西３-１１楽（２７日） 楽天快勝、西武は７連敗
デイリースポーツ
『楽天は二回までに中村紀の２ランなどで３点を先行。四回に嶋の適時打、五回には打者１０人の攻撃で５点を挙げ突き放した。草野が５打点。永井は８勝目。西武は２年ぶりの７連敗。平野、野上が続けて崩れ、最下位に痛い星を落とした。』
西武-楽天１６回戦（西武１０勝６敗、１８時１分、西武ドーム、２１５０４人）
楽 天 １２０ １５２ ０００-１１
西 武 ０００ ０３０ ０００- ３
▽勝 永井２２試合８勝８敗
▽敗 平野８試合２勝３敗
▽本塁打 中村紀１３号（２）（平野）フェルナンデス６号（１）（永井）
★勝ち方を忘れたかな？うちは。歌を忘れたカナリアみたいな…。そんな悠長な事言ってる場合じゃないよなー。
西武３－11楽天
日刊スポーツ
『楽天は１回、鉄平の犠飛で先制。２回には中村紀の１３号２ランで加点した。西武の先発平野の立ち上がりを攻めた。
楽天は５回に５点を奪うなど２ケタ得点をマーク。西武はフェルナンデスの１発などで追い上げたが、点差が開きすぎた。
楽天が打線爆発で快勝。永井は８勝目。西武は２年ぶりの７連敗を喫した。』【試合結果】
★これで８連勝がほぼチャラに。８連勝の直後に７連敗、どうやったら出来るんだろう？
フェルナンデス６号で反撃
日刊スポーツ
『中盤までに９点差をつけられた西武打線が、意地を見せた。５回、それまで１安打に抑えられていた楽天永井に反撃開始。先頭のフェルナンデスが右越えに６号ソロを放つと、片岡の犠飛、栗山の適時打で３点を挙げた。フェルナンデスは「いろいろ大変な時期ではあるが、あきらめないで頑張っていきます。応援もあきらめないでください」とメッセージを投げかけた。』
★応援、諦めるつもりはないんだけどねぇ…。でも、相手の応援を延々と聞き続けてると、相当心が荒むんだよぅ(泣)
本拠地でも連敗止まらず…西武２年ぶりの７連敗
スポーツニッポン
５回、大量失点にぶぜんとする西武・渡辺監督 Photo By 共同
『ベンチで見せていた悔しさ、あきれた表情は、どこかに消えていた。渡辺監督は「序盤から完ぺきにいかれた。流れは良くないが、これで終わりじゃない」と試合後、淡々と口にした。西武の連敗は２年ぶりの７に。久しぶりに本拠地に戻っても、悪い流れは断ち切れなかった。
先発はこの長期連敗が始まった２０日に登板した平野。一回に先制を許すと、二回には中村紀に２ランを浴びる。４回２／３を７失点とＫＯされ「試合をつくれず申し訳ない」と言うのがやっと。２番手の野上も４失点と崩れた。競った試合を落としていたこれまでとは違い、無残な大敗だった。
この日から４カード連続で下位チームとの対戦が続く。焦りや重圧があるのは当然だが、指揮官は「もう少し気持ちを切り替えて、本来は楽しい野球を楽しくやろう、という気持ちでいきたい」と吹っ切れたように話した。まずは１勝が何よりの良薬になる。』
★まさか本拠地で連敗が続くと思わなかった。選手達が気持ちの切り替えが全然出来ていなかったのが悲しかった。
ただ、七回表の守備は３つとも素晴らしかった。高いバウンドのゴロで、足のある打者走者を矢のような送球で刺した拓也。フェンス際、左中間の大飛球を、最後は飛びつく勢いでランニングキャッチしたクリ。そして失速していく左前の飛球に、座り込みながらスライディングキャッチしたゲッチュ。大量失点でしらけかけていたスタンドは、３連続美技に大歓声。一番嬉しかったのは、そのイニングにマウンドにいたリッキーである事は言うまでもないだろう。
西武７連敗、ナベ窮…大事な時に苦杯
サンケイスポーツ
ナベＱ完敗…。悪夢の７連敗に打つ手がない
『泥沼。手のうちようがない…。最下位の楽天に大敗を喫し、西武がついに今季ワーストの７連敗だ。
「序盤から打たれて、完ぺきな負けパターンの試合。負けが続いて、みんな焦りやプレッシャーがあると思うし、何とかしようという気持ちが出すぎているのかな」
ロッテに敗れた前夜（２６日）は、怒りをあらわにした渡辺監督。なぜか、この日の試合後は静かに言葉をはき出した。
先発の平野が五回途中７失点と炎上し、２番手の野上がさらに火に油を注いで今季７度目の２けた失点。打線も元気がなく、五回の３点のみ。直近７試合で総得点はわずか１７。６月に右ひじを手術した中村を当初予定よりも早く２５日に復帰させたが、その効果もみられない。２年ぶりＶへ、最大の危機が訪れている。
しかし、だからこそ指揮官はあえて前を向いた。「これで終わりではない。あす（２８日）からまた１勝にこだわってやっていく。楽しい野球を楽しくやろうという形でいきたい」
ナベＱ野球の神髄は、野球を楽しむこと。初心に戻り、エース涌井でまずは１勝を獲りにいく。』
★平野は一回表に初球行き成り二塁打されて、リズムが作れなくなって暴投と犠飛で失点。そのあとも投球が不安定で。集中力がなかったね。連敗ストップを託されてプレッシャーになったかなぁ…。
投壊続く西武…出口見えぬまさかの７連敗
サンケイスポーツ
４回 三振した西武・中村と渡辺監督
『今季ワーストタイの６連敗で首位の座から陥落した西武が、最下位の楽天に圧倒された。先発の平野が立ち上がりから失点を重ね、一方的な展開にしてしまった。
一回は鉄平に犠飛を許すと、二回は中村紀に２ランを浴びた。四回は嶋に適時打され、五回も山崎に犠飛を喫して８９球でＫＯされた。
２番手の野上も傷口を広げるだけ。二死満塁から草野に走者一掃の中越え適時二塁打を浴びるなど、この回５失点。０－９となって、三塁ベンチの渡辺監督は深いため息をついた。「本拠地（西武ドーム）に戻ってきたし、心機一転やるしかない。残り２５試合、チーム一丸で戦っていく」。試合前、指揮官は自らを鼓舞するかのように話したが、負の連鎖を断ち切ることはできなかった。
ケチのつき始めは２０日の日本ハム戦（札幌ドーム）。守護神シコースキーが土壇場で３点差を追いつかれ、延長十回サヨナラ負けを喫してから流れは一気に暗転した。打線は前日２６日までの６試合の総得点が１４点と不振を極め、前日２６日のロッテ戦（千葉マリン）ではセットアッパーの長田が打ち込まれるなど、ブルペンにもほころびが生じてきた。
出口の見えない迷路をさまようレオ軍団。２年ぶりリーグ制覇へ、最大の危機が訪れている。』
★野上…。平野以上の集中力のなさにがっかりしたよ。負けてる展開で手を抜いてんのか？ 流れを変えてやろうという気概が全く感じられなくて呆れたよ。何でこうもムラがあるかな、野上は。だから信頼感が薄いんだろ。
長田と篤志は、救援に失敗しても、次の登板で頑張る事が多いから信頼感があるんだよな。この日も走者は背負ったけど、点差が開いていても気持ちを切らす事はなかった。野上も自分の役割をもうちょっと自覚して欲しいね。
西武７連敗…細川 自己犠牲の右打ちできず猛省
スポーツニッポン
３回、細川は三ゴロに倒れベンチに座る
『結果はワンサイドゲーム。だが、序盤に１点でも返していれば西武にも勝機はあったかもしれない。
３点を追う３回。先頭の高山が、チーム初安打となる左中間二塁打。続く８番・細川は１ストライク１ボールから低めのフォークを引っ掛けて三ゴロに倒れた。走者は進塁できず、後続も倒れて追い上げムードもしぼんだ。
走者が三塁に進めばフォークを多投する永井は暴投を嫌がり、プレッシャーになる。無死二塁では二塁ベースよりも右方向へのゴロを打って走者を進めることが最低限の仕事だった。配球も内角には１球もなく、右方向へおっつけることはたやすかったはず。渡辺監督は「点が入れば多少展開が変わったと思うけど…」と悔やんだ。
２年ぶりの７連敗。連敗中に無死二塁の場面は、この日で６度目だった。外野への飛球も含め、３度走者を三塁へ進塁させたのはいずれも２番・栗山による進塁打。中軸打者が強攻しての結果なら仕方ないと割り切れるが、下位打線にはなおさら自己犠牲の打撃が必要だった。細川は「意識はあったのですが、もっと強い気持ちで右へ打たないと」と猛省した。
７連敗中の総得点は１７で残塁は４６。渡辺監督は「１つの勝ちにこだわっていきたい」と話した。１点を奪う意識をチームで徹底しなければ、優勝争いからは取り残されてしまう。』
▼西武・森打撃コーチ サインは出ていなくても、もちろん意識は右方向にあったと思う。追い込まれたら、もっと右を意識していたと思うけど。
★右打ちっつーか、どう考えてもあの打席の細川は犠打だろ？ スタンドのファンの多くも「何でバントじゃないの？」と訝る声を上げていた。せめてバスターだよなぁ。なんで打率.180の細川に期待したかな？ 序盤の３点差だよ？ どう考えても先ずは走者を進めるだろ。この件に限らず、この連敗中は正直疑問に思う攻撃が多い。
１１失点で７連敗 グラマン昇格で救援陣強化へ
スポーツ報知
５回、山崎の犠飛で５点目を許しガックリの平野
『最後もあっけなく終わると、西武・渡辺監督はすぐにベンチ裏へ消えた。０８年９月２９日以来の７連敗。冷静さを保つのに必死だった。「焦りもあるだろうし、プレッシャーもかかってくると思うけど。気持ちを切り替えてやっていくしかない。一つの勝ちにこだわっていく」。言葉とは裏腹に顔は紅潮していた。
先発の平野が５回途中７失点、２番手の野上も楽天打線を止められなかった。「先発、２番手も打たれて、完全なる負けパターンだよ」と指揮官が話した通り、１５安打１１失点の“投壊”では、打線もなす術がなかった。５回に打者一巡の猛攻を受け、試合は早々と決してしまった。
６連敗を喫した２６日のロッテ戦（千葉）の後だ。渡辺監督はコーチ、ナインをロッカールームに集めた。勝つことへの「気持ち」を感じない時に行う“集合”だが、今年はこれで２度目。「勝負根性が足りない。昨年（４位）の悔しさを忘れたのか」。珍しく声を荒らげてナインの奮起を促し、この試合に臨んでいた。
２８日からグラマン、藤田の昇格で逆襲に打って出る。工藤とブラウン、野上を降格させて、救援陣の強化を図った。以前から「勝負は９月」と設定し、「どこも戦力は似たり寄ったり。大型連勝もあるし、連敗もある。いかに９月までに戦力を整えられるか」とにらんでいた渡辺監督。０８年に３１セーブをマークし、左肩の手術から復活した助っ人左腕を今季初昇格させ、チームの救世主として期待した。』
★野上の降格は当然かな。ナベＱの気持ちが全く分かってない投球をしたんだからね。優勝を狙うチームに相応しい気概を鍛え直して来なさい。
ブラウンは、グラマン昇格に止むを得ないかな…。剛也も上がって来たから、DH枠が埋まったしな。暫くは誰が使えるか見極める必要がありそうだ。ホントはそんな悠長な事言ってる時期じゃないんだけどな。
工藤、ブラウン、野上の２軍降格が決定
スポーツニッポン
５回、打者・中村紀のとき、降板する西武先発・平野
『西武の先発・平野が４回２／３を８安打７失点でＫＯ。
２番手・野上も４失点を喫し、一方的な展開となった。平野は「ゲームをつくれず申し訳ありません」と肩を落とした。渡辺監督は怒り心頭の様子で「先発が崩れて２番手もやられて負けるパターン。これだけ負けが込んでくると何とかしようと焦りが出てくる。気持ちを切り替えて楽しい野球を楽しくやりたい」と語った。打線は５回にフェルナンデスの右越えソロなど４安打で３得点を奪ったが、序盤の大量失点が重すぎた。テコ入れ策として、工藤、ブラウン、野上の２軍降格が決定。代わって昨年７月に左肩手術を受けたグラマン、藤田、坂田が１軍に昇格する。』
★坂田、上げるの？ ファーム戦でもあまり良くなかったけどねぇ(苦笑) 迷いのあるスイングしてたよ。ちょっと心配だな。
西武７連敗 工藤、ブラウンら降格荒療治
日刊スポーツ
ベンチで顔をしかめる西武渡辺監督
『西武は最下位楽天に大敗し、２年ぶりの７連敗。渡辺久信監督（４５）は「プレッシャーもあると思うけど気持ちを切り替えて、楽しい野球を楽しくやろうという形で頑張りたい」と開き直ったように言ったが、目は真っ赤。悪い流れを変えようと、試合後に大量入れ替えを断行した。工藤、ブラウン、野上を降格し、藤田、グラマン、坂田の昇格を決めた。
我慢して起用してきた２人に、再調整を命じた。１６年ぶりに古巣復帰した工藤は１０試合に登板して０勝２敗、防御率１０・５０。実績と経験から主に勝ち試合のセットアッパー役を任せたが、結果が伴わないことが多かった。
渡辺監督から「プレーオフには絶対残るので」と伝えられたという工藤は「（２軍の）試合で投げていく」と再昇格へ気持ちを切り替えた。チーム２冠のブラウンは勝負強さを買われていたが、最近は内容の悪さが目立っていた。
この日は先発平野が早々と崩れ、中盤まで９点差をつけられては手の打ちようがなかった。６連敗した２６日ロッテ戦後、渡辺監督は選手を集め「このままだと去年（４位）と何も変わらない。プレーオフに出られなかった悔しさを忘れたのか。そういうのが伝わってこない」と奮起を促したが、気持ちが空回り。焦りがミスを呼び、見せ場もなかった。６日から８連勝して優勝マジック点灯も射程圏にとらえながら、●○○と続いた後に７連敗と失速した。
渡辺監督は「調子のいい投手を順に使っていく」と昇格させるグラマンと藤田には守護神シコースキーにつなぐ役割を期待する。１ゲーム差の３位、残り２４試合。これ以上、引き離されるわけにはいかない。』
★ブライアンはずーっと頑張ってるから、グラマンと太陽に助けて貰いたいよな。
工藤が２軍降格、ＣＳで復帰目指す
スポーツ報知
『球界最年長の西武の工藤公康投手（４７）が２軍に降格することが、２７日の楽天戦（西武ドーム）の後に決まった。工藤と直接話し合った渡辺監督は「絶対にそこ（クライマックスシリーズ）まで残るから」と、同シリーズでの復帰を期待した。
今季、古巣に１６年ぶりに復帰した工藤は、シーズン序盤は左ひじの故障などに苦しんだが、７月１８日に１軍初昇格。救援で１０試合に登板し、０勝２敗、防御率１０・５０だった。プロ２９年目の大ベテランは「（２軍の）試合で投げるよ」と話した。
また、ブラウン外野手と野上投手の２軍行きも決まり、藤田、グラマン両投手と坂田外野手が昇格する。』
★公康の力が必要なまだまだ場面はあるだろうから、その時に備えておいて欲しいね。中継ぎ陣もローテーションで使わなきゃならないくらい、タフな試合が続くだろうからね。
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デイリースポーツ
『楽天は二回までに中村紀の２ランなどで３点を先行。四回に嶋の適時打、五回には打者１０人の攻撃で５点を挙げ突き放した。草野が５打点。永井は８勝目。西武は２年ぶりの７連敗。平野、野上が続けて崩れ、最下位に痛い星を落とした。』
西武-楽天１６回戦（西武１０勝６敗、１８時１分、西武ドーム、２１５０４人）
楽 天 １２０ １５２ ０００-１１
西 武 ０００ ０３０ ０００- ３
▽勝 永井２２試合８勝８敗
▽敗 平野８試合２勝３敗
▽本塁打 中村紀１３号（２）（平野）フェルナンデス６号（１）（永井）
★勝ち方を忘れたかな？うちは。歌を忘れたカナリアみたいな…。そんな悠長な事言ってる場合じゃないよなー。
西武３－11楽天
日刊スポーツ
『楽天は１回、鉄平の犠飛で先制。２回には中村紀の１３号２ランで加点した。西武の先発平野の立ち上がりを攻めた。
楽天は５回に５点を奪うなど２ケタ得点をマーク。西武はフェルナンデスの１発などで追い上げたが、点差が開きすぎた。
楽天が打線爆発で快勝。永井は８勝目。西武は２年ぶりの７連敗を喫した。』【試合結果】
★これで８連勝がほぼチャラに。８連勝の直後に７連敗、どうやったら出来るんだろう？
フェルナンデス６号で反撃
日刊スポーツ
『中盤までに９点差をつけられた西武打線が、意地を見せた。５回、それまで１安打に抑えられていた楽天永井に反撃開始。先頭のフェルナンデスが右越えに６号ソロを放つと、片岡の犠飛、栗山の適時打で３点を挙げた。フェルナンデスは「いろいろ大変な時期ではあるが、あきらめないで頑張っていきます。応援もあきらめないでください」とメッセージを投げかけた。』
★応援、諦めるつもりはないんだけどねぇ…。でも、相手の応援を延々と聞き続けてると、相当心が荒むんだよぅ(泣)
本拠地でも連敗止まらず…西武２年ぶりの７連敗
スポーツニッポン
５回、大量失点にぶぜんとする西武・渡辺監督 Photo By 共同
『ベンチで見せていた悔しさ、あきれた表情は、どこかに消えていた。渡辺監督は「序盤から完ぺきにいかれた。流れは良くないが、これで終わりじゃない」と試合後、淡々と口にした。西武の連敗は２年ぶりの７に。久しぶりに本拠地に戻っても、悪い流れは断ち切れなかった。
先発はこの長期連敗が始まった２０日に登板した平野。一回に先制を許すと、二回には中村紀に２ランを浴びる。４回２／３を７失点とＫＯされ「試合をつくれず申し訳ない」と言うのがやっと。２番手の野上も４失点と崩れた。競った試合を落としていたこれまでとは違い、無残な大敗だった。
この日から４カード連続で下位チームとの対戦が続く。焦りや重圧があるのは当然だが、指揮官は「もう少し気持ちを切り替えて、本来は楽しい野球を楽しくやろう、という気持ちでいきたい」と吹っ切れたように話した。まずは１勝が何よりの良薬になる。』
★まさか本拠地で連敗が続くと思わなかった。選手達が気持ちの切り替えが全然出来ていなかったのが悲しかった。
ただ、七回表の守備は３つとも素晴らしかった。高いバウンドのゴロで、足のある打者走者を矢のような送球で刺した拓也。フェンス際、左中間の大飛球を、最後は飛びつく勢いでランニングキャッチしたクリ。そして失速していく左前の飛球に、座り込みながらスライディングキャッチしたゲッチュ。大量失点でしらけかけていたスタンドは、３連続美技に大歓声。一番嬉しかったのは、そのイニングにマウンドにいたリッキーである事は言うまでもないだろう。
西武７連敗、ナベ窮…大事な時に苦杯
サンケイスポーツ
ナベＱ完敗…。悪夢の７連敗に打つ手がない
『泥沼。手のうちようがない…。最下位の楽天に大敗を喫し、西武がついに今季ワーストの７連敗だ。
「序盤から打たれて、完ぺきな負けパターンの試合。負けが続いて、みんな焦りやプレッシャーがあると思うし、何とかしようという気持ちが出すぎているのかな」
ロッテに敗れた前夜（２６日）は、怒りをあらわにした渡辺監督。なぜか、この日の試合後は静かに言葉をはき出した。
先発の平野が五回途中７失点と炎上し、２番手の野上がさらに火に油を注いで今季７度目の２けた失点。打線も元気がなく、五回の３点のみ。直近７試合で総得点はわずか１７。６月に右ひじを手術した中村を当初予定よりも早く２５日に復帰させたが、その効果もみられない。２年ぶりＶへ、最大の危機が訪れている。
しかし、だからこそ指揮官はあえて前を向いた。「これで終わりではない。あす（２８日）からまた１勝にこだわってやっていく。楽しい野球を楽しくやろうという形でいきたい」
ナベＱ野球の神髄は、野球を楽しむこと。初心に戻り、エース涌井でまずは１勝を獲りにいく。』
★平野は一回表に初球行き成り二塁打されて、リズムが作れなくなって暴投と犠飛で失点。そのあとも投球が不安定で。集中力がなかったね。連敗ストップを託されてプレッシャーになったかなぁ…。
投壊続く西武…出口見えぬまさかの７連敗
サンケイスポーツ
４回 三振した西武・中村と渡辺監督
『今季ワーストタイの６連敗で首位の座から陥落した西武が、最下位の楽天に圧倒された。先発の平野が立ち上がりから失点を重ね、一方的な展開にしてしまった。
一回は鉄平に犠飛を許すと、二回は中村紀に２ランを浴びた。四回は嶋に適時打され、五回も山崎に犠飛を喫して８９球でＫＯされた。
２番手の野上も傷口を広げるだけ。二死満塁から草野に走者一掃の中越え適時二塁打を浴びるなど、この回５失点。０－９となって、三塁ベンチの渡辺監督は深いため息をついた。「本拠地（西武ドーム）に戻ってきたし、心機一転やるしかない。残り２５試合、チーム一丸で戦っていく」。試合前、指揮官は自らを鼓舞するかのように話したが、負の連鎖を断ち切ることはできなかった。
ケチのつき始めは２０日の日本ハム戦（札幌ドーム）。守護神シコースキーが土壇場で３点差を追いつかれ、延長十回サヨナラ負けを喫してから流れは一気に暗転した。打線は前日２６日までの６試合の総得点が１４点と不振を極め、前日２６日のロッテ戦（千葉マリン）ではセットアッパーの長田が打ち込まれるなど、ブルペンにもほころびが生じてきた。
出口の見えない迷路をさまようレオ軍団。２年ぶりリーグ制覇へ、最大の危機が訪れている。』
★野上…。平野以上の集中力のなさにがっかりしたよ。負けてる展開で手を抜いてんのか？ 流れを変えてやろうという気概が全く感じられなくて呆れたよ。何でこうもムラがあるかな、野上は。だから信頼感が薄いんだろ。
長田と篤志は、救援に失敗しても、次の登板で頑張る事が多いから信頼感があるんだよな。この日も走者は背負ったけど、点差が開いていても気持ちを切らす事はなかった。野上も自分の役割をもうちょっと自覚して欲しいね。
西武７連敗…細川 自己犠牲の右打ちできず猛省
スポーツニッポン
３回、細川は三ゴロに倒れベンチに座る
『結果はワンサイドゲーム。だが、序盤に１点でも返していれば西武にも勝機はあったかもしれない。
３点を追う３回。先頭の高山が、チーム初安打となる左中間二塁打。続く８番・細川は１ストライク１ボールから低めのフォークを引っ掛けて三ゴロに倒れた。走者は進塁できず、後続も倒れて追い上げムードもしぼんだ。
走者が三塁に進めばフォークを多投する永井は暴投を嫌がり、プレッシャーになる。無死二塁では二塁ベースよりも右方向へのゴロを打って走者を進めることが最低限の仕事だった。配球も内角には１球もなく、右方向へおっつけることはたやすかったはず。渡辺監督は「点が入れば多少展開が変わったと思うけど…」と悔やんだ。
２年ぶりの７連敗。連敗中に無死二塁の場面は、この日で６度目だった。外野への飛球も含め、３度走者を三塁へ進塁させたのはいずれも２番・栗山による進塁打。中軸打者が強攻しての結果なら仕方ないと割り切れるが、下位打線にはなおさら自己犠牲の打撃が必要だった。細川は「意識はあったのですが、もっと強い気持ちで右へ打たないと」と猛省した。
７連敗中の総得点は１７で残塁は４６。渡辺監督は「１つの勝ちにこだわっていきたい」と話した。１点を奪う意識をチームで徹底しなければ、優勝争いからは取り残されてしまう。』
▼西武・森打撃コーチ サインは出ていなくても、もちろん意識は右方向にあったと思う。追い込まれたら、もっと右を意識していたと思うけど。
★右打ちっつーか、どう考えてもあの打席の細川は犠打だろ？ スタンドのファンの多くも「何でバントじゃないの？」と訝る声を上げていた。せめてバスターだよなぁ。なんで打率.180の細川に期待したかな？ 序盤の３点差だよ？ どう考えても先ずは走者を進めるだろ。この件に限らず、この連敗中は正直疑問に思う攻撃が多い。
１１失点で７連敗 グラマン昇格で救援陣強化へ
スポーツ報知
５回、山崎の犠飛で５点目を許しガックリの平野
『最後もあっけなく終わると、西武・渡辺監督はすぐにベンチ裏へ消えた。０８年９月２９日以来の７連敗。冷静さを保つのに必死だった。「焦りもあるだろうし、プレッシャーもかかってくると思うけど。気持ちを切り替えてやっていくしかない。一つの勝ちにこだわっていく」。言葉とは裏腹に顔は紅潮していた。
先発の平野が５回途中７失点、２番手の野上も楽天打線を止められなかった。「先発、２番手も打たれて、完全なる負けパターンだよ」と指揮官が話した通り、１５安打１１失点の“投壊”では、打線もなす術がなかった。５回に打者一巡の猛攻を受け、試合は早々と決してしまった。
６連敗を喫した２６日のロッテ戦（千葉）の後だ。渡辺監督はコーチ、ナインをロッカールームに集めた。勝つことへの「気持ち」を感じない時に行う“集合”だが、今年はこれで２度目。「勝負根性が足りない。昨年（４位）の悔しさを忘れたのか」。珍しく声を荒らげてナインの奮起を促し、この試合に臨んでいた。
２８日からグラマン、藤田の昇格で逆襲に打って出る。工藤とブラウン、野上を降格させて、救援陣の強化を図った。以前から「勝負は９月」と設定し、「どこも戦力は似たり寄ったり。大型連勝もあるし、連敗もある。いかに９月までに戦力を整えられるか」とにらんでいた渡辺監督。０８年に３１セーブをマークし、左肩の手術から復活した助っ人左腕を今季初昇格させ、チームの救世主として期待した。』
★野上の降格は当然かな。ナベＱの気持ちが全く分かってない投球をしたんだからね。優勝を狙うチームに相応しい気概を鍛え直して来なさい。
ブラウンは、グラマン昇格に止むを得ないかな…。剛也も上がって来たから、DH枠が埋まったしな。暫くは誰が使えるか見極める必要がありそうだ。ホントはそんな悠長な事言ってる時期じゃないんだけどな。
工藤、ブラウン、野上の２軍降格が決定
スポーツニッポン
５回、打者・中村紀のとき、降板する西武先発・平野
『西武の先発・平野が４回２／３を８安打７失点でＫＯ。
２番手・野上も４失点を喫し、一方的な展開となった。平野は「ゲームをつくれず申し訳ありません」と肩を落とした。渡辺監督は怒り心頭の様子で「先発が崩れて２番手もやられて負けるパターン。これだけ負けが込んでくると何とかしようと焦りが出てくる。気持ちを切り替えて楽しい野球を楽しくやりたい」と語った。打線は５回にフェルナンデスの右越えソロなど４安打で３得点を奪ったが、序盤の大量失点が重すぎた。テコ入れ策として、工藤、ブラウン、野上の２軍降格が決定。代わって昨年７月に左肩手術を受けたグラマン、藤田、坂田が１軍に昇格する。』
★坂田、上げるの？ ファーム戦でもあまり良くなかったけどねぇ(苦笑) 迷いのあるスイングしてたよ。ちょっと心配だな。
西武７連敗 工藤、ブラウンら降格荒療治
日刊スポーツ
ベンチで顔をしかめる西武渡辺監督
『西武は最下位楽天に大敗し、２年ぶりの７連敗。渡辺久信監督（４５）は「プレッシャーもあると思うけど気持ちを切り替えて、楽しい野球を楽しくやろうという形で頑張りたい」と開き直ったように言ったが、目は真っ赤。悪い流れを変えようと、試合後に大量入れ替えを断行した。工藤、ブラウン、野上を降格し、藤田、グラマン、坂田の昇格を決めた。
我慢して起用してきた２人に、再調整を命じた。１６年ぶりに古巣復帰した工藤は１０試合に登板して０勝２敗、防御率１０・５０。実績と経験から主に勝ち試合のセットアッパー役を任せたが、結果が伴わないことが多かった。
渡辺監督から「プレーオフには絶対残るので」と伝えられたという工藤は「（２軍の）試合で投げていく」と再昇格へ気持ちを切り替えた。チーム２冠のブラウンは勝負強さを買われていたが、最近は内容の悪さが目立っていた。
この日は先発平野が早々と崩れ、中盤まで９点差をつけられては手の打ちようがなかった。６連敗した２６日ロッテ戦後、渡辺監督は選手を集め「このままだと去年（４位）と何も変わらない。プレーオフに出られなかった悔しさを忘れたのか。そういうのが伝わってこない」と奮起を促したが、気持ちが空回り。焦りがミスを呼び、見せ場もなかった。６日から８連勝して優勝マジック点灯も射程圏にとらえながら、●○○と続いた後に７連敗と失速した。
渡辺監督は「調子のいい投手を順に使っていく」と昇格させるグラマンと藤田には守護神シコースキーにつなぐ役割を期待する。１ゲーム差の３位、残り２４試合。これ以上、引き離されるわけにはいかない。』
★ブライアンはずーっと頑張ってるから、グラマンと太陽に助けて貰いたいよな。
工藤が２軍降格、ＣＳで復帰目指す
スポーツ報知
『球界最年長の西武の工藤公康投手（４７）が２軍に降格することが、２７日の楽天戦（西武ドーム）の後に決まった。工藤と直接話し合った渡辺監督は「絶対にそこ（クライマックスシリーズ）まで残るから」と、同シリーズでの復帰を期待した。
今季、古巣に１６年ぶりに復帰した工藤は、シーズン序盤は左ひじの故障などに苦しんだが、７月１８日に１軍初昇格。救援で１０試合に登板し、０勝２敗、防御率１０・５０だった。プロ２９年目の大ベテランは「（２軍の）試合で投げるよ」と話した。
また、ブラウン外野手と野上投手の２軍行きも決まり、藤田、グラマン両投手と坂田外野手が昇格する。』
★公康の力が必要なまだまだ場面はあるだろうから、その時に備えておいて欲しいね。中継ぎ陣もローテーションで使わなきゃならないくらい、タフな試合が続くだろうからね。
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