはぐくんだ、地元の水と米で身を清めよう」と前夜にスカウトらと雄星の地元・岩手の銘酒「南部美人」を回し飲み。さらには花巻東のスクールカラーである紫色のボールペンをポケットに忍ばせて、見事に当たりクジを引き当てた。
★
大石も獲得!ナベQ神の手でまた6分の1を当てた…西武1位
スポーツ報知
早大・大石の交渉権を獲得し、ガッツポーズする渡辺監督 (代表撮影)
『沢村、斎藤と並ぶ「BIG3」の一角、早大の守護神・大石達也投手(22)の交渉権は今ドラフト最多6球団競合の末、西武がゲットした。また、同じく早大の福井優也投手(22)は外れ1位で広島が指名。同一チームから3投手が1位で指名されるのは史上初の快挙となった。
ゴッドハンドに早大の守護神が舞い降りた。昨年、6球団の競合の末に雄星を引き当てた、あの右手だ。
渡辺監督は6番目、最後に残った封筒を恐る恐るのぞいた。「黒い字が見えたので今年も当たったな、と」。大石との交渉権を獲得。もう、興奮を抑えきれない。試合でも見せたことのない、両手での派手なガッツポーズ。両目を閉じ、今にも泣き出しそうな表情。インタビューの第一声は「信じられません」―。
東京ガス・榎田、佛教大・大野…。悩んだ末の1位指名は早大のMAX155キロ右腕・大石だった。「実は昨日(27日の編成会議)から決まっていたんだ」と舞台裏を明かした指揮官。「今年のドラフトではナンバーワンの選手なので」と指名理由を説明した。昨年はトップバッターで当たりくじを引き当てた。今年は同じ6球団競合のラストくじ。「残っていてくれ」と祈った。
運命は自宅から始まっていた。昨年のドラフト当日は「たまたま家にあったんだ」という花巻東高カラーの紫色のボールペンを探し出し、持参した。今年も早稲田カラーのえんじ色のパンツを見つけてきた。「本当にたまたまなんだよ」と2年連続の「偶然」を強調するのだが…。
ただ、この日のために右手は磨いてきた。渡辺監督は今月13日から4泊5日の旅に出た。西へ西へ、計8県をマイカーで回った。途中、長野・善光寺に立ち寄り、必勝祈願。そこで数珠のブレスレットを購入し、右手首に巻いた。優勝マジック4からV逸した悪い流れも断ち、再び神懸かりの良運が降りてきた。
練習場を後にする早大・大石(右)と斎藤
大石について、指揮官は「スケールの大きい息の長い選手になってほしい。プロ野球界のスーパーエース的な存在に」と思いを込めた。早大では主にリリーフ投手として活躍した右腕だが、プロでは先発として期待している。「ただ球が速いだけじゃなく、何より質がいい。空振りも取れる」とも絶賛した。久々に見る、満足げな表情のナベQだった。』
◆寮では中継に歓声 最速155キロを誇る早大の守護神・大石の指名には、今回のドラフトで最多となる6球団が競合した。「6球団から1位指名を頂き、驚くとともに感謝の気持ちでいっぱいです」。寮ではナインと一緒にドラフト中継をテレビで視聴。「大石」という名が挙がるたびに「オオ~ッ!!」と歓声が上がり、交渉権決定の瞬間はとても興奮したという。「これからは投手としてはもちろん、人間としてもさらに成長していきたいと思っています」とコメント。新たな舞台に思いをはせた。
★
6球団指名に沸いた!大石「興奮しました」
スポーツニッポン
【西武ドラフト1位】
『次々に「大石」の名前が呼ばれるたびに、寮の外まで歓声がこぼれた。6球団による抽選。西武の渡辺監督がガッツポーズで喜びを表すと、寮内の歓声は最高潮に達した。
大石達也投手(早大)は「6球団から1位指名をいただき驚くとともに感謝の気持ちでいっぱいです。指名の瞬間はとても興奮しました」と広報を通してコメントした。
MAX155キロの直球で早大では守護神を務める。ここ数年、守護神不在が続いている西武は、大石にとっても1年目から活躍できるチャンスが広がる。昨年、早大からドラフト5位で入団した先輩の松下の存在も心強い。かつてプロで活躍する自信を問われ「正直、自信はないです。大学でやってきたことが通用するか分からない」と話すなど、大口を叩くタイプではないが、6球団の指名が重複したようにその実力は折り紙つきだ。
4年間、切磋琢磨してきた斎藤は日本ハムに指名された。違うユニホームを着た2人の投げ合いは、パ・リーグの新たな呼び物となりそうだ。』
★ダルワクに次いで、またうちとハムに深い繋がりが生まれたな(爆笑)
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デイリースポーツ
「プロ野球ドラフト会議」(28日、グランドプリンスホテル新高輪)
『“勝負パンツ”で大学ナンバー1右腕・早大の大石達也(22)を引き当てた。昨年の雄星に続き、6球団競合でのくじ引きに臨んだ西武・渡辺久信監督(45)。「交渉権確定」の印を確認すると、両拳を突き出し豪快なガッツポーズを何度も作り大興奮。真っ赤になった目に、うっすらと涙が浮かんだ。
「本当に信じられない。何か怖いです」。昨年も雄星を6球団で競合し、一番目のくじで見事に引き当てた。この日のくじ順は6番目。それでも「『何とか残っていてくれ』と祈っていた」。ここ一番での勝負強さを見せつけた。
幸運をもたらしたのは必殺アイテムだ。「えんじ色のパンツをはいて来ました。もろ早稲田カラー。色は一緒。家にあった」。作戦が見事にはまり、満面の笑みだった。
今季は最終盤に失速し、リーグ優勝を逃した。CSファーストSはロッテに2連敗で敗退。「まずは先発として考えている」と話し、巻き返しを図る来季へ貴重な即戦力右腕の加入となる。
「(指名は)昨日決めた。スケールの大きい、息の長い投手に育って、球界のスーパーエースになってほしい」。指名あいさつは早慶戦終了後の来月2日以降の予定だ。雄星を引き当て「運命を感じる」と名言を残した指揮官が、今年は「衝撃です!」と表現した。言葉通りの衝撃デビューを、早くも心待ちにしている。』
★コメントしたいのだが、現在風邪が絶好調で、頭が回りません(汗) キーボードも上手く叩けん(苦笑) なので、あとで追記します。鼻は止まらんわ、頭はいてーわ…、ちょっと人間失格状態(爆)
西武・ナベQ、大物大石釣った
サンケイスポーツ
渡辺監督は、思わずこんなに力いっぱいのガッツポーズ。2年連続で強運ぶりを発揮した
『両手を突き上げ全身で喜びを表した。2年連続のミラクル。6球団が競合した大石(早大)を引き当てたのは、渡辺監督だ。同じ6球団が競合した昨年の雄星に続き、再び今ドラフト最大の目玉を右腕でつかみとった。
「信じられません。ことしのナンバーワンの選手を引けて。本当に、本当に信じられません。なんか…。怖いです」
昨年は1番目だったくじ引きの順番が、ことしは最後。「(当たりくじが)残ってくれ」と必死に祈り、その願いが通じた。
昨年は雄星の出身校、花巻東高のチームカラーと同じ紫のボールペンを内ポケットに忍ばせた。ことしは「エンジ色のパンツをはいてきたよ。もろワセダカラー。たまたま家にあった」。自宅のタンスで発見した必勝アイテムが、強運をもたらした。
雄星が将来のエース候補なら、大石は間違いなく即戦力。「大学時代はリリーフが多かったけど、2日連続で4回を投げていたしタフさもある。まずは先発。それくらいのスケールがある投手」と早くも起用法を明言。涌井、岸と並ぶ右のエースに育てるつもりだ。
「衝撃です」。2年連続で6分の1を引き当てた感想を、そう表現した渡辺監督。引き役を回避する意向も示していたが、やはり“何か”を持っている。V逸の無念を晴らす、最高のドラフトとなった。』
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大石引きナベQ6球団くじ連勝
日刊スポーツ
早大・大石の交渉権を獲得した西武渡辺監督(左端)はガッツポーズする
『プロ野球ドラフト会議が28日、都内のホテルで開催された。
西武渡辺久信監督(45)が2年連続で強運ぶりを発揮した。ドラフトで1位指名した早大・大石達也投手(4年=福岡大大濠)は6球団が競合したが「ワセダカラー」のえんじのパンツをはいた験担ぎも実り、見事に当たりを引いた。昨年は6球団が競合した雄星を引き当てた右手で人気NO・1右腕を射止め「先発として、プロ野球界のスーパーエースに育てたい」と熱いメッセージを送った。
ドラフト1番人気を引き寄せる“ゴッドハンド”は今年も健在だった。渡辺監督は封筒の中身を確認するとまず胸をなで下ろし、すぐさま両手でガッツポーズをつくった。「本当に信じられない。何か、怖いです」。声が心なしか震えていた。6球団の競合は、雄星を引いた時と同じ。しかし昨年は最初にくじを引いたのに対し、今年は最後。「何とか残っていてくれと祈っていた」と念を送り、昨年と同じ右手で1つしかない封筒をつかんだ。残り物には確かに福があった。
チームは左投手の補強が急務で、東京ガス・榎田を一本釣りする案もあった。それでも「オレの意向? それもある。今年ではNO・1。ただ速いだけじゃなく、真っすぐで空振りが取れる」とボールの質にほれ込んだ。験担ぎで「もろにワセダカラー」というえんじのパンツをはいてドラフトに臨むなど前日に競合覚悟の指名を決めていた。この日、強運を発揮した右手には数珠がはめられていた。CSファーストステージ敗退後、一人旅に出掛けた際に立ち寄った長野・善光寺で購入したもの。来季の巻き返しへ願がかけられていたが、望み通りの即戦力ルーキーを運んできた。
昨年は抽選直後のインタビューで雄星に「運命を感じています」と語りかけた。今年は何を感じているかと聞かれると「衝撃です」と笑った。予期せぬ幸運に面を食らいつつ、今後のプランははっきり描いていた。「先発で考えている。ピッチング同様スケールが大きくて息の長い、プロ野球界のスーパーエースに育てたい」と大学時代はクローザーだった大石の先発転向を明言。「2日連続で4イニング投げたり、そういうタフさはある。それくらいのスケールをもってる」と適性に太鼓判を押す。
雄星に続く大物ルーキーの入団。うれしい一方、悩みもある。「指名できてラッキーだけど、(育てる)責任もあるなと」と正直な心境を吐露した。今季チーム防御率はリーグ最下位の4・19。ルーキーとはいえ、大石への期待は非常に高い。目指すは自身の現役時代と同じ右の本格派、先発完投型のエース。涌井、岸らと投手王国を築く日も遠くないかもしれない。夢は膨らむばかりだ。』
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大石は西武!渡辺監督また神の手「何か怖い」
スポーツニッポン
早大・大石の交渉権を獲得し、バンザイして喜びを表す西武・渡辺監督(右) Photo By 代表撮影
『あふれ出る喜びを抑えきれなかった。両手を高々と掲げたガッツポーズ、そして渡辺監督の両目には涙も浮かんでいた。2年連続で6球団による競合を制した指揮官は、それほど感情を高ぶらせていた。
「信じられません。今年は最後だったので(当たりクジが)残っててくれと祈ってました。大石君は今年のドラフトで一番評価の高い投手。その選手を行かせてもらって指名できて本当に信じられない。何か怖い。衝撃です」
昨年は高校生No・1左腕の雄星(花巻東)を6球団の競合の末、最初にクジをつかんで引き当てた。今年の155キロ右腕も同じ6球団の競合。今度は最後のクジだったが、昨年と同じ利き手の右手で引いた。残り物に福があった。6分の1をまたしても的中。その強運はまさにミラクルだ。
今季は優勝マジック4を点灯させてから、まさかの大失速で2位転落。ソフトバンクにリーグ優勝をさらわれ、CSファーストSもロッテに連敗しシーズンを終えた。気分転換のため4泊5日の一人旅に出掛け、長野の善光寺ではガラス製の数珠の購入。そのアイテムを願掛けで右手に巻いて出陣。さらに「もろ早稲田カラー。家にあった」というエンジ色のパンツもはいた。またも願いは届いた。
リーグ優勝を逃した敗因は中継ぎの弱さが大きいが、シーズン通して先発の駒不足も深刻だった。競合を回避して即戦力左腕・榎田(東京ガス)の1位指名が有力視されたが、前日の編成会議で指揮官は大石の1位指名を推した。「オレの希望で決めた」。ハイリスクハイリターン。しっかり勝負に勝ってみせた。
早大ではストッパーを任されている大石に対し、指揮官は「先発として考えている」と明言。先発の適性についても「リリーフで2日続けて4イニング投げていたし、タフさがある」と説明した。大石が入団すれば、涌井、岸とで右の3本柱が完成する。「投球同様にスケールの大きい息の長いピッチャーに育ってほしい。プロ野球界のスーパーエースになってほしい」。3年ぶりのリーグ優勝に向け、渡辺監督は大石に大きな期待を寄せた。』
◆渡辺監督の昨年のドラフトでの験担ぎ 菊池(花巻東=現登録名は雄星)のクジ引きに臨むにあたり、「彼をはぐくんだ、地元の水と米で身を清めよう」と前夜にスカウトらと雄星の地元・岩手の銘酒「南部美人」を回し飲み。さらには花巻東のスクールカラーである紫色のボールペンをポケットに忍ばせて、見事に当たりクジを引き当てた。
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大石も獲得!ナベQ神の手でまた6分の1を当てた…西武1位
スポーツ報知
早大・大石の交渉権を獲得し、ガッツポーズする渡辺監督 (代表撮影)
『沢村、斎藤と並ぶ「BIG3」の一角、早大の守護神・大石達也投手(22)の交渉権は今ドラフト最多6球団競合の末、西武がゲットした。また、同じく早大の福井優也投手(22)は外れ1位で広島が指名。同一チームから3投手が1位で指名されるのは史上初の快挙となった。
ゴッドハンドに早大の守護神が舞い降りた。昨年、6球団の競合の末に雄星を引き当てた、あの右手だ。
渡辺監督は6番目、最後に残った封筒を恐る恐るのぞいた。「黒い字が見えたので今年も当たったな、と」。大石との交渉権を獲得。もう、興奮を抑えきれない。試合でも見せたことのない、両手での派手なガッツポーズ。両目を閉じ、今にも泣き出しそうな表情。インタビューの第一声は「信じられません」―。
東京ガス・榎田、佛教大・大野…。悩んだ末の1位指名は早大のMAX155キロ右腕・大石だった。「実は昨日(27日の編成会議)から決まっていたんだ」と舞台裏を明かした指揮官。「今年のドラフトではナンバーワンの選手なので」と指名理由を説明した。昨年はトップバッターで当たりくじを引き当てた。今年は同じ6球団競合のラストくじ。「残っていてくれ」と祈った。
運命は自宅から始まっていた。昨年のドラフト当日は「たまたま家にあったんだ」という花巻東高カラーの紫色のボールペンを探し出し、持参した。今年も早稲田カラーのえんじ色のパンツを見つけてきた。「本当にたまたまなんだよ」と2年連続の「偶然」を強調するのだが…。
ただ、この日のために右手は磨いてきた。渡辺監督は今月13日から4泊5日の旅に出た。西へ西へ、計8県をマイカーで回った。途中、長野・善光寺に立ち寄り、必勝祈願。そこで数珠のブレスレットを購入し、右手首に巻いた。優勝マジック4からV逸した悪い流れも断ち、再び神懸かりの良運が降りてきた。
練習場を後にする早大・大石(右)と斎藤
大石について、指揮官は「スケールの大きい息の長い選手になってほしい。プロ野球界のスーパーエース的な存在に」と思いを込めた。早大では主にリリーフ投手として活躍した右腕だが、プロでは先発として期待している。「ただ球が速いだけじゃなく、何より質がいい。空振りも取れる」とも絶賛した。久々に見る、満足げな表情のナベQだった。』
◆寮では中継に歓声 最速155キロを誇る早大の守護神・大石の指名には、今回のドラフトで最多となる6球団が競合した。「6球団から1位指名を頂き、驚くとともに感謝の気持ちでいっぱいです」。寮ではナインと一緒にドラフト中継をテレビで視聴。「大石」という名が挙がるたびに「オオ~ッ!!」と歓声が上がり、交渉権決定の瞬間はとても興奮したという。「これからは投手としてはもちろん、人間としてもさらに成長していきたいと思っています」とコメント。新たな舞台に思いをはせた。
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6球団指名に沸いた!大石「興奮しました」
スポーツニッポン
【西武ドラフト1位】
『次々に「大石」の名前が呼ばれるたびに、寮の外まで歓声がこぼれた。6球団による抽選。西武の渡辺監督がガッツポーズで喜びを表すと、寮内の歓声は最高潮に達した。
大石達也投手(早大)は「6球団から1位指名をいただき驚くとともに感謝の気持ちでいっぱいです。指名の瞬間はとても興奮しました」と広報を通してコメントした。
MAX155キロの直球で早大では守護神を務める。ここ数年、守護神不在が続いている西武は、大石にとっても1年目から活躍できるチャンスが広がる。昨年、早大からドラフト5位で入団した先輩の松下の存在も心強い。かつてプロで活躍する自信を問われ「正直、自信はないです。大学でやってきたことが通用するか分からない」と話すなど、大口を叩くタイプではないが、6球団の指名が重複したようにその実力は折り紙つきだ。
4年間、切磋琢磨してきた斎藤は日本ハムに指名された。違うユニホームを着た2人の投げ合いは、パ・リーグの新たな呼び物となりそうだ。』
★ダルワクに次いで、またうちとハムに深い繋がりが生まれたな(爆笑)
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