ありきたりの言葉だが・・・産んでくれてありがとう。
この世に自分が存在する意味を今、凄く考えています。
ルキヤを授かり僕も親としての道を歩いてきました。
ルキヤとの2人だけの生活・・・子育ての仕方などわからず・・・
でもなんとかここまで育ててきました。
お父さん、お母さんが僕にしてきたことを真似て、いいとこどりをしようと
そんな思いであなたたち2人が僕にしてきた子育てを今も、これからもやっていきます。
自分が親になってからかなぁ~
銭湯で親父の背中を久しぶりに流してあげた時、親父の背中がちっちゃく感じた。
凄く小さく・・・
お袋は短気な親父に暴力を振るわれようが僕ら子どもたちを守り、我慢し、
育ててきた。
優しい優しいお母さんだったがいつからか口うるさくなっていた。
2年前まで家庭はぐちゃぐちゃみんな気持ちも離れ離れだった。
お互いの嫌なところを罵り合い喧嘩ばかりみんな別れればいい・・・
そんな家庭、実家に僕自身も近寄ることをしなくなっていた。
去年1月お袋の癌で余命三ヶ月と宣告されそこから俺の一声で家族が再結成した。
お袋と妹はつい前までは親父にいつ死んでもいいんだ早く死ねばいいのにと言っていた・・・
お袋を助けるのにお兄ちゃん動いてと妹・・・
親父も一緒に助けないなら俺はお袋の件も動きはしないと言い張った、そこから
今までにない原家が再結成された。
二人を九州からこっちに呼び、老後を一緒に楽しく過ごそうと・・・
久しぶりに家族がひとつになった
しかし・・・
親父は痴呆もひどくなり、今ではおむつ姿で一点を見つめうんうん言っては
食べ物を荒らし、生肉食べたり、漏らしたりと・・・
もう、日本新出したことのある、箱根を走ってたという、海に行っては親父の背中に
しがみついてた、そんな頼れる親父の姿はどこにもない・・・
お袋は昨年暮れ入院する前までガミガミ俺と言い合っていた・・・
おれもそんなんなら動かねぇ~って言いながら・・・
でも、俺しかいないじゃん・・・
そんなおふくろも病院で会うたびに骨と皮だけに・・・
もう見てられない・・・
今日、セカンドオピニオンでほかの病院にも俺が一人で行ってきた
どこ行っても、もうごめんなさい・・・もう無理ですと・・・
今日俺がセカンドオピニオンで動いてるのを知っていて
さっきメールが届いた・・・
ありがとう♥
って・・・
まだ生きてるから・・・
でもどうしてあげたらいいの?????????