プロの壁…西武・雄星、ストライク入らず
サンケイスポーツ

雄星が初めてプロの打者相手に投球。課題が見つかったことは収穫だ

 『やはりプロの壁は厚かった- 西武のドラフト1位、雄星投手(18)=菊池雄星、岩手・花巻東高=が23日、宮崎・南郷キャンプで初めてフリー打撃に登板した。打者2人に全力で55球。首脳陣は投げっぷりのよさに合格点を与えたが、半数近くがはっきりしたボール球。実戦の予定は白紙のままで、開幕1軍の夢も大きく遠のいてしまった。

 力んで、力んで、力みまくった。初めてプロの打者と対戦した雄星は、与えられた10分間を思い切り腕を振ることに専念。右の強打者の後藤、松坂に対し全力で55球を投げこんだ。

 「(渡辺)監督に『ストライクは入らなくていい』といわれたので、制球は気にせず、自分の現状を把握するために、思い切り投げました」

 だが、55球中23球が明らかなボール球。気にしなかったとはいえ制球のバラつきが目立ち、スライダーもストライクが入らない。それでも、内角への威力のある直球で詰まらせる場面もあり、安打性は後藤に2本、松坂に5本の7本のみ。いい面と悪い面がはっきりと出た内容だった。

 「しっかり腕が振れていたし、一生懸命投げてくれたので十分」と潮崎投手コーチ。しかし、あくまで初めてプロの打者に投げた“高卒新人”としての合格。実戦テストの意味では「制球や変化球の精度に課題が残る。実戦を想定するのは早い」と不合格で、26日からの巨人3連戦での登板は消滅。実戦予定は白紙のままだ。

 「やっぱりプロは違います。高校では直球に的を絞られても抑えられたけど、プロでは簡単に打たれる。詰まらせる球もあったので、その球をもっと増やして、変化球にも力を入れないと」

 現状での壁の厚さを痛感する雄星。だが、原石としての片鱗も見せた。開幕1軍は大きく遠のいたが、今はじっくりと磨きをかけていくだけだ。』

まだまだだねぇ。でもなんか、俺は逆に納得したりして(笑) 俺はそんなに早い時期のデビューは考えてなかったし。



制球不安定…西武・雄星、課題残る“デビュー”
サンケイスポーツ

初の打撃投手を務めた西武・菊池雄星

 『「ウオッ!」。フリー打撃に初登板した西武の注目ルーキー、雄星の気迫がマウンドでみなぎった。しかし、それとは裏腹にミットに収まるボールは終始荒れ続けた。

 後藤、松坂の右打者2人に投じた55球のうち、半数以上はボール。安打性は計7本とはいえ「球種を絞られたら、打者に簡単に持っていかれる。低めのコントロールが大事だと思った」と雄星。プロの高いレベルを目の当たりにし、課題の残る“デビュー登板”に殊勝だった。

 偵察に訪れた他球団スコアラーも課題を指摘した。「投球フォームの力の入れ具合がまだバラバラ」とはオリックス・川畑スコアラー。一方で「ひじの使い方は理想的。いずれはすごい投手になる」とソフトバンク・佐藤スコアラーは大器の片鱗を感じとった。投球を見守った渡辺監督も「よく腕を振って投げていた」と評価した。

 とはいえ、開幕1軍は現実的に厳しい状況だ。3月上旬には新人選手の研修会や高校の卒業式が控えており、チームからの離脱を余儀なくされる。「いい素材だと確認できたが、実戦(での登板)を考えるとまだ早い」。潮崎投手コーチの言葉が現在の18歳が置かれた立場を物語っている。

 「自分の技量が確認できた。もっと変化球の精度を上げていきたい」と雄星。日本球界を担う若き逸材は、まだ成長の途上にある。』

先ずは現状の実力をちゃんと知っておく事が大事だね。歴戦のつわもの相手に背伸びしてもしょうがないし。



雄星ガクッ 初フリー登板で空振り1つだけ
スポーツ報知

 『西武・雄星投手(18)=花巻東=が23日、初めてプロの打者と勝負した。宮崎・南郷キャンプでフリー打撃に初登板し、後藤、松坂と対戦。全55球のうち安打性の打球は6本。空振りは1つだった。仕留めにいった直球をことごとくはじき返され、「やはりレベルが違うなと思いました」とプロの壁を痛感した。

 雄たけびを上げながら、雄星は全力で腕を振った。後藤への初球はクロスファイアで内角をえぐった。高校時、かすらせもしなかったウイニングショットは、しかし、軽々と中堅へ。5球目には内角高めへの直球を中前に“初安打”された。

 続く若手成長株の松坂には、全28球中、内角へ17球。22球目にようやく空振りを奪った。ヒット性は4本で、すべて左翼へ引っ張られた。「高校の時は相手が真っすぐと分かっていても打たれなかった。特に高めの真っすぐは、かなりついてくる」。振り遅れることもないプロの力と技に驚きを隠せず、「低めの制球と変化球が大事だと分かった」と勉強した。

 キャンプ序盤から首脳陣に指摘され続けた「全力で投げろ」については、合格点をもらった。6球のうち5球がボールになった宝刀スライダーの精度も上げる必要がある。花巻東高の卒業式(3月6日)後に予定される実戦デビューへ、課題は山積みだ。「球が指にかかったときは詰まらせたり、ファウルチップも取れた。そのボールを増やしたい」。前向きな雄星は打たれて学び、成長していく。』

早いうちに悪い面が出た方がイイよ。その方が修正や成長が早い。

 ◆4球団から007評価は厳しめ

 〇…雄星のフリー打撃初登板には、セ・パ4球団計6人の“007”が集結。いずれも球威やひじの柔らかさなど素質の高さは認めつつも、オリックスの川畑スコアラーは「(制球に)まとまりがない。フォームがバラバラ」。ソフトバンクの佐藤スコアラーは「(ボールが指にかかる)確率を上げれば実戦で投げられる。開幕は2軍でしょう」と冷静に分析した。



雄星、フリー打撃初登板も“追試”決定
スポーツニッポン

 『西武の雄星が、フリー打撃に初登板した。キャンプインから23日目。待望の打者との初対戦を終え、「ストライクどうこうではなく楽しく投げられたし、(打球を)詰まらせることもできた。“プロは違うな”と感じたけど、自分の力の現状を把握できたのでいい機会になりました」と納得の表情を浮かべた。

 投球練習の初球はワンバウンドの暴投。苦笑いした雄星だったが、打席に右の長距離砲・後藤、松坂を迎えると、雄叫びを上げながら全力で腕を振った。L字形の防球ネットが気になり、55球のうち23球がボール球と制球を欠いた。だが、直球で詰まらせるシーンもあり、雄星は「指に掛かった時にはファウルになったりしていたので」と手応えも口にした。

 フォーム固めで試行錯誤が続き、調整が遅れていたルーキー左腕のこの日の投げっぷりに、首脳陣は一定の評価は与えた。渡辺監督が「思い切り腕が振れていたし十分でしょ」と話せば、潮崎投手コーチも「(制球のばらつきは)許容範囲。腕は振れていた。着実に上がってきている」と評した。

 一方で、首脳陣はオープン戦登板については“追試”を課すことに決めた。潮崎コーチは「実戦はまだ日が早い。(3月6日の)卒業式が終わってからだね」と明言。今後は再びフリー打撃など打者相手の投球を行い、制球力やスライダーを中心とした変化球の仕上がり具合を見極めてから、オープン戦登板にゴーサインを出すことになった。雄星自身も「あらためて低めの制球と変化球が大事になると思いました」。焦らずに課題を克服し、目標の開幕1軍へ望みをつなぐ。』

 ▼西武細川(フリー打撃で捕手を務め)腕をしっかり振って投げていたし、球の重さもあった。良かったと思いますよ。

 【スコアラーの目】

 ▼ロッテ小林スコアラー まだバラつきがあるけど、はまった時のボールはいい。ブルペンでもそんな感じでした。

 ▼ソフトバンク佐藤スコアラー すぐ(1軍)は厳しいんじゃないですか。高卒なんで仕方ない。

 ▼横浜米スコアラー (高校時代は)もっとまとまっている印象だったんですけどね。腕はしっかり振っているんだけど、抜けたボールが多い。





4球団“007”も西武・雄星に厳しい評価
サンケイスポーツ

 『23日、4球団の“007”が西武・雄星を見届けたが、感想は「開幕1軍はない」で一致した。ロッテの吉岡スコアラーは「まだバラバラ。開幕ローテは難しい」。横浜の米スコアラーも「いい印象はない」。ただ、ソフトバンクの佐藤スコアラーは「開幕はファームでもすぐに上がってくる」。オリックスの川畑スコアラーも「コツさえつかめば、すぐ1軍」と話し、近い将来の脅威として受け止めた様子だ。』





雄星、フリー打撃に初登板
スポーツ報知

初めてフリー打撃に登板した雄星

 『キャンプインから23日目。西武の雄星(岩手・花巻東高)が初めて打者と対戦した。フリー打撃に登板し「楽しく投げられたし、(打球を)詰まらせることもできた」と納得の表情を浮かべた。

 打席には後藤、松坂が入った。右の長距離砲を相手に、安打性の当たりは7本。打球を避けるために置かれたL字形ネットを気にする場面が見られ、投球は外角中心で55球のうち23球はボール球。制球はまだまだだが、対戦した2人は「高めは力がある」と口をそろえた。

 フォーム固めで試行錯誤が続き、すでに練習試合で登板しているライバルに後れを取った。ただ、焦りはない。「現時点での技量を把握できた。まだまだと感じた」と話した。』





雄星制球バラバラ…「開幕1軍難しい」
日刊スポーツ

フリー打撃に登板した雄星は明らかなボール球を投げる

 『西武のドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18=花巻東)が23日、フリー打撃に初登板した。後藤、松坂を相手に32スイングで安打性は6本。空振りは高め直球で松坂から奪った1度だけ。自信のある直球を軽々とはじき返され「プロは違いました。高校では真っすぐを絞られても打たれなかった」とレベル差を痛感した。

 この日のテーマは「全力で打者にどれだけ投げられるか」。投球時に「ウォリャー」と叫んで気合をこめたが、目の前に置かれた防球ネットも気になり、55球のうちボール球が23球。勢いのある球、ない球に差があり、スライダーは6球のうち5球が大きく外れた。制球は求められてなかったとはいえ、まだ打者と勝負できる段階になく、ネット裏で見守ったソフトバンクなど4球団のスコアラーは「現時点で開幕1軍は難しい」と口をそろえた。

 長い目で見る渡辺監督は「2球くらい145キロが出てたかな。抜け球だったけど、あれぐらい腕を振ってくれてよかった」とうなずいた。ただし、今後の実戦登板に向けたテストと考えれば「オープン戦? 見てみたいけど、そこまでいってないかな」と慎重だった。「楽しかったし、詰まらせるボールもありました。現時点での技量を把握できた。まだまだと感じた」と振り返った雄星の実戦デビューは、卒業式が終わった3月7日以降になる見込みだ。』





雄星3・13西武D開幕戦でデビューへ
デイリースポーツ

 『西武のドラフト1位・雄星投手(18)=花巻東高=が23日、初めてフリー打撃に登板した。制球力や変化球の精度に課題を残したが、首脳陣は進歩の跡が見られることに一定の評価を下した。本拠地・西武ドームで行われる今年初の試合、13日の中日とのオープン戦で実戦デビューすることが濃厚となった。
  ◇  ◇
 初めてのフリー打撃、雄星は右打者の後藤、松坂に真っ向勝負を挑んだ。だが約10分間、55球を投げた後、潮崎投手コーチに感想を聞かれると「プロはレベルが違いました」。正直な心境を吐露した。

 マウンドに上がったとたん、目の前にある打球を避けるためのL字形ネットが気になった。外すよう願い出たが、潮崎コーチに一喝されて断念。投球練習ではやはり緊張は隠せず、1球目はワンバウンド。2球目は打席を外していた後藤の内角へ行き、後藤が驚きの表情を浮かべる一幕もあった。

 “本番”ではスライダーを交えた55球を投げ、ヒット性の当たりは7本でボール球が23。快速球で詰まらせる場面もあったが、スライダーがすっぽ抜け、直球を簡単にはじき返されることも。制球力と変化球の精度に課題は残した。それでも渡辺監督は「145キロが2球くらいあった。思いきり腕が振れていた。十分でしょう」と一定の評価を下した。

 今後の調整が順調なら、3月6日の卒業式後に実戦でデビューすることになる。浮上したのが、今年の西武ドーム初試合となる、13日の中日とのオープン戦。注目の大物新人だけに、首脳陣は1軍でファンにお披露目したいと考えている。実戦初登板は、多くのファンが訪れる本拠地となることが濃厚だ。

 「納得しました。楽しく投げられた」と初々しくフリー打撃登板を振り返った雄星。今後はあせらずじっくり調整して、晴れ舞台を目指す。』

デイリーの記事は信憑性がちょっと薄いからなー。13日は“開幕戦”じゃないし。意味違うだろ。どっちにしても、13、14日のオープン戦は既にチケ取ったから行きますが。



西武・渡辺監督「OP戦で見たいけど…」
サンケイスポーツ

 『西武・雄星のフリー登板を見届けた渡辺監督は23日、「もっと荒れるかと思ったけど、思ったよりストライクが入った。あそこまで腕を振ってくれてよかった。(球速は計測していなかったが)2球くらい145キロが出たんじゃない?」と憶せずに投げ込んだ姿を評価。実戦に関しては「オープン戦で見たい気持ちもあるけど、まだそこまでの状況じゃない」と白紙を強調した。』

見たいけどね。確かに開幕前に一度実戦の状態を見たいけど。



松坂が体調不良で静養
日刊スポーツ

 『西武の松坂健太外野手(24)が24日、体調不良のため、宮崎・南郷キャンプの練習を休んだ。前日23日は、ドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18=花巻東)とフリー打撃で対戦していた。この日、体調不良を訴え、日南市内の病院で検査を受け、宿舎ホテルで静養した。また、シコースキー投手(35)は右太もも裏に張りを訴え、別メニューで調整した。両者ともに、今後の復帰は状態次第。』

あら? キャンプ皆勤賞の健太、雄星と対戦した事もあって、一気に疲れが出たかな?(笑) 併しよりによってキャンプ最終日(正確な最終日は練習試合)にダウンしなくても(汗)



相馬コーチ、胃に悪性腫瘍で手術していた
スポーツ報知

 『西武・相馬勝也バッテリーコーチ(46)が、胃に悪性の腫瘍(しゅよう)が発見されたため、今月中旬に都内の病院で摘出手術を受けた。球団が23日、発表した。経過は良好で現在は入院中。宮崎・南郷キャンプには体調不良を理由に、参加していなかった。

 相馬コーチは1月の自主トレ期間中、雄星らの新人や、若手選手の調整具合を視察するなど、元気な姿を見せていた。2月の春季キャンプを目前に体調を崩し、検査を繰り返してきた。

 熱心な指導に定評があり、選手からの信頼も厚い。ベンチではムードメーカーとして渡辺監督を支えてきた。今キャンプは、大石チーフコーチがバッテリーコーチを兼任。今後のことは、相馬コーチの回復を見ながら判断する。』

相馬さん、無理しないでね。先ずはしっかり療養して下さい。復帰はいつまでも待ってますから。“鬼軍曹”も病に倒れるかぁとか、薄っすら思ったけど(苦笑)



雄星 You Say!(24日)
サンケイスポーツ

 『いつものように、練習後にブルペン脇の小屋を掃除していた雄星。ペットボトルの飲み残しを処分していると、近くにいた涌井から、「飲みかけの水をファンにプレゼントしろよ。岸くんのですって言え!」と理不尽な命令を受けてしまった。

 必死に抵抗したが、先輩の命令は絶対? 約50人のファンに向かって、「岸さんの飲みかけですけど、ほしい方いますか?」。しかし、声が小さかったためファンの反応は今ひとつ。困って振り向くと、すでに涌井の姿はありませんでした。』

こらこら、そこの涌井秀章(汗) ホントにいたずらっ子だよね、お前。雄星、しっかりオモチャにされてるね(笑)

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