工藤、実働記録を29年に ソフトバンク戦で今季初登板
デイリースポーツ

 『現役最年長選手の西武の工藤公康投手(47)が20日、ソフトバンク14回戦(ヤフードーム)で七回途中から2番手で今季初登板して実働年数を29とし、自身の持つプロ野球最長記録を更新した。2/3回を無安打1四球無失点で勝ち負けは付かなかった。

 工藤は西武入りした1982年4月10日の阪急(現オリックス)戦でプロ初登板。以降も毎シーズン登板を続けてきた。今季から16年ぶりに古巣に復帰したが、3月上旬に左ひじを痛めて2軍で調整を続け、18日に1軍に初昇格していた。

 実働年数記録の2位は野村克也の26で、3位は大島康徳と今季は1軍登板のない山本昌(中日)の24。』

またライオンズのユニフォームを身に纏ってマウンドに上がる公康を見られるとは…。ルーキーの頃から公康を知っている鷹基には感無量。



西武・工藤が今季初登板 プロ実働29年
サンケイスポーツ

7回途中に2番手で登板した西武・工藤

 『西武の工藤公康投手(47)がソフトバンク14回戦の七回に2番手で登板。自身の持つ実働年数記録を29に伸ばした。

 工藤は18日に、1982年のプロ入りから29シーズン連続で1軍登録されていた。通算防御率は3.44で、勝率は.615。MVPを2度、最多奪三振を2度受賞するなど、球界を代表する投手の一人。

 工藤は名古屋電気高等学校(現・愛工大名電)からドラフト6位で西武に入団。その後ダイエー、巨人、横浜を経て、今季から西武に復帰した。』





西武・工藤、プロ最年長更新!実働29年
サンケイスポーツ

七回途中から2番手で登板した工藤

 『現役最年長選手の西武の工藤公康投手(47)が20日、ソフトバンク14回戦(ヤフードーム)で今季初登板して実働年数を29とし、自身の持つプロ野球最長記録を更新した。47歳2カ月での登板は浜崎真二の48歳10カ月、湯浅禎夫の48歳1カ月に次ぐ3番目の年長記録となった。

 0-2の七回一死一塁。2番手として名前が告げられると、かつての本拠地だった球場がわいた。「緊張し過ぎて、半分くらいしか聞こえていなかった」。2/3回を無安打1四球無失点。ベンチに戻る際には、さらに多くの歓声に包まれた。

 今季は16年ぶりに古巣に復帰したが、3月上旬に左ひじを痛めて今月18日に初昇格。開幕から93試合目の初登板に「まだ野球をやっていて良かった」と感慨深げだった。』





初登板の西武・工藤「野球やってて良かった」
サンケイスポーツ

ベンチを飛び出す西武・工藤と見送る渡辺監督

 『西武の2番手として工藤の名前が告げられると、敵地にもかかわらず球場が沸いた。今季初めて1軍のマウンドに向かう47歳は「緊張し過ぎて半分くらいしか聞こえていなかった」と振り返る。七回途中から打者3人を無得点に抑えてベンチに戻る時には、さらに多くの歓声に包まれていた。

 0-2の七回1死一塁、左打者が並ぶ上位打線が相手だった。先頭の川崎には四球を与えたものの、本多を左飛。続く代打のペタジーニをカットボールで遊ゴロに打ち取った。ピンチを脱した背番号55に、渡辺監督は「これからも期待できる」。手薄な左の中継ぎに頼もしい存在が加わった。

 1999年までいた福岡の地。今年3月のオープン戦で左ひじに異変を訴えたのもここだった。自らの持つ実働年数を29とした工藤は「まだ野球をやってて良かったな」としみじみ。大ベテランの1年が開幕した。』

西武・潮崎投手コーチ(今季初登板の工藤に)「(相手に)バッティングをさせていない。後ろの厚みが1枚増した」





47歳工藤投げた実働29年自身の記録更新
日刊スポーツ

 『敵地のファンも歓声で迎えた。西武工藤公康投手(47)がソフトバンク戦で今季初登板し、自らの持つ実働年数のプロ野球記録を29年に更新した。2点ビハインドの7回1死一塁。汗だくの顔が、準備万端の証しだった。川崎には四球も、本多を左飛、代打ペタジーニは遊ゴロ。最速138キロを計測するなど2/3イニングを11球、注文通りに左打者を封じた。「抑えられて良かった。シーズン初登板だよ。緊張するでしょ」と息をついた。

 今季はケガとの戦いだった。左ひじ、左足首、腰。これまでで最も遅かったシーズン初登板は84年の5月1日。7月に“開幕”を迎えたのは初めてだ。2軍では慎重に調整を進めた。ブルペン入りを決めるときも、体調だけでなく天候とも相談。キャッチボールで状態をギリギリまで見極め、万全を期した。

 渡辺監督の表情も緩む。「変化球もキレて、真っすぐも力があった。これからに期待できる」。それを伝え聞いた工藤は「ありがたい。でも選手はそれに甘えてはダメ。より高いところを目指していかないと」と逆に表情を引き締めた。目標は1軍で投げることではなく、優勝に貢献すること。遅ればせながら、西武のブルペンに頼もしい1ピースが加わった。』





工藤が今季初登板!実働記録を29年に更新
スポーツニッポン

西武2番手で登板した工藤

 『ダイエー時代に5年間過ごしたヤフードームは、温かかった。16年ぶりに西武に復帰した47歳・工藤が、大歓声の中、今季初のマウンドに小走りで向かった。

 工藤「何年やっても初登板は何も考えられない。ここであの声援に迎えられて…。野球やっていて良かったなと。緊張していて(歓声は)半分くらいしか聞こえなかったですけど」

 自身の持つ実働年数のプロ野球記録を29年に更新する登板は、0―2の7回1死一塁だった。川崎には四球も本多、ペタジーニを打ち取り2/3回を無失点。ベンチでは渡辺監督から「ナイスピッチング!」と声が飛んだ。

 呼称は「ナベ」から「監督」になった。西武黄金時代を支えた左右のエース。昨年、渡辺監督は工藤が横浜から戦力外通告を受けた日に電話を入れた。シーズン後は食事に誘い「来年は一緒にやりませんか?僕は戦力として見ています」。FAで西武を去った工藤の獲得を球団に掛け合った。

 3月に左ひじを痛めた。2軍で投げる度に、左足首、腰にも激痛が走った。「監督を男にする」。この思いだけは不変だった。「お待たせして申し訳ない。1試合でも多く投げて優勝に貢献したい」。工藤の29年目のシーズンが、この日、開幕した。』

 ≪王会長もエール「30年目指せ」≫
 『ソフトバンクの王会長が、西武・工藤へ熱いエールを送った。1999年にダイエーが初優勝した時のエースが福岡のマウンドで躍動するのを見て「元気に放っていたね。ここまできたら(実働)30年を目指してほしい」。西武時代のチームメートで2000年の巨人―ダイエーの日本シリーズで対戦した秋山監督は「投げられるのは凄い。オレより1つ下だからね」と舌を巻いていた。』

 ▼西武・潮崎投手コーチ(工藤について)バッティングをさせていなかった。後ろの厚みが1枚増したね。

 ▼西武・橋本投手コーチ(ブルペンから工藤を送り出し)感動した。やっぱり凄い。若いヤツに態度で示してくれるから助かるよ。





敵将でかつての同僚…秋山監督も工藤に感心「元気だなあ」
スポーツニッポン

 『現役最年長の西武の工藤が今季初登板をしたことについて、現役時代に一緒にプレーしたソフトバンクの秋山監督は「元気だなあ」と健在ぶりに感心していた。

 工藤がダイエー(現ソフトバンク)時代につけていた背番号47を背負う杉内は「子どものころから見ているし、流れるような投球フォームは自分の手本」と話した。』



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