雄星、花巻東時代のフォームに戻す!
スポーツ報知

 『西武の雄星投手(18)が11日、MAX155キロをマークした花巻東高時代の“剛腕フォーム”を取り戻して出直しを誓った。西武第二球場の室内ブルペンで、プロ入り後では最多の176球を投げ込んだ。高校時代に比べてテークバックが小さくなっていた点を修正した左腕は、大きな手応えをつかんだ。

 笑顔に迷いは消えていた。「高校のをベースにして、そこにプラスしていって、プロでどうやれば勝てるのか考えていけばいいと思った。今までは高校とプロを別々に考えていた。自分自身もしっくりした」。プロで戦っていくフォーム作りに確かな道筋が見えた。

 前日(10日)に小野2軍投手コーチから指摘を受け、準優勝した昨春センバツ当時と9日のイースタン教育リーグ・巨人戦(西武D)で2回3失点した“今の自分”をビデオで見比べた。「甲子園と比べて、全然小さかった。(昨夏に)左脇腹を痛めた代償で、(テークバックが小さくなる)癖がついてしまった」と課題を自覚できた。

 大ベテランの工藤からも、「何を評価されて入ったのかを考えろ。それは高校の頃のピッチングだろ」と助言を受けたという。まずは高校時代の感覚を取り戻して、そこからプロ仕様に改良していけばいいと納得。この日は課題のセットポジションからの投球にも意欲的に取り組み、投球時に右肩が上がりすぎないようにとフォームのチェックに徹した。

 見守った小野コーチは、「さすがだな、というボールが少し出てきた」と評価し、12日のイースタン教育リーグ・楽天戦(西武D)の試合前練習でフリー打撃に登板させると決めた。「あいつの練習の姿勢次第で」と17日の同ヤクルト戦(西武第二)での登板も示唆。もうチャンスを逃すわけにはいかない。』

迷った時、壁にぶつかった時は基本に返ってみる。野球に限らず、なんでもそうだと思う。自分が目指すものを、単純に振り返ってみれば、大事な事がちゃんと見えてくる筈だから。

 雄星はまだまだ試行錯誤は続きそうだね。



雄星原点の花巻東時代フォームで光見えた
日刊スポーツ

 『西武のドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18=花巻東)が11日、原点回帰を決断した。西武第2球場のブルペンで176球を投げ、テークバックを大きくとった花巻東高時代のフォームに戻して好感触をつかんだ。12日のフリー打撃に登板し、内容が良ければ、17日の教育リーグ・ヤクルト戦(西武第2)で登板する。この日、対談したシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(37)から激励を受け、対外試合2度目のチャンスを自力でつかみとる。

 ずっと悩み続けてきたことに、雄星が結論を下した。「工藤さんとかから、フォームは高校時代に戻す感覚でやれと言われた。そこをベースに、どうしたらプロで勝てるかを考えてプラスで微調整します」。日米20球団が面談に訪れるほど注目された「花巻東・菊池雄星」の姿を取り戻す-。悩める18歳が導き出した答えだった。

 この日、テーマを持ってブルペンに入った。意識したのはテークバックを大きくすること。「1回左腕を下ろして、ひじから上げていく感覚です」と説明した。工藤とのキャッチボールからこれを意識した。気づけばブルペンでの球数はプロ入り後最多となる176球に達していた。

 前日10日、小野2軍投手コーチから9日の教育リーグ巨人戦と昨春センバツのDVDを比較させられた。まったく違う“2人の雄星”のテークバックの変化を指摘された。左手を左ひざの横まで降ろしていた昨春センバツに比べ、左手首の位置が高くなり、ひじが縮こまっていた。小野コーチは「ずれている部分があったから(高校時代に)まずは戻しなさいと。もう1度、花巻東の菊池雄星をつくっていく」と方針を語った。

 1月の新人合同自主トレから、追い続けた理想のフォーム。質問すれば他のどんな話題よりも流ちょうに答えたが、追い求めるあまり悩みに変わった。居残りでネットスローやキャッチボールをしてフォームを確認。渡辺監督、潮崎投手コーチ、工藤、捕手らさまざまな人の意見に耳を傾けた。それでも固まらなかった。周囲からは高校時代に戻すことも提案されたが、自分で考えて試行錯誤を続けた自負もあった。

 しかし、ここにきてなぜ自分がここまで騒がれる投手になれたか、改めて考えた。最速155キロを生んだ高校時代のフォームが、その理由だった。効果はてきめん。力を抑え気味でも、投球を見た小野コーチが「光というか、先が見えた。3、4球さすがと思わせるボールがあって、投げさせたくなった」と、12日のフリー打撃登板を即決した。「今後のあいつの姿勢次第」と前置きはしたが、17日の教育リーグヤクルト戦で先発する可能性も出てきた。雄星も「体は覚えてる。しっくりきました」と手応えは感じた。悩んだ末に返ってきた原点。遠回りでなかったことを、結果で示してみせる。』

身体を動かす商売なんだから、頭が先になっちゃいけないね(笑) 先ずは自分が気持ちよく投げられないと。



原点回帰だ!雄星 高校時代のフォームに戻す
スポーツニッポン

キャッチボールする雄星

 『西武・雄星が原点回帰を誓った。前日、小野2軍投手コーチと2本のDVDで投球フォームを比較。昨年センバツ時と、2回3失点に終わった9日の教育リーグ・巨人戦のものを比べるとその差は歴然としていた。

 「自分でも驚くくらいテークバックが小さくなっていた。あれでは上から叩きつけて投げるイメージができない」。昨夏甲子園で痛めた左脇腹をかばうため、自然と左腕のテークバックは小さくなり、躍動感あるフォームが失われていた。出した結論が「花巻東の菊池雄星をつくっていく」ことだった。

 この日の西武第2球場ブルペンでは、左腕をしっかり下まで下ろしてからトップの位置に持っていった。そうすることで軸足にタメができて、体重移動もスムーズになった。さらに右足を踏み込む際に上がり気味だった右肩を水平に戻して、体のブレも修正した。慣れ親しんだフォームに戻して投げ込んだ球数は、気が付けばプロ入り最多となる176球を数えた。

 「今までは高校とプロを別々に考えていた」と雄星。プロで通用するためのフォームを自分なりに試行錯誤してきたが、結果は出なかった。ここにきて「高校をベースに新たなものを加えていく」と意識改革したことで、迷いを断ち切った。12日はフリー打撃に登板。実戦登板は17日の教育リーグ・ロッテ戦(浦和)が有力だ。遠回りの末にたどり着いた答えが間違っていなかったことを、マウンドで証明してみせる。』

 ≪雄星 Qちゃんと対談「学ぶことは多い」≫

 西武の雄星は練習後、TVの収録で訪れたシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんと昨年12月以来の対面。初めて実業団に入った頃の苦労話を18歳左腕に話した高橋さんは「3カ月前より意識的な部分が凄く変わった。あとは実戦。どれだけガムシャラにできるかだと思う」とエールを送った。18歳左腕も刺激を受けた様子で「競技は違うけどメンタル面で学ぶことは多い」と話していた。

プロに入ったからと言って、自分自身が急激に成長する訳でもないし。周囲を意識しすぎて結果が出せなかった時に“こんな筈じゃない”と更に自分を追い込んでいたかもね。

 生強頭の良い子が良くない点数を取った時に陥るジレンマみたいな。周囲から助言されればされるほど空回りしちゃう状態に似てるかも。

 そういう時は、単純に楽しめる事をやってみるとイイかもよ。野球を楽しむ気持ちを思い出して欲しいね。



西武・雄星、悩める球界の宝に“Q世主”
サンケイスポーツ

投球練習を終え、高橋尚子さん(左)と談笑する雄星。この後の対談では“金言”を授けられた

 『Qちゃんに学べ!! 西武のドラフト1位、雄星投手(18)=菊池雄星、岩手・花巻東高=が11日、2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(37)と対談。努力の末に世界の頂点に立ったアスリートから、練習の取り組み方などを伝授された。左腕はこの日、ブルペンでプロ入り後最多となる176球の投げ込み。12日に2軍のフリー打撃に登板することが決まった。

 すべての言葉が血となり、肉となる。雄星はTBSの情報番組「THE NEWS」でスポーツキャスターを務める高橋さんと、埼玉・所沢市の寮で対談。五輪金メダリストの体験談に、熱心に耳をかたむけた。

 「マラソンは自分との戦い。いかに自分に勝つか、気持ちの持ち方が勉強になりました」

 2人は昨年12月以来、3カ月ぶりの再会。この間に雄星は2軍降格や9日の初実戦(教育リーグの巨人戦、西武ドーム)での2回KOなどプロの洗礼を浴び続けている。だが、高橋さんの目に、18歳はしっかりと地に足をつけていると映った。

 「落ち込んでいるかなと思ったけど、学ぶべきことは学んでいると安心しました。あとは実戦あるのみですね」

 対談の中で高橋さんが力説したのは、練習への取り組み方。大阪学院大を経て入社したリクルートは当時、五輪で2大会連続メダルを獲得した有森裕子さんら強豪ぞろい。無名だった高橋さんは全体練習後にも自らに自主練習を課し、輝かしい栄光の礎を築いた。

 「自分の苦労を振り返りながら話をしました。私は必ず強くなると信じて、プラスアルファの練習をしました」

 重要なのは下積み時代の努力-。この日は“金言”を授かっただけでなく、投球にも光が差し込んでいた。前日10日に小野2軍投手コーチと高校時代のフォームをチェックし、「花巻東高の菊池雄星を作っていこう」と確認。この日は対談の前に、室内練習場でプロ入り後最多となる176球を投げ込んだ。

 「指にかかったときは、さすがと思わせるボールを投げていた。ようやく先が明るくなってきましたね」と小野投手コーチ。12日の教育リーグ、楽天戦(西武ドーム)前にフリー打撃で登板することが決まった。調整が順調に進めば17日の教育リーグ最終戦(対ヤクルト)で登板の可能性もある。

 期待の左腕はQちゃんからの“金言”を胸に、たゆまぬ努力を続けていく。』

雄星、金言だらけだね(苦笑) 恵まれた環境にいるなと思うんだけど、恵まれすぎると甘えが生まれる事もあるからねぇ。

 俺は、あまり人の話は聞きすぎない方がイイと思う。人の気持ちは聞きすぎない方がイイ。自分の気持ちがどれだか分からなくなっちゃうんで(笑)

 もう純粋にコーチや先輩投手陣に投球の事を助言して貰うだけにした方がイイよ。

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