キャンプ最多!雄星、オール直球159球
スポーツニッポン

キャンプ最多の159球を投げ込んだ雄星

 『西武のドラフト1位左腕・雄星投手(18)が宮崎・南郷キャンプ第2クール初日となった6日、ブルペンで立ち投げ47球を含め今キャンプ最多の159球の投げ込みを敢行した。渡辺監督の指令を守り、変化球は封印。一から直球を磨く構えを示した。

 テンポ良く投げ込んでいた雄星が、途中から力を緩めた。「休み明けで体が軽かったので力んでしまった。腕が横振りでしたしこのまま投げたらバラバラになると思ってフォームの修正をしました」。その後はネットスローも行い、バランスを整えた。

 第1クール最終日にはスライダー、フォークを交えたが、この日はオール直球。「(監督から)真っすぐを磨けと言われましたし、一から真っすぐを磨き、確信できてから変化球をやろうと思います」と原点に戻った。首脳陣から指摘を受けた投球前の肩慣らしに関しても、潮崎投手コーチの指令で約40メートルの距離でのキャッチボールを取り入れ、直球を投げ続けた。

 けん制練習やゴロ捕球などもこなし、練習後には即席のサイン会も開いた。プロ初のキャンプに慣れてきたが、まずは基本に立ち返り、直球を磨く。』

このサイン会が、ものすげー数だったようで…。サインってすっげぇ疲れるんだよね。商売道具の腕に負担を掛けすぎないようにね。それでなくとも張りが取れ難いって言ってたから、ちょっと心配。



雄星159球!甲子園以来の大台
スポーツ報知

アメリカンノックを転がりながら受ける雄星

 『西武・菊池雄星投手(18)が、第2クール初日となる6日、チーム最多となる159球の熱投。渡辺監督の指示通りに変化球を封印し、直球だけを投げ込んだ。ブルペン入り前には初めて40メートルの距離でキャッチボールを行うなど、プロ仕様の調整法に変えて、投球練習の最初から威力のあるボールを投げてテンポもアップ。20日の実戦デビューへ向けて復調してきた。

 躍動感が違った。マウンドに上がった初球、天性の柔らかいフォームに力感が加わっていた。「体が軽くて力んでしまいました。調子に乗っちゃいましたね」。フォームのバランスを崩すと、ロージンバッグを触って間を取る。途中、力を加減してフォームを見直したが、100球を超えても「疲れることはなかった」と収穫を口にした。

 プロ仕様の調整法が功を奏した。2日の練習では、キャッチボール、投内連係と続き、ブルペンで捕手を立たせて40球投げた後、座らせた後50球を超えても本来の球威は出なかった。エンジン全開まで時間がかかる点を指摘され、今キャンプ初めて、40メートルの距離で投げて肩を作ったことで、ブルペンでは最初からボールに威力があった。

 4日には、打者を想定してスライダー、フォークも交えたが、渡辺監督から「今は直球を磨け」と注意された。「真っすぐのフォームが固まったら変化球を投げればいい」と改めた雄星は、真っすぐをひたすら投げ込んだ。

 捕手を立たせて41球、座らせて118球、「夏の甲子園以来、100球以上投げていない」という計159球の熱投。納得するフォームで力のあるボールを投げられた左腕には、充実感が漂っていた。9日からの学期末試験に向け、8日の全体練習前に帰省。プロ選手として成長した姿で花巻に帰る。』

雄星のインタを聞いてると、ちょっと自己流に拘り過ぎてるかなと思うところがあるので、それもちょっと心配。今は素直にプロの調整法を取り入れてイイと思うが。

 必要なものは必然的に、自然と身体に残るからね。本から色々学ぶのも大事だけど、あんまり頭でっかちになり過ぎないようにね。



雄星、驚異の感性!キャンプ最多118球
サンケイスポーツ

右へ左へノックのボールを追った雄星。ハードな練習にもこの笑顔、さすが大物です

 『西武のドラフト1位左腕、雄星投手(18)=菊池雄星、花巻東高=が宮崎・南郷キャンプ第2クール初日の6日、ブルペンで捕手を座らせて今キャンプ最多の118球を投げこんだ。序盤は力を入れて投げたが、途中からはフォームの矯正のため力を抜き、バランス重視の内容。改めて修正能力の高さをアピールした。

 納得するまでは終わらない。一球一球にテーマを持ち、雄星がブルペンで黙々と投げ込んだ。95球を投げた段階で、受けていた椎木ブルペン捕手に球数を確認したが、投球はまだまだ続く。終わってみれば、今キャンプ最多の118球を投げこんでいた。

 「1日休んでリフレッシュできたし、体の張りもなかった。逆に体が軽すぎて、ちょっとリキんでしまいましたね」

 ブルペン入り前にキャッチボールを消化し、入ってから最初の立ち投げも普段より強めに行った。41球の肩慣らしのあと捕手を座らせ、最初の30球は思い切り投げたが、「納得できる球ではなかった」とその後は力を抜いての投球に切り替えた。

 まさに危機管理能力の高さを発揮した。体に力が入り、フォームが崩れかかっていると判断した雄星は、「このまま投げ続けていたらマズいな」と自らペースを落とした。キャンプ初日から投げていた変化球も封印。第1クールで手応えをつかんでいたフォームを取り戻すことに専念した結果が、昨夏の甲子園期間以来という100球超えになった。

 力を抜いてからは、ホームベースの手前で沈むような球も多く、これが思わぬ“疑惑”も生んだ。捕手の後ろで見ていた渡辺監督は、「あいつなら投げられそう」と初披露のチェンジアップを投げたのかと錯覚したのだ。その後にすべて直球だったと知ると、「なんだ“真っタレ”(タレる直球)か。でも、今はそれでいいんだよ」と苦笑い。力を抜いた球で首脳陣を驚かせるのも雄星のすごさだ。

 「体の開きが0.1秒か0.2秒早いだけで、投球は変わってしまう。修正点は分かっているので、直すのに時間はかからないと思います」

 練習終了後には、軽めのネットスローで微調整も行い、フォーム修正に手応えをつかんだ雄星。コンマ1秒の世界を体感できる感性、その修正能力はとても18歳のものとは思えない。』

“真っタレ”って言うんだ(笑) 併し直球にも色々あるよなぁ。



雄星思わぬ欠陥…一塁けん制ボークに!?
日刊スポーツ

ノックの打球を捕り損ねた雄星はがっくりと肩を落とす

 『西武のドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18=花巻東)が宮崎・南郷キャンプ第2クール初日となった6日、一塁けん制の練習で思わぬ課題を露呈した。渡辺久信監督(44)ら首脳陣が、一塁へけん制する際の右足の動きや方向を見て、ボークになる可能性があると指摘。“プロ仕様”へ緊急修正した。ブルペンでは直球を磨くため変化球をあえて封印し、キャンプ最多となる118球の熱投。フォームの試行錯誤が続くなど課題は山積しているが、開幕1軍へ1つ1つクリアしていく。

 雄星が思わぬところで課題を露呈した。投手陣のけん制練習が終わると、左腕の3年目武隈と2人だけマウンドに残された。一塁へのけん制の練習を行ったところで、首脳陣の厳しいチェックが入った。渡辺監督と橋本投手コーチが動作を交え指導を始めた。特に上げた右足を一塁側にステップする際の動きを確認。雄星は「これならボークになるとか、そういう話をしました」と明かした。

 雄星が一塁けん制する場合、上げた右足が少しホーム方向へ開き、踏み出した右足も本塁方向になる傾向があった。高校時代には通用しても、プロの審判には投球動作ととられ、厳しくボークを宣告される。その課題を“突貫修正”した橋本コーチは「プロの左投手は厳しくボークをとられる。(けん制の動作に)ちょっと紛らわしい点があったので」と説明した。橋本コーチも現役時代は中継ぎ左腕。一塁へ走者を出して登板するケースが多かっただけに、その経験からアドバイスを送った。

 ただ、雄星はボークすれすれのけん制も当然といった表情だった。これまでは微妙なけん制で走者と勝負してきた。「高校の時から際どいけん制をしてました。アウトにするなら(ボーク)ギリギリでと(花巻東・佐々木)監督に言われてきたので」と話した。しかしプロでは通用しないと指摘されれば、すぐに修正する。約10分間、プロ仕様の一塁けん制へのマイナーチェンジに取り組んだ。

 渡辺監督の教えにも、すぐに反応した。第2クール初日となったこの日、ブルペンに入って捕手を座らせキャンプ最多の118球を投げ込んだ。実戦を意識して徐々に解禁しつつあった変化球を封印。「監督から真っすぐを磨けといわれたので、真っすぐでフォームを固めたい」とすべて直球を投げた。

 橋本コーチは「みなさんにはもの足りなく見えるかもしれないが、考えて投げている証拠」と周囲が期待する力強いボールはまだ少ない。右足のインステップを修正するために、あえてアウトステップにするなど「2、3割の力」で投げる試行錯誤の状態が続いている。昨夏の甲子園以降では最多となる球数を投げ込んでも納得がいかず、ネットスローで再びフォームを確認したほどだった。

 目標が高いゆえに課題は山積しているが、大事にする練習を楽しむことは忘れない。ノックではグラブを泥だらけにしながらボールを追いかけ「どろんこだー!」とはしゃいだ。最後は疲れきって、グラウンドに倒れ込んだ。8日には高校の学年末試験でキャンプ地を一時離れる。宮崎に戻ってくるのは11日とあって「明日も結構多めに投げます」と予告した。1つ1つの課題と向き合い、ゆっくりだが着実に階段を上っている。』

牽制に気を遣いすぎてフォームや投球リズムが狂う事もあるから、ちゃんと身体に覚えこませるようにね。



雄星目当てにファン5200人が西武来訪
サンケイスポーツ

 『各地で熱気ムンムン。プロ野球のキャンプは6日、初の週末を迎え合計4万3940人のファンがキャンプ地に足を運んだ。巨人・宮崎の1万9000人を筆頭に、西武・南郷では注目ルーキー・雄星投手(18)目当てに今キャンプ最多の5200人が声援を送った。

 西武は約5200人ものファンが雄星目当てで訪れた。約200台のファン用駐車場は、午前9時のアーリーワーク終了時にはすでに満車。南郷町では、約5キロ離れた公民館など近隣施設の駐車場を開放してシャトルバスを走らせ、最寄りのJR南郷駅からも臨時バスを出して対応した。「例年の週末よりもファンは増えると思っていたけど…。驚いています」と関係者は話した。』

南郷ってすげー不便なところにあるから、見学に来るファンも根性が要るよね(笑) 南郷の付近は大きな駐車場がないのが一番不便だよな。

 読売のキャンプ地のサンマリンスタジアム付近は、広大な駐車場があるんだよ。あれは近隣の県からも来易いと思う。タクシーの運転手さん達も非常に親切で、上手く交渉して相乗りとかで工夫すれば、タクシー代は結構抑えられるよ。

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