雄星、4番手で2回無失点
スポーツ報知
8回から登板し、2回を2安打無失点の雄星
『開幕を2軍で迎えることが決まっている西武の雄星投手(岩手・花巻東高)は17日、西武第二球場で行われた2軍オープン戦の教育リーグ、ヤクルト戦で8回から4番手で登板し2回を2安打無失点だった。
9日以来2度目の登板はスライダーの制球がいまひとつだったが、直球には伸びがあった。課題とする走者を背負っての投球も無難にこなし「前回に比べればいいボールもいっていた。少しずつ良くなっている」と手応えを口にした。
試合を見守った渡辺監督は「球数、イニングを見ながらファームで先発で回してもいい」と2軍で先発調整させる方針を明かした。』
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雄星、2回無失点…少し前進プロ初奪三振
デイリースポーツ
『西武のドラフト1位・雄星投手(18)(花巻東高)が17日、教育リーグ・ヤクルト戦の八回から中継ぎ登板し、2回を2安打1四球無失点。2回3失点の前回登板からはステップアップした内容だった。
八回1死で、麻生から直球で空振り三振を奪い、“プロ初奪三振”。九回は2死一、三塁のピンチも落ち着いて切り抜けた。直球の最速は144キロ。セット時に球速が10キロ落ちる課題も残したとはいえ、「納得いくボールが多かった」と手応えを口にした。
視察した渡辺監督は、押し出し四球など制球を乱した9日の教育リーグ・巨人戦と比較し「前回に比べたらだいぶ、いい」と腕が振れていたことを評価した。
体力不足のため3イニング限定や中10日など条件はつきそうだが、今後は2軍の公式戦で先発することが濃厚。期待の左腕が1軍昇格へ、少しだけ前進した。』
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雄星 楽しんで2回零封「同じ失敗は嫌」
スポーツニッポン
2回無失点の力投を見せた雄星
『開幕2軍スタートが決まっている西武・雄星が4番手で登板。8回からの2イニングを2安打無失点に抑え「この前はいっぱいいっぱいだったし、きょうは楽しもうと思った。四球とか気にせずにやった結果、腕が振れました」と話した。
デビュー戦となった9日の教育リーグ・巨人戦では、セットポジションになると球威が落ち、9球連続ボールなど制球も乱れた。しかし、この日は「同じ失敗をするのは嫌なんで」と9回2死一、二塁からも、曲尾を落ち着いて二直に。視察した渡辺監督も「腕を振ってストライクが入っていた」と進歩の跡を認めた。
直球のMAXは前回と同じ144キロ。現在は左腕のテークバックを大きく取るなど花巻東時代のフォームに戻すよう取り組んでおり「角度、回転も良くなっている」。今後について、首脳陣は2軍で先発ローテーションに入れて経験を積ませる方針。雄星も「まだスライダーを投げるときにひじの位置が下がったり、投げ方が直球と変わる。きょうはたまたま抑えられただけ」と口元を引き締めた。
<一足先に1軍デビュー!?>開幕2軍スタートとなった雄星だが、ゲームの世界では一足先に「1軍デビュー」が可能だ。コナミから4月1日に発売される「プロ野球スピリッツ2010」(PS3、PS2、PSP版)に、雄星も他の選手とともに登場。ゲーム内では直球が最速155キロ、球威は「C」と設定されている。05年のダルビッシュ(日本ハム)は150キロ(球威D)で、07年の田中(楽天)は150キロ(球威E)。2人のルーキー時の設定値をいずれも上回っており、高卒新人ながらその能力はすでに1軍クラスだ。』
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雄星、プロから初K!「狙いに行った」
スポーツ報知
教育リーグのヤクルト戦で三振を奪う雄星
『西武・雄星投手(18)が17日、教育リーグ・ヤクルト戦の8回から4番手で登板し、2回を2安打1四球で無失点。「まずはファームで結果を出すことが大事」という左腕は、2回で3失点を喫した9日の教育リーグ・巨人戦(西武D)から成長した姿を披露した。
黄金ルーキーの“復活”を感じさせた。「結果を気にせず、強い気持ちを持って投げようと思っていました」。連日のシャドーピッチングで投球フォームを固めた効果もあり、ノーワインドアップからの投球では、腕の振りが明らかに違った。8回1死、内角低めの直球で麻生からプロ初の三振を奪った。「狙いに行きました」と自身でも納得のボールが増えていた。
一方で、課題としていた「セットポジション」は、修正できなかった。セットでは最速134キロと、振りかぶった時より約10キロも落ちた。「セットでの変化球という新たな課題を、次の試合までに改善したい」と意気込んだ。見守った渡辺監督は「体力強化と並行して、ファームの先発ローテで回してもいい」と評価。フィジカルを上げていくことを最優先に、実戦マウンドで1つずつ課題を克服していく。』
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雄星2回0封!2軍だけど先発ローテ当確
日刊スポーツ
9回表、グラブで止めた森岡の打球を目で追う雄星
『指揮官の前で、同じ過ちを繰り返すわけにはいかなかった。西武ドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18=花巻東)が、2度目の対外試合に登板した。8回から初の救援。9回2死からの四球と右前打で一、三塁のピンチを迎えた。セットポジションになってから腕が振れなくなり、制球を乱した前回の登板がフラッシュバックする。それでもこの日は崩れなかった。曲尾を内角直球でつまらせて二直に仕留め「同じ失敗をするのはイヤなので。とにかく楽しもうと思って腕を振りました」と充実の2回33球に胸を張った。
打者9人と対戦し、2安打1四球無失点で、最速は144キロをマーク。直球で空振り三振も奪った。雄星の実戦登板を生で見るのは初めてだった渡辺監督は「腕も振れて、前回よりだいぶ良かったんじゃない。順調でしょう」と合格点を与えた。さらに「体力強化と並行してだけど、ファームのローテで回してもいいかなと思うよ」と、2軍の“ローテ当確”を示唆した。
対外試合デビュー戦となった9日の教育リーグ巨人戦では、2回3安打3四球3失点と屈辱を味わった。そこからテークバックを大きく、肩のラインを平行にする高校時代の投球フォームに戻すと決め、もがき続けたフォームに答えを出した。調子も周囲の評価も徐々に上がってきている。それでも満足とは程遠い。「毎球同じバランス、同じフォームで投げないと。今日はたまたま抑えただけです」。まだまだこんなものじゃない。自分自身への期待値は、誰よりも高い。』
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西武・雄星、開幕ローテ決定…2軍ですが
サンケイスポーツ
開幕ローテ決定!!って2軍の話ですが…。ここから雄星の新たな伝説が始まるのです
『西武のドラフト1位、雄星投手(18)=菊池雄星、花巻東高=が17日、教育リーグ・ヤクルト戦(西武第2)でプロ2度目の実戦登板に臨んだ。4番手で2回を2安打無失点。視察した渡辺久信監督(44)も進歩を認め、「先発で回す」とイースタン・リーグ(20日開幕)での先発ローテ入りが決定した。まずは2軍で結果を出し、1軍昇格を目指す。
宿題はちゃんとやってきた。9日の教育リーグ・巨人戦で2回3失点、あのホロ苦デビューから中7日。渡辺監督ら1軍首脳陣が見守る前で、雄星が2度目の実戦マウンドに立った。
初のリリーフで八、九回を投げ、2安打1四球を許したものの、プロ初奪三振もマークし無失点に抑えた。
「同じ失敗をするのは嫌なので、セットでのコントロールを直すのがテーマだった。無失点の結果より、前回より納得のいく球が多かったのがよかった」
前回はセットポジションになった途端、2安打3四球1ボークと大荒れしたが、この日はしっかりと腕を振った投球ができた。
試合後には、元西武監督の広岡達朗氏が室内練習場で約30分間の直接指導。黄金ルーキーへの期待は大きい。渡辺監督も「体力強化と並行して、ファームの先発で回していく」と、2軍でローテーション投手として鍛える方針を示した。
「毎回、無失点の投球をできるようにするのが本物だと思う」と雄星。この日は全33球中スライダーを9球投げたが、うち7球がボール。「スライダーのときにひじが下がってしまう。セットでの変化球を磨くことが課題です」と、新たな宿題もできた。まずはイースタン・リーグで実戦経験を積んでいく。いつか1軍で輝くために。』
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西武・雄星、2回無失点「納得いく球が多い」
サンケイスポーツ
9回に投球する菊池雄星
『西武のドラフト1位、雄星投手(18)=菊池雄星=が17日、教育リーグのヤクルト戦(西武第2球場)でプロ2試合目の登板。八回からマウンドに上がり、2回を2安打、無失点に抑えた。「(3失点した)前回は受け身になってしまったが、結果を気にせずに強い気持ちで投げた。納得いく球が多かった」と振り返った。
課題だったセットポジションからの投球に、わずかながら進歩の跡がみられた。八回2死から右前打を許したが、続く打者を1球で中飛に。九回も2死から四球と右前打で一、三塁とされたが、最後は二直に打ち取り、無失点で切り抜けた。
「腕が振れた」というスライダーでストライクが取れたのが大きかった。八回1死からプロ入り後、初となる三振も直球で奪い、2回を33球でまとめた。「同じ失敗をするのは嫌だった。直球を狙われていたので、セットでの変化球を磨いていきたい」。次の課題に変化球の精度を挙げた。
試合を見守った渡辺監督は「前回に比べたらだいぶいい」と成長を認めた。今後は体力強化と並行し、2軍戦の先発ローテーションに入れて、金の卵を育てていく。』
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