西６-４ソ（２０日） 西武が３連勝
デイリースポーツ
『西武が３連勝で貯金を今季最多タイの１６とした。２-４の三回、２死満塁から細川の３試合連続となる本塁打で逆転した。三回途中から好救援した武隈がプロ初勝利。ソフトバンクの４連敗と、同一カード３連敗はいずれも今季初。』
西武-ソフトバンク１２回戦（西武９勝３敗、１３時、西武ドーム、２４２７６人）
ソフト ０２２ ０００ ０００-４
西 武 ０２４ ０００ ００Ｘ-６
▽勝 武隈３試合１勝
▽Ｓ シコースキー２９試合２敗２１Ｓ
▽敗 杉内１４試合９勝３敗 ▽本塁打 細川６号（４）（杉内）
★いやはや…、人生でこれだけ「有り得ない」を呟いた日はなかったかも(苦笑) 鳥肌も立たないぐらい驚いた。驚きすぎて、血の気が引いたよ(爆笑)
西武６－４ソフトバンク
日刊スポーツ
『西武は先発許が２回に２点の先制を許す。３回にも１点を失い早々と降板するが、２点を追う３回に細川の満塁本塁打で逆転する。
西武は４回以降無得点に抑え込まれるものの、武隈、小野寺の継投で４回以降相手打線を無安打に封じ、追い上げを許さない。
西武は２番手武隈がプロ初勝利。ソフトバンクは杉内が崩れ今季初の４連敗。』
★ブルペン寄りの三塁側フィールドビューシート観戦だったので、アナウンス前にリッキーがマウンドに行くのが分かって、この試合はまだまだ縺れるぞと思った(苦笑) だけど、この時のリッキーは球が走ってたねー。久し振りに攻めのリッキーを見たよ。
細川、逆転満塁弾！３連勝で貯金今季最多タイ１６
スポーツ報知
３回２死満塁、細川が左越えに逆転満塁ホームラン
『西武が３連勝で貯金を今季最多タイの１６とした。２―４の３回、２死満塁から細川の３試合連続となる本塁打で逆転した。３回途中から好救援した武隈がプロ初勝利。ソフトバンクの４連敗と、同一カード３連敗はいずれも今季初。
細川は１８日の満塁弾に始まり、１９日は３ランを含む４打点。そして、３試合連続となる一発。３試合で計１２打点、これまでの野球人生を振り返っても「こんなにいいことはないでしょ」と言うほど、絶好調だ。
３回２死一、二塁。阿部の打席を次打者で見守った細川は「昨日の（自分の）感じが良かったから」と四球を願っていた。思惑通りの満塁で打席に立つと、杉内の初球を迷うことなく振り抜く。打球は左中間スタンドへ。ベンチはお祭り騒ぎとなり、序盤の失点での沈滞ムードを一転させた。』
★個人的にも、阿部の四球は期待している(笑) 粘った挙句の四球は、初球打ちより相手投手はイヤだよな。阿部の粘りは非常に大きな戦力だよ。オリ時代は「ヤな打者だなぁ」と思っていたから、戦力になってくれたのは嬉しい(笑)
粘られた挙句に歩かせて、気持ちの切り替えが出来ないまま投じた球は得てして狙い打たれる。定石通りに細川は狙った訳だが、よもや杉内ほどの投手が気持ちの切り替えが出来てなかったとは…。矢張り野球は怖い。
レオ細川、逆転満弾！３戦で満弾２発！
デイリースポーツ
『驚異の打棒爆発だ。西武は２点を追う三回２死満塁、細川が相手のエース・杉内の直球をとらえた。打球は左中間にグングン伸び、３試合連続アーチとなる逆転の６号グランドスラム。チームの３連勝に大きく貢献し「（野球人生で）こんな、いいことないでしょ」と自分で驚くほどだった。
無理もない。リーグ再開後、３試合で１２打点。１８日にも満塁弾を放ち、１９日は３ランと左前適時打。この日もベンチに戻ると周囲から「絶対に何かあるぞ」と冷やかされたが、自信はあった。
「満塁にしてくれ、と思っていた。昨日の感触も良かった。積極的にいこうと思った」。１８日の試合前、４歳の長男から父の日のプレゼントがあった。「似顔絵をもらったけど全然、似てない。ヒゲが生えていた」と、うれしそうに振り返る。２児のパパにとって、パワーの源は何より子供の存在だ。
この日は父の日の記念として、「親父」と刺しゅうされたリストバンドを捕手陣らに配るなど、盛り上げ役も買って出た。首位を快走する西武を、満弾パパがけん引する。』
★ヤスが青いリストバンドをしてるのを見て珍しいなと思ったら、グラウンドに出て来る選手がみんな付けててびっくり。暫くして、母の日にピンクのリストバンドをしてた事を思い出して、父の日だからかと気付いた。
併し細川が配るとは、意外だな。やっぱ自腹？(笑) それより、“親父”っていう刺繍はどぉなのよ(苦笑)
西武・細川、逆転満塁弾で３連戦１２打点
サンケイスポーツ
三回、６号満塁本塁打を放った西武・細川
『もう誰も細川のバットを止められない。西武は２－４の三回２死満塁から、細川の本塁打で逆転した。１８日の満塁弾に始まり、１９日は３ランを含む４打点。そして、３試合連続となる一発。これまでの野球人生を振り返っても「こんなにいいことはないでしょ」と言うほど、絶好調だ。
三回２死一、二塁。阿部の打席を次打者で見守った細川は「昨日の（自分の）感じが良かったから」と四球を願っていた。思惑通りの満塁で打席に立つと、杉内の初球を迷うことなく振り抜く。打球は左中間スタンドへ。ベンチはお祭り騒ぎとなり、序盤の失点での沈滞ムードを一転させた。
３試合で計１２打点と、目を見張る打棒。ただ、本人はあくまで捕手としての守備に重点を置く。交流戦の終盤に失点を重ねた投手陣を「僕の配球ミス」とかばい、優勝を逃した責任を背負い込んだ。３連敗で迎えたリーグ戦再開から、３連勝。再び勢いを取り戻した。
９番打者の連日の活躍に「二度あることは三度あると思って見てた」と渡辺監督。ソフトバンク戦での同一カード３連戦の３連勝は、６年ぶりとなった。』
★ベンチがお祭り騒ぎだったのは見たが、スタンドは異様などよめきだったぞ。細川が打った瞬間、俺は唖然としたよ。だって、完璧だったんだもん。
ナベＱ同様、細川に打順が回った時は「若しや…」とは思ったが、それはあまりにも日和見すぎでしょう(笑) ただ細川が好調なのは分かっていたから、同点適時打が出そうな気配は感じてた。併しよもやまた満弾とは、常識ではあんまり期待しないよね(苦笑) 交通事故の確率を通り越して、落雷に当たる確率ぐらい凄い事なんじゃない？
いやぁ、世の中は不思議で出来ている(爆笑)
逆転勝ち！貯金も最多タイ16だ！
日刊スポーツ
お立ち台でポーズを取る武隈（左）と細川
『西武が逆転勝ちで今季２度目の同一カード３連勝を決め、貯金を今季最多タイの１６とした。２点を追う３回２死満塁から細川が３試合連発、今カード２本目の６号満塁本塁打を放って逆転に成功。２番手の３年目武隈がプロ初勝利を挙げた。渡辺久信監督（４４）は「打線は調子のいい選手にいい形でつなげている。この形を長く続けたい。これからの戦いの中でいい勢いがつくと思う」と満足げだった。』
★この３連勝はいくらなんでも出来すぎだよな。同一カード３連戦で、特定の選手がここまで活躍するって事は、フツー有り得ないだろ(苦笑)
細川はSBに強いんだと思う。ヤフードームで一番打ってるイメージがあるぐらいだ。
細川が３戦連発！逆転満塁弾！
日刊スポーツ
３回裏、満塁本塁打を放つ細川
『西武が３回に細川亨捕手（３０）の３試合連続となる本塁打で試合をひっくり返した。２点を追う３回２死満塁、ソフトバンク杉内が投じた低めの直球を左中間席まで運ぶ６号満塁本塁打を放った。３試合連発に加えて、グランドスラムもこの３連戦で２発目。あまりの大当たりぶりにベンチもスタンドもお祭り騒ぎ状態だったが、細川は「満塁だということは考えず、積極的に打つことだけを考えました」と、無心の一打を強調した。』
★観戦仲間達から「神様仏様細川様」と言われていた(笑) 流石の俺も、この日ばかりは「亨様」と呼んでいた(大爆笑)
細川“絶好調”逆転満塁弾で３連戦１２打点！
スポーツニッポン
『西武は２―４の三回２死満塁から、細川の本塁打で逆転した。１８日の満塁弾に始まり、１９日は３ランを含む４打点。そして、３試合連続となる一発。これまでの野球人生を振り返っても「こんなにいいことはないでしょ」と言うほど、絶好調だ。
三回２死一、二塁。阿部の打席を次打者で見守った細川は「昨日の（自分の）感じが良かったから」と四球を願っていた。思惑通りの満塁で打席に立つと、杉内の初球を迷うことなく振り抜く。打球は左中間スタンドへ。ベンチはお祭り騒ぎとなり、序盤の失点での沈滞ムードを一転させた。
３試合で計１２打点と、目を見張る打棒。ただ、本人はあくまで捕手としての守備に重点を置く。交流戦の終盤に失点を重ねた投手陣を「僕の配球ミス」とかばい、優勝を逃した責任を背負い込んだ。３連敗で迎えたリーグ戦再開から、３連勝。再び勢いを取り戻した。
９番打者の連日の活躍に「二度あることは三度あると思って見てた」と渡辺監督。ソフトバンク戦での同一カード３連戦の３連勝は、６年ぶりとなった。』
★安打ではなく四球を願うとこがなんだかな(苦笑) あくまで満塁にして欲しかった辺りに細川の好調振りが窺える。
細川「恐怖の９番」３試合で２本目満塁弾
日刊スポーツ
３試合連続本塁打の細川はファンとハイタッチ
『西武の「恐怖の９番」細川亨捕手（３０）のバットが止まらない。２点を追う３回２死満塁、ソフトバンク杉内から逆転の６号満塁本塁打を放った。自身初の３試合連発に加え、この３連戦２本目のグランドスラム。今カード前まで５９試合で１５打点だった男が、３日間で１２打点の大フィーバー。チームは９番打者に引っ張られ、今季２度目の同一カード３連勝で貯金を今季最多タイの１６とした。
一番ビックリしていたのは、打った細川だった。片岡にはお辞儀で迎えられ、ベンチでは先輩後輩関係なく、頭をたたかれた。８回に二塁打を放つと、ソフトバンク川崎に「いいもん持ってますね」と肩を触られた。上下関係も、チームも超越する集中猛打に「野球人生でこんなに調子がいいのはない」と自画自賛した。
この３連戦は神がかっている。初戦はダメ押しの満塁弾、第２戦は逆転３ランを含む４打点、そしてこの日の逆転満弾。３発はいずれも８番阿部が四球で歩いた後で、渡辺監督は「二度あることは三度ある。低めの難しい球をミスショットすることなく仕留めた」と絶賛した。同一カードでの複数満塁弾は、西武では９３年の秋山（２試合連続）以来。敵将の目の前で、恐怖の９番打者が３戦全勝を導く快挙を演じた。
もともとロングティーなどでも軽々とスタンドに放り込むパワーの持ち主。「今日の杉内はあんまり良くない」と言えるほど、ボールがよく見えた。リーグトップの防御率を誇る投手陣を巧みにリードし、配球の読みも好調のバットを支える。１９日は和田、この日は杉内と、いずれもハーラートップ９勝左腕からの一撃だけに価値が高い。
２児の父にとって最高の父の日になった。チームにはおそろいの「親父リストバンド」をつくって配り、ムードを高めた。４歳の長男からは似顔絵をもらい「全然似てなくて。なぜか今は生やしてないひげがあるんですよ」と優しいパパの顔になった。安打ではなく、本塁打でないと子どもから「打ったね」と祝ってもらえないのが悩みの種だった。文句なしの３試合連発に、胸を張って帰宅した。』
★うちは盛り上がっちゃうと上下関係なくなるよね。江藤さんに対して「アキラコール」が起こったほどだから(笑)
「こんな杉内、見た事がない」と俺でも思うぐらい調子は悪かったよね。でもだからって満弾はないでしょ(苦笑) こんなに落ち着いてる細川を見たのも初めてだったかもな。和田もうちには相性が悪いようだが、球界屈指の左腕２人から大量得点弾連発とは、ムネじゃないけど、最近の細川はホントに“何か”持ってるよな(笑)
ムネも結構験担いだりと、結構古風なところがあるよねー。
細川すげえ！！３戦連発！！計１２打点
スポーツ報知
『大歓声に包まれながら、細川はがむしゃらに走った。「また満塁にしてくれ、と思っていた。でも、打った瞬間は入るとは思わなくて、全力疾走だったけどね」。二塁ベース手前で、やっとスピードを緩めた。２点を追う３回２死満塁から、３試合連続の６号満塁弾。１８日のソフトバンク戦（西武Ｄ）でもグランドスラムを放ったばかりだ。「（野球人生でも）こんなことはないでしょう。（自宅に）帰るのが本当に怖いです」と満面の笑みを見せた。
打った直後の三塁ベンチでは、渡辺監督も絶句していた。「２度あることは３度あるんだなあ、と思って見ていたよ」。ナインだけではなく８回には、二塁ベース付近でソフトバンク・川崎からも「絶対いいモノ（運）を持ってる！」と体を触られた。今カード３試合で、１０打数５安打１２打点。一時は打率１割台を低迷していたバッターとは思えないぐらい打ちまくった。別人のようになれたのは愛息のおかげだった。
満塁弾を放った細川は森打撃コーチ（右）とタッチ
３連戦初戦の１８日、長男（４）から２日早い父の日のプレゼントをもらった。パパの似顔絵だった、はずだが…。「全然似てなくて。ひげが生えてたからね」。あるいは２人の子供たちの父に対する「変身願望」が込められていたのかもしれない。「ホームランを打たないと『打った』って認めてくれないんだ」。返礼の３発で、理想のパパになれた。
交流戦を３連敗で終えたチームだが、和田、杉内らを攻略し、ソフトバンクを３タテ。息を吹き返した。渡辺監督は「こういうゲームを拾うことも大事。勢いもつくし、雰囲気も良くなる」とチーム力に手応えを感じていた。安定感のある投手陣に、抜け目のない攻撃陣。故障者続きのチームだが、歯車は再び回り始めた。』
★本塁打でないと“打った”と認めて貰えないって(苦笑) でも細川は安打より本塁打の方が多いんじゃない？って印象があるぞ←つか、三振か本塁打だもんな(爆) 「親父の威厳」を息子に誇示したくて、“父の日カード”は頑張ったんだろうか？
満弾！３ラン！満弾！西武・細川３戦連発
サンケイスポーツ
一家の大黒柱の「オヤジ」はいつもこんな風に必死に家を守っているんです。「臭い」とか言わないでください。「シカト」しないでください。家族のためにこうやって…きょうも頑張っているのです。父の日以外にも、たまには「ありがとう」と。
『『父の日』にお父さんたちは頑張りました－。２児の父である西武・細川亨捕手（３０）が２０日、ソフトバンク１２回戦（西武ドーム）の三回に逆転の６号満塁本塁打を放った。１８日にも満塁弾、１９日には３ランと適時打を放っており、この３連戦で３発１２打点の大暴れ。“恐怖の９番打者”の活躍で、リーグ戦が再開した最初の３連戦を３連勝。西武特急（レッドアロー号？）は止まらない。
ズン、ズン、ズン、ズンドコ～♪ 西武ドームに細川の登場曲である氷川きよしの『キヨシのズンドコ節』が流れると、レオ党を何ともいえない期待感が包む。絶好調のオヤジがまた打った。２点を追う三回、左中間席に逆転の６号グランドスラムだ。
「（打席での）イメージがいいので、満塁で回ってこいと思っていました。積極的にいったのがよかった」
交流戦まで打率２割前後をさまよっていた９番打者が、突然の変身だ。「（野球人生を振り返っても）こんなにいいことはない。本当に帰り道が怖い」という３連戦３連発で、〆て１２打点。ソフトバンク戦では６年ぶりとなる３連戦３連勝を導き、タカの投手陣を１人で地獄に突き落とした。
恐怖の９番打者は、２児のよきパパでもある。１８日の試合前、４歳の長男から父の日のプレゼントに似顔絵をもらった。「全然、似ていなかった。（そっている）ヒゲも生えていたし」と苦笑いだったが、壁に飾った夜から大爆発は始まった。
この日、チームは『親父』などと刺しゅうされた水色のリストバンドを着用してプレーしたが、これも細川が配ったもの。感謝されるだけが父の日じゃない。「本塁打を打たないと、子供には『打ったね』と言ってもらえないから」。威厳を見せつけるのもオヤジの役目だ。
「２度あることは３度あると思ってみていた。難しい球を一発で仕留めるのが状態のよさだね」と渡辺監督も細川の打撃にうっとり。リーグ戦再開から３連勝。オヤジは強い。オヤジ、万歳。』
★正直、ベテランが活躍するのは嬉しいね(笑) 細川はまだ中堅の域かもしれないけど、見た目は十分ベテラン…(爆笑) 「父の日」は、図らずもオヤジが頑張る日になったね。
サンスポ、画像のタイトルがなげーよ(汗)
「父の日」にパパ輝く…細川、また満塁弾！
スポーツニッポン
「親父」と書かれたリストバンドを着用し、スタンドの声援に涙目でこたえる西武・細川
『働くパパは格好いい。満塁、３ラン、そしてまた満塁だ！西武の細川亨捕手（３０）がソフトバンク戦の３回に、左中間席へ逆転の６号グランドスラムを放った。これで３試合連続アーチの細川は、３試合すべてで４打点の荒稼ぎ。頼れる女房役が「父の日」に輝いて、チーム６年ぶりとなるソフトバンク戦の同一カード３連勝へと導いた。【試合結果】
「いやいや、まさかな。でも、もしかしたら…」。打席に向かう細川は思った。３回２死満塁。「きのう感じが良かったし阿部さん、四球で満塁にしてくれ！って思ってたんです。そしたら…」。杉内の初球、真ん中の１４１キロ直球を迷うことなく振り抜くと打球は左中間へ。満塁、３ランに続く３戦連発はまたも満塁弾。試合をひっくり返した。「初球から積極的にいこうと思っていた。（野球人生で）今までこんなにいいことはないでしょ」。
２０日も４打点。この３連戦前まで５９試合で１５打点だったが、３戦計１２打点を荒稼ぎだ。渡辺監督も「２度あることは３度あるかなと思って見てたけど…」と仰天。ナインには「絶対に（悪いことが）何かあるぞ」とベンチで脅されれば、８回に二塁打で出塁した際はソフトバンク川崎に「いいもん持ってるね」と体をベタベタと触られた。
そんな爆発だが、偶然ではない。１８日の満塁弾はスライダーの後の直球、前日はチェンジアップ後の直球をそれぞれ狙い打った。同じ球種を２球続けたくないという捕手心理を逆手にとった洞察力。この日は、四球で満塁となった直後の初球を叩いて「受け身じゃなくて、攻めていこうと思った」。投手陣を引っ張る女房役は、捕手ならではの読みでバットでも投手陣を助けている。
父の日。細川の発案で、捕手陣らは「親父」と書かれた水色のリストバンドを着用してプレーした。自身は１８日の試合前、４歳になる長男から似顔絵をもらったが「でも似てなくてね。（以前はやしていた）ヒゲが描いてあるし」。そう笑ったパパは似顔絵をもらってから３連発。「ヒットじゃだめ。ホームランを打たないと“パパ、打ったね”って言ってくれない」という愛息に、これ以上ないかっこいい姿を見せた。』
≪３年目左腕の武隈がプロ初勝利≫
『３年目左腕の武隈がプロ初勝利。１点を追う３回２死一、三塁で登板。いきなり柴原に適時二塁打されたが、その裏に逆転してもらうと４、５回は無安打無失点に抑えた。「まだ実感がない。みなさんに感謝の気持ちでいっぱい」。渡辺監督から、対左にもチェンジアップを使うよう指示されると、４回はその球で松中を空振り三振に仕留めた。父の日の初勝利に「ウイニングボールは実家に送ります」と笑顔で話した。』
★プロ初勝利おめでとう、武隈。左の若手の台頭は、長らく待ち望んでいたよ。これからも成長を楽しみにしているよ。
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