ハム激震!チーム同行カメラマンが結核
スポーツニッポン

 『沖縄・名護キャンプ中の日本ハムで、球団公式ホームページなどの写真撮影を委託している北海道新聞社(札幌市)の関連会社「道新文化事業社」の社員である50歳代の男性カメラマンが肺結核に感染していたことが3日、分かった。同社員はキャンプにも同行し、チーム宿舎にも同泊していた。日本ハム球団は事実関係の把握や保健所への連絡など対応に追われ、現時点で肺結核の症状を訴える選手はいないものの、チーム内には動揺が広がった。

 日本ハムが北海道に本拠地を移転した04年から公式ガイドブックなどの撮影のためカメラマンを派遣している「道新文化事業社」によると、肺結核にかかった男性社員は1月中旬からせきが出るなど体調がすぐれず、同27日に札幌市内の病院で受診。しかし、翌日から千葉・鎌ケ谷や沖縄・名護キャンプで取材を行い、今月1日には監督、選手らの集合写真を撮影、2日にも練習風景を撮影していた。そして同日夕に検査を受けた札幌市内の病院の医師と連絡を取り、肺結核であることが判明。日本ハム球団にも連絡したという。症状は軽いとしている。

 これを受け、球団は3日午前8時半から球団幹部と首脳陣で緊急ミーティングを開催。同男性がチーム宿舎に同泊していたことで、事実関係の確認とともに保健所の指導を仰ぐなど対応に追われた。現時点で体調を崩したり、症状を訴える選手はおらず、保健所からも「今のところ全く心配する必要はない」と集団検査や行動制限などの指示も受けなかったが、選手をはじめ球団関係者が感染していないとは言い切れない。3日午前中に同男性は宜野湾市内の病院に隔離入院の手続きが取られたが、4日からは保健所が本人に聞き取り調査を開始し、濃厚接触者を割り出していく。球団でも、島田球団代表が「保健所の指導に従うことになるが、チームとしても選手に聞き取り調査をしたい」と話すなど、独自調査を進める考えだ。

 道新文化事業社からは球団に対して謝罪があったが、同男性が受診以降、結核の可能性を認識していたかについては同社は「調査中」としている。球団では同男性が結核の疑いを知りながらチームに同行していたとの見解で、島田球団代表は「結果が分かっていなくても、医者に結核の疑いがあると言われたならば(取材を)自重すべき。無責任というか、常識的に考えられない」と怒りをあらわにした。

 選手間にも動揺は広がる。梨田監督は「選手は体を鍛えているので(結核を)吹き飛ばしてほしい」と気丈に振る舞ったが、ダルビッシュは「大丈夫なんですかね?」と驚きを隠せず、選手会長の田中も「みんなの無事を祈るしかない」と表情を曇らせた。今後のキャンプは予定通り進められる方針だが、この日は予定された公式ガイドブックの写真撮影が中止となった。』

身体を鍛えていれば結核を吹き飛ばせる? よくそんな非現実的な事が言えるな。気休めにもならん御託で選手達が暢気に構える事の方が怖いだろ。

 ▼道新文化事業社・早坂実社長 北海道日本ハムファイターズをはじめ、関係者の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことをおわび申し上げます。

 ▽肺結核 結核菌が空気とともに吸われて肺内に入り込み、肺の端に小さな病変をつくる。健康な人だと、体内のリンパ球を中心とした防御機構が働いて発病するのは数%といわれる。主な症状は乾性のせき、寝汗、微熱、けん怠感など。初期の炎症が進むと肺に穴が開いた状態となり、ここで菌が増殖する。治療としては抗結核薬リファンピシンなどが有効とされている。

CMでも注意喚起を促されているが、結核は過去の病気じゃないんだよ。



ハムに衝撃!カメラマン結核感染も同行
日刊スポーツ

 『日本ハムが、また想定外のパニックに見舞われた。沖縄・名護キャンプの3日、球団の公式カメラマンを務める50代男性が結核に感染したことが判明した。キャンプイン前に感染の事実を知っていたが同行し、チームと同宿していたもよう。この日は主力組の顔写真撮影の予定だったが、急きょキャンセルされた。幸いにも症状を訴えている選手はいないが今後、感染する可能性が少なからずある。昨夏のインフルエンザ禍に続く、悩みの種を開幕前に抱えてしまった。

 早朝から、警報が鳴った。日本ハムの主力選手は午前8時30分から選手名鑑などで活用する顔写真撮影を行うはずだったが、取りやめられた。理由は結核。前日2日に、公式カメラマンを務めている50代男性の感染が分かり、この日の午前中に隔離入院の措置がとられた。体調を崩したり、症状を訴える選手は現在いないという。

 同カメラマンは1月中旬から体調を崩し、キャンプ地入りする前の1月27日に札幌市内の病院で検査を受けていた。球団は、すでに結核感染を知っていたのではないかと見ている。検査後の通院がないため、同病院が同カメラマンの勤務する「道新文化事業社」へ連絡したところ、キャンプに同行していることが分かったという。島田利正球団代表(54)は「無責任というか、常識的に考えられない」と不快感をあらわにした。

 同カメラマンは梨田監督らコーチ陣、選手とは別棟だが、同じホテルに宿泊。打撃投手ら裏方スタッフと同じフロアで寝泊まりしていた。1日には1軍選手、スタッフの集合写真を、2日も練習を撮影していた。結核が肺結核の場合、空気感染する可能性がある。選手会長の田中は「みんなで注意してやっていくしかない」と気丈に話した。

 同カメラマンはすでに発症していたと思われる1月28日に2軍施設の千葉・鎌ケ谷で若手選手の顔写真撮影は済ませていた。この日の練習終了後に宿舎で、急きょ選手らが集められ、中垣チーフトレーナーから事情、今後の対応法が説明された。チーム関係者に長時間にわたる濃厚接触がなかったため、感染の危険性が少ないとの見解。今後は札幌、沖縄の両保健所の指導に従い適宜、対処していく。同トレーナーは「キャンプの大勢には影響がない」と当面は推移を見守っていく。島田球団代表は「選手に聞き取り調査をしたい」と話した。

 保健所から行動制限や集団検査などの指導はなく、4日から通常通り活動する。6日に名護市内の屋内練習場で行われる「ファンの集い」も、実施する方向で調整。ただ忘れたころに、潜伏感染してから発症する場合もある。梨田監督が「昨年インフルエンザになったけれど、それと違う」と話した緊迫感が、事態の深刻度を物語っていた。猛威を振るったインフルエンザ禍に続き、見えない敵が今季も突如、現れた。』

屋外ならまだしも、屋内で大勢の人間が集まるのは危険じゃない?



結核騒動にダル「大丈夫なんですかね」
スポーツ報知

 『沖縄・名護キャンプ中の日本ハムナインが、結核感染の危機に見舞われた。球団のオフィシャルカメラマンを務めている50代男性が結核にかかっていたことが2日夜に判明。3日、同県内の病院に隔離入院した。2日まで選手と同ホテルに滞在し撮影を行っていたことから、最悪の場合、集団感染の恐れも浮上。昨夏は「インフル騒動」に直面したナインにまた災難が訪れた。

 「結核騒動」に選手たちも驚きの表情を隠せなかった。ダルビッシュ有投手(23)は「そうなんですか? 気をつけてやっていきたいと思います。大丈夫なんですかね」と心配した様子。選手会長を務める田中賢介内野手(28)は「インフルに続いてですね…。なってしまったことは仕方がない。チーム全員に注意を呼びかけるしかない。次から次へと問題が起きますね」と沈痛な面持ち。主将の稲葉篤紀外野手(37)は「どうすることもできない。どれだけ予防をしてもうつることはありますから」と今はただ練習に集中することを誓っていた。

 球団では、3日夜に沖縄・名護市内の宿舎でミーティングを開き、状況を説明。中垣チーフトレーナーは「保健所から『今のところ全く心配する必要はない』と言われました」と、通常の接触では感染の可能性が低いこと、キャンプの態勢に影響がないことを選手に伝えた。』

選手や球団にも迷惑だけど、沖縄県民にも迷惑…。



日本ハムの結核騒動、横浜にも飛び火
サンケイスポーツ

 『日本ハムの結核騒動は3日、横浜にも波及した。日本ハムの球団公式カメラマンと長時間行動をともにしていたとみられる関係者が、2日に宜野湾キャンプに訪れていたことが判明した。

 横浜の宮本広報部長は「日本ハム側の反応をみてからになる」と前置きしながら「体調変化があった際など、すみやかな報告を義務づけてある。その関係者や選手に発症があった場合に対処していくなど、推移を見守る」と話した。23日に組まれている日本ハムとの練習試合(名護)は現段階では行う方向。』

もう既に横浜に“被害”が。



他球団も不安「ハムの対応待つしか…」
スポーツニッポン

 『日本ハムと同じ沖縄で春季キャンプを行う他球団も不安を隠せない。

 横浜はインフルエンザ対策で行っている手洗い、うがいをさらに徹底。ただ、「軽々に動いて選手の不安をあおりたくない。日本ハムさんの対応を待つしかない」(球団関係者)と話し、現時点で23日の日本ハムとの練習試合(名護)も予定通り行う方向だ。

 また、ヤクルトの小林チーフトレーナーは「日本ハムさんと連絡を取り、(当面)どのような対策を取るのか確認しました」と、今後も状況次第で連絡を密にしていく。』

沖縄でキャンプ張ってる球団は気が気じゃないねぇ。

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