「じじいみたいな投球」…雄星に厳しい“ダメ出し”
スポーツニッポン

ブルペンでの投球を終え、潮崎投手コーチと言葉を交わす雄星

 『西武のドラフト1位左腕、雄星投手(18)が7日、宮崎・南郷キャンプで潮崎哲也投手コーチ(41)からプロ初のダメ出しを受けた。フォーム固めが理由とはいえ、力を抜いたまま投球練習する姿に同コーチが苦言。厳しい言葉で、より力強い姿での投球を求めた。きょう8日から4日間、卒業試験のため岩手・花巻に戻る黄金左腕にとって、大きな課題が与えられた

 厳しい言葉は期待の裏返しでもある。キャンプ7日目にして、潮崎投手コーチは雄星をバッサリ切り捨てた。ブルペンで18歳左腕の68球を見終えると淡々と口を開いた。

 「はっきり言って良くないね。バテる球数じゃない。今のまま実戦に入ったらケガや故障が出る。今の調整法は調子が悪くなったら勝てない調整。18歳で、じじいみたいな投球をしていてもね。今のままじゃ10勝10敗で終わっちゃうよ」

 問題視したのは、フォームを気にしすぎて全力の投げ込みができていないことだ。フォーム固めに基盤を置く雄星は、納得がいかないと力を緩めたまま軽く投げる調整を続けてきた。同コーチはこの日のブルペンで涌井、岸の間で投げるよう指示。直球を強く投げ込む両腕から、何かを感じ取ってもらいたかったからだ。「暴投してもいいから、フォームを崩すつもりで投げてみろ」と涌井の助言で23球目以降は全力で投げ込んだが、終盤はバテて球威も落ちた。同コーチはスタミナ不足も指摘して「投げ慣れれば(全力で)200球くらいいける。理想は涌井。スタイルを見習ってほしい。試合で強弱をつけるには“強”の練習をしないと」と、若々しい投球を強く勧めた。

 「自分でもこのままじゃいけないなと。小さくまとまっていたので、大きいフォームにしてから細かいところをやっていこうと思います」と雄星は話したが、潮崎コーチは「長い年月をやらなきゃいけない投手だから」と、黄金ルーキーに対して物足りなさを口にする。キャンプ前半戦で突きつけられた課題。将来のエース候補はこれを糧とするしかない。』

きゃー、シオ、お素敵ー(爆笑) 気が強くて指導は結構厳しいらしいシオなら、いつか言うかなとは思ったが(笑)

 俺も先に書いたけど、ちょっと考えすぎだよね、雄星の投球は。18歳で理論立てるのはまだ早いよねぇ。先ずは身体が覚えなきゃ。もっとのびのびと、無心で投げるべきだよな。



雄星ショック療法、涌井と岸にはさまれた
日刊スポーツ

 『西武のドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18=花巻東)に“ショック療法”がほどこされた。宮崎・南郷キャンプの7日、ブルペンで涌井、岸の2枚看板にはさまれて68球の投球練習を行った。ネット越しには、キャンプ訪問した後藤高志オーナーの熱視線。フォームに悩んで変化球に頼り、本領を発揮できないでいる155キロ左腕にさまざまな刺激が与えられた。

 きっかけになれば何でもいい。潮崎投手コーチが「今からジジイみたいな投球をしてほしくない。この時期は真っすぐを磨くことを分かってほしい」と、空いていた2人の間のマウンドに入らせた。1度は投球を終えた涌井も全面協力。再登板して、隣のマウンドで見せつけるように150キロ近い剛球をうならせ「甲子園で見たイメージより小さくまとまってる。暴投するぐらいのつもりで思い切り投げろ」と投球を中断してアドバイスも行った。

 雄星も当然、力が入った。「MAXの力で、がむしゃらに投げました」と全力投球したボールに勢いはあったが、伸びに欠けた。「力むとベースの前で失速する」と受けた細川が言うように、まだ安定感はない。雄星も「フォームがバラバラになってわからなくなっているので、崩して0から作りなおしたい」と課題を自覚している。8日、卒業試験で岩手に一時帰省する。涌井、岸と“3本柱”を結成する日を夢見て、今は焦らずフォーム固めから取り組む。』

ワクと岸くんの間で雄星に投げさせないと、キャンプ前は言っていた首脳陣も、それどころではなくなったようだな。



雄星に英才教育、涌井と岸に挟まれて
デイリースポーツ

涌井(奥)、岸(手前)と並び、ブルペンで投球練習をする雄星

 『西武のドラフト1位・雄星投手(18)=花巻東=が7日、ブルペンでチームが誇る2人の右腕と並んで68球を投げた。投球フォームに悩む新人左腕は、昨年最多勝のエース涌井から「暴投するぐらいのつもりで、思いっきり投げてみろ」と助言され、胸にあった霧を吹き飛ばした。

 右に涌井、左に岸。雄星は潮崎投手コーチから、両右腕の間で投げるよう指示された。だが前日と同様、しばらくはフォームを頻繁に確認。すると、23球目の後、右隣の涌井から声を掛けられた。「甲子園の時に比べて、フォームが小さくなっているぞ。フォームを崩してから、もう一回修正すればいい」。昨季の沢村賞右腕からアドバイスを受けると、その後は一心不乱に腕を振った。

 リリース時の力の入れ具合、体の開き方、ステップする際のタイミング。雄星はそれらを気にするあまり、投球のバランスを崩し気味だった。「修正点が多すぎて、小さくまとまっていた。一度大きなフォームにしてから、もう一回細かいところをやっていきたい」。つかみかけた感触を忘れまいと、投球練習終了後もキャッチボールでフォームを確認した。

 潮崎投手コーチは「涌井、岸がどんな投球をしているのか、見せてあげたかった」と説明する。卒業試験で8日から4日間、キャンプを離れる雄星は「涌井さんや岸さんはフォームが一定。いいアドバイスをもらえて良かった」。大きな収穫を得て、岩手に一時帰郷する。』

スポーツニュースで3人が投球してるのを見たが、ホントに全然違った(汗) 雄星だけを、テレビ画面で見てると分からないが、投球を見知ったワクと岸くんが並ぶと、フォームの差が歴然。凄かったな、あそこまで違うと思わなかった。

 ワクと岸くんのフォームは、球界で群を抜いて綺麗な方だし。それと比べるのは酷だが、確かに今の雄星のフォームは酷いな(苦笑) パーツがバラバラだわ。流れがない。頭で(考えて)投げちゃってるね、確かに。投球する状態じゃないと言われるのも頷ける。これでは、ワクと岸くんの間で投げさせるという“タブー”を犯すのも理解出来る。



雄星ガチガチ!涌井と岸の間で“強制投げ込み”
スポーツ報知

ブルペンで涌井(左)と岸(右)の右の二枚看板にはさまれて、緊張の中で投球練習する雄星

 『西武・雄星投手(18)=花巻東=が7日、「エース英才教育」を受けた。首脳陣の指示のもと、先にブルペンで投げていた涌井と岸の間に強制的に入らされてピッチング。昨季の沢村賞右腕・涌井から“3か条”も授かるなど、エース道をたたき込まれた。

 08年日本シリーズMVPの岸と、最多勝ホルダーの間のマウンドに上がった。当初は同じ新人の岩尾=別府大=が入るところだが、「何か感じ取ってほしかった」という潮崎投手コーチの指令で順番変更。途中、投球を終えた涌井を「もうちょっと投げてくれ」と呼び戻す念の入れようだった。

 雄星は、両右腕を横目でチラチラと観察。「下半身の動きが一定。力を入れるタイミングも一緒だしうらやましい」。力みで自然とバランスは崩れていく。球がばらついたため、修正しようと力を抜いて投げたが、ここで涌井の助言が入った。

 〈1〉一人で考えるな 「西口さんや工藤さんもいる。聞いた方がいい」
 〈2〉全球、力め 「投げたい投げ方で思い切り投げれば、暴投してもいい」

 〈3〉一度、フォームを崩せ 「夏の甲子園で投げているのを見たけど、今はフォームが小さい」
 細川を相手に投げた68球。首脳陣の思惑通り、途中からミットだけを目がけ、「がむしゃらに投げている感じ」をつかんだ。今は腕の振りやバランスは二の次でいい。潮崎コーチの「18歳であんなジジイみたいな投球をしちゃダメ。力んで100球を投げられるようになって初めて、実戦に向けた部分が出てくる」という考えを理解した。

 9日から学期末試験のため、雄星はこの日で全体練習から離れる。帰省前に身をもって、全力投球の大切さを知った。また一歩、ステップを踏んだ。』

 ◆雄星の今後の予定
▽8日 午前8時からのアーリーワークで練習終了。昼ごろに選手宿舎を出発し、岩手へ帰省。実家のある盛岡ではなく、学校に隣接する野球部寮で生活。
▽9、10日 母校で学年末試験。2日間で7科目ほどの試験を受ける予定。テスト終了後は、野球部室内練習場などでウエートトレーニングやランニング、ネットスローなどを行う。
▽11日 午後に宮崎入り。南郷到着後は別メニューで調整を行い、12日からのキャンプに備える。

時間切れ。またあとでコメは追加します(爆)



西武・雄星、全力直球!涌井&岸が火つけた
サンケイスポーツ

涌井、雄星、岸と日曜日のブルペンで豪華競演!!これがことしの3本柱になるかも

 『西武のドラフト1位、雄星投手(18)=菊池雄星、花巻東高=が7日、宮崎・南郷キャンプのブルペンで“英才教育”を施された。涌井秀章投手(23)、岸孝之投手(25)の両エースに挟まれ、本物の直球を体感。涌井からのアドバイスも受け全力で68球を投げこんだ雄星は、2人からプロとして多くのことを学んだ。

 左には、入団から3年連続2けた勝利の岸。右には、昨季の沢村賞男・涌井。そして真ん中に雄星。南郷のブルペンで豪華競演だ。ファンサービス? それとも視察した後藤高志オーナーを意識? 正解はそのどちらでもない。これは雄星への英才教育だった。

 「2人の直球を見て、感じてもらいたかった」と潮崎投手コーチ。雄星がブルペン入りしたときは他にも空きレーンがあったが、あえて涌井と岸の間に配置したのだ。

 雄星が捕手を座らせる前に、64球を投げた涌井が引き揚げかけると、潮崎コーチはそのひじをつかんで「もう少し投げてお前の直球を見せてやってくれ」。それに応え、涌井も39球を追加した。すべては2人の本物の直球、投げ込みを見せることで、意識改革を起こさせるためだ。

 前日6日に雄星は118球を投げたが、80球以上は力をセーブした。フォームを崩さないためだった。しかし潮崎コーチは「力を抜いた球をいくら投げても、こちらのカウンターは動かない。フォームばかり気にして、ジジイみたいに投げてもね。全力で投げる体力をつけないことには実戦には入れない」とバッサリ。涌井、岸をお手本に投手の基本である直球の投げ込みを求めた。

 「あの人たちよりいい球を投げられないのは分かっている。すごさを感じながら投球しました」と雄星。首脳陣の狙い通り、両脇のエースから刺激を受けた。

 涌井からは「暴投するくらい思い切り投げてみろよ」とアドバイスされ、この日は全68球を全力の直球で投げた。その分制球はバラついたが、それが若さ。18歳ならそれでいい。

 「2人とも下半身の動きや力を入れるタイミングが一定。フォームの面でも勉強になる。自分も近づきたい」と全力投球以外の面でも吸収した。

 8日から11日まで、花巻東高の学年末試験のためキャンプを一時離脱。南郷に戻ってからの投球が楽しみだ。』





涌井、雄星にピシャリ「暴投してもいいから」
スポーツニッポン

ブルペンで雄星と言葉を交わす涌井

 『宮崎・南郷キャンプ7日目、ブルペン投球の合間に雄星にアドバイスした西武のエース涌井は「(フォームを)考えながら投げているのが分かったんで。高校時代のフォームからは、ちょっと小さくなってるかなと思った」。

 自ら雄星に歩み寄って「もっとゆっくり、自分の投げたい投げ方で投げれば?暴投してもいいから」と話しかけた。自身の1年目については「僕が参考にしていたのは(現レッドソックスの)松坂さん。同じ高校の先輩で、同じことをしていた人。だから道を外れることはなかった」と振り返っていた。』





西武・涌井、雄星に助言「小さくなっている」
サンケイスポーツ

涌井、岸の両エースとブルペンで投げ込む西武・雄星

 『連日のブルペン入りとなった西武・雄星(岩手・花巻東高)は、涌井と岸の間で68球を投げた。合間には涌井から「高校時代(の投球フォーム)を思い出すと、ちょっと小さくなっている。もっとゆっくり投げたら」とアドバイスを受けた。

 雄星は「小さくまとまっているのを崩して、そこから大きいフォームにしていく」と助言に感謝。早速キャッチボールを30分間行って、修正に励んでいた。』





雄星“御前投球”68球アピール
日刊スポーツ

投球練習する菊池雄星

 『西武のドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18=花巻東)が7日、“御前投球”でアピールした。宮崎・南郷キャンプを訪問した後藤高志オーナーの見守る前で、座らせて68球の投球を行った。マウンドの両隣は涌井と岸だったが、後藤オーナーは「ライオンズのエースにはさまれて意識した部分もあったと思うけど、あれだけの投球ができるのはたいしたもの。食い込んでくるような球がいいですね」と絶賛した。』





雄星、プロ初の「ボーク!」…でも「うまい証拠」
スポーツニッポン

 『宮崎・南郷キャンプ7日目、西武・雄星がプロ初のボークを取られた。審判員を付けた中で行われた一塁けん制練習で、右足を踏み出す位置が本塁方向へ向き過ぎていたため、ボークを宣告された。

 それでも「今しか試せないので、ギリギリで投げました。これから修正していきたい」と、プロの審判で確認できた収穫を口にした。渡辺監督は「あそこでボークだと分かったからいいんじゃないの」と話せば、潮崎投手コーチも「全然気にしていない。逆に(けん制が)うまい証拠。すぐ修正できるよ」と問題なしを強調していた。』





雄星 You Say!(7日
サンケイスポーツ

 『この日はメーン球場で牽制練習に参加した雄星。一塁への1球目を投げると、審判2人が声をそろえて「ボーク!」。前日6日も確認していたが、この日は初めて審判に見てもらい、本塁方向へ重心が移動していることを指摘された。

 最初に指摘されたあとは、しっかりと修正するのが雄星。「今しか試せないことなので、ギリギリのところを狙っていきたい」。これ以上はボークというラインをしっかり確認し、手応えをつかんでいた。』





5600人ドドッ!「雄星効果」昨年の倍以上!!
スポーツニッポン

 『西武キャンプ初の日曜日となった7日、球場には5600人のファンが集まった。前日の5200人と合わせて週末で1万人オーバー。

 昨年最初の日曜日(2月1日)が2000人だっただけに、まさに「雄星効果」だ。南郷町内の臨時駐車場と球場を結ぶ臨時バスもほぼ満員状態。雄星はそんな中、約250人のファンが見守る前で、約70メートルの坂道ダッシュを行うなどして拍手を浴びていた。』





雄星、手の皮むけるも気にする素振りなし
サンケイスポーツ

菊池雄星の手アップ

 『西武のドラフト1位左腕、雄星投手(18)=菊池雄星、花巻東高=が宮崎・南郷キャンプ第2クール初日の6日、ブルペンで捕手を座らせて今キャンプ最多の118球を投げこんだ。

 雄星の左手は、人さし指から親指にかけて皮がむけた状態になっている。投球によってまめができたり、皮がむけたりする場所は人さし指や中指の先がほとんど。投球の影響でできたものではなさそうで、雄星自身も投球時に気にする素振りはない。』



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