おかわり風に乗せて勝ち越しソロ
日刊スポーツ

サインボールをスタンドへ投げ入れる中村

 『西武中村剛也内野手(27)がKスタ宮城では4試合連発となる22号ソロを放った。5回に栗山の中前適時打で追いつき、同点で迎えた6回。先頭打者で打席に入ると、楽天ラズナーが投じた外角の変化球を左翼スタンド最前部に運んだ。肌寒い仙台の風にも助けられた勝ち越しの1本だったが「風に乗って入りましたが、ホームランはホームランなので良かったです」と、満面の笑みで振り返った。』





ラズナーがおかわり弾を激賞
日刊スポーツ

 『楽天ダレル・ラズナー投手(29)が、西武中村に打たれた6回の勝ち越し22号ソロに驚いた。3球目、真ん中から低めへと沈む変化球。巧みにバットに乗せられた打球は思いのほか伸び、左翼席に飛び込んだ。「中村選手に打たれたホームランは、今でも信じられない。彼を褒めることしかできないね」とコメントした。』





西武・中村、今季3度目“おかわり”
サンケイスポーツ

八回、右中間席に大きな追加点となる23号ソロを放った中村

 『中村が今季3度目の“おかわり”で試合を決めた。同点の六回に左翼席に22号勝ち越しソロを放つと、八回には右中間席に大きな追加点となる23号ソロ。なかなか連打が生まれない状況で、ひと振りで得点を挙げる主砲の働きをみせた。「ここまできたら前を向いてやるだけ。もうあと2試合なので、2つとも勝ちます」と打球も口調も力強かった。』





おかわり2発快勝も…西武絶体絶命
日刊スポーツ

 『主砲の意地で西武が踏みとどまった。中村剛也内野手(27)は「ここまで来て、1日を後悔してもしょうがない。前だけを見てました」。負ければ、ソフトバンクの結果次第で優勝が決まる危機を、今季3度目となる1試合2発の「おかわり弾」で救った。

 同点の6回。左翼席最前列に22号勝ち越しソロを放った直後、仙台の曇り空に明るい光が差し込んだ。「今日のラズナーから連打は難しいと思ったので、打てて良かった」とチームに希望の光を照らした。9回に1点差まで詰められただけに、8回に放った右中間へのソロも値千金だった。9月はKスタ宮城で4戦連発5本塁打。「たまたまです」と素っ気ないが、栗山から「本拠地に帰ってきたな」と言われるほど抜群の相性を発揮した。

 手術前は届かなかったコースだった。1本目は変化球、2本目もシュート気味の直球といずれも外角球を沈めた。6月、ひじの手術経験がある工藤に「ひじが伸びなくて、外の変化球に届かないんです」と相談すると、「手術すればそれはなくなる」と返され、迷いも吹っ切れた。メスを入れてでも打ちたかった外角のボールを仕留めた。

 泥沼の連敗を5で止め、首の皮一枚つながった。CS進出を決めた渡辺監督は「しんどかったけど、狙いはそこじゃない。自力優勝がなくなったけど、選手には『相手のことは考えず、うちが勝てばいい』と言った。気分的に呪縛が解かれたかな」と胸をなで下ろした。わずかでも優勝の可能性がある限り、不屈の獅子はあきらめない。』





おかわり連発!西武CS進出決めた
デイリースポーツ

 『追い込まれたチームを強烈な“おかわり弾”で救った。西武・中村が打棒爆発で宿敵・ソフトバンクのこの日の優勝を阻止。しかもチームの連敗を5で止め、2位以内も確定させた。

 まずは1‐1の六回だ。チェンジアップをとらえ左越えに勝ち越しの22号ソロ。「風に乗って入りましたが、ホームランはホームランなので良かったです」。八回にも右中間に2打席連続の23号ソロ。今度は「風は関係なくいい感じで打てた。手応え?十分です」と自画自賛した。

 今季3度目の1試合2発。“大好物”のKスタ宮城で、最近4試合は4戦連発の5本塁打だ。「それはたまたまです」と話したが表情には充実感が漂った。

 23日に5連敗を喫するなど急失速した。「悔しかったですけど、ここまで来てそんな一日を後悔してもしょうがないんで。前だけ向いてました」。ソフトバンクがマジック1としたが、相手は関係ない。残り2試合も勝利を追い求める姿勢は不変。中村は「2つとも勝ちます」と力強く宣言した。』





おかわり連発!残り2戦、逆転V諦めん
スポーツ報知

8回無死、2打席連続のソロを放った中村

 『まだ、あきらめん。おかわり君のバットが火を噴いた。同点の6回。高々と舞い上がった打球は風に乗った。持ち前のパワーも後押しして、左翼席最前列に吸い込まれた。ラズナーから放った勝ち越しの22号ソロ。16日のオリックス戦(スカイ)から続いた重い空気を、ひと振りでかき消した。

 「いい風が吹いていた。入ってくれて良かった。ラズナーの調子も良かったので連打でいくのは難しい雰囲気はあった。そういう中で一発が出たのは良かった」

 でも、まだ食い足りない。続く8回無死。今度は片山から右中間席へかっ飛ばした。外角低めのシュートをセオリー通り、逆方向へ打ち返す技ありの一撃。風の力を借りずに“おかわり”した。

 責任を感じていた。チームは16日のオリックス戦(スカイ)から5連敗。3・5ゲーム差も離していたソフトバンクに3連敗を喫するなど、優勝マジック4が消え、自力Vも消滅した。その間、中村は計18打数3安打、11三振。「悔しかった。でもその1日を後悔してもしようがない。前だけを向いていました」

 離脱した“相棒”の分まで打ちたかった。仲良しの切り込み隊長・片岡が20日のソフトバンク戦(ヤフーD)で右ふくらはぎ筋を損傷。出場選手登録を抹消された。片岡は人一倍、責任感の強い男。それを中村は知っている。22日の全体練習後(西武D)、ロッカールームで「頼むぞ」と握手を求められた。大きくうなずいた。片岡の無念を晴らすには優勝だけ。下を向いている暇はなかった。

 これで2位以上でのクライマックスシリーズ進出が決定した。だが、渡辺監督は「目指すところはそこじゃない」と言い切った。「他のチームのことは考えていない。やるしかない。勝つしかないから」と力強かった。残りは2試合。目指すのは優勝だけだ。』





西武、連敗5で止めた!おかわり弾でVに望み
スポーツニッポン

8回無死、右中間にソロ本塁打を放った中村(右)はブラウンとパフォーマンスを披露する

 『崖っ縁で西武・中村がチームを救った。相性の良い仙台で、今季3度目のおかわり弾。1点差の逃げ切り勝利に、ヒーローインタビューでは安どした表情だった。

 「まあ、良かったです。1本目はいい風が吹いていた。2本目は風に関係なく、良い感じだったので入ると思った。残り2試合、勝ちます」

 同点の6回、先頭で打席に入ると、ラズナーの外寄りのフォークを左翼席へ運んだ。8回には左腕・片山の外角シュートをバックスクリーン右まで飛ばした。Kスタ宮城では4試合連発。「それはたまたまです」と言いながら、少しだけ表情を崩した。

 16日のオリックス戦(スカイマーク)から始まった5連敗中は18打数3安打、打率・167と苦しみ、チームもソフトバンクに首位を奪われた。「悔しかったですけど、ここまで来て1日を後悔してもしようがないので、前だけ向いていました」。土壇場での不振もプラス思考で振り払った。

 中村が放ったこの日の2本塁打は、ともに外角ゾーンだった。アーチストとして、内角以外にもツボを持ち、高度な技術でスタンドまで運ぶ。右ひじ手術で約2カ月間の離脱があったが、23本まで数字は伸びた。「自分としては少な過ぎますね。もうちょっと打って30本くらいいく予定だったんですけど」。3年連続の本塁打王は難しいが、中身の濃い23本だ。』

 ▼西武・栗山(5回1死二塁から中前適時打)前の打席でやられていたので、打てて良かったです。(1番打者は)変わらないです。ちょっと打席が回って来るのが早いくらい。





おかわりくん 初の6本連続“肩書つき”
スポーツニッポン

 『西武の中村が勝ち越し22号を含む2本塁打。3日楽天戦で故障明け初となる15号を放ってからは9ホーマーの量産。今月9本塁打はパでは多村(ソ)、カブレラ(オ)の5本を大きく引き離し断トツだ。

 また、5日楽天戦の17号から、この日の22号まで勝ち越し、同点、逆転、逆転、同点、勝ち越しと6本連続で肩書つきの一発。自身殊勲アーチを6本も続けたのは入団以来初めてだ。これで今季のV打は12度目でチームでは中島の11度を抜き最多。59試合に欠場している中村だが、勝負どころではやはり頼りになる。』



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