お世話になっております。

高建です。

今回はだいぶ前に記事にしました、魅力的な親方の話からの続きをしたいと思います。

当時の社長も初登場します。


それでは想像しながらどうぞ↓


その日は現場が早く終わりまして、社長からお金を預かる為に、リーゼントヘアの親方と会社の事務所へ寄ることになりました。


事務所兼社長の自宅に到着。

親方「おーす!」

高橋「お疲れ様でーす!」

事務所のドアを開けると、社長は真面目にデスクでお仕事していました。

社長「アハァ〜♪お疲れさ〜ん♪」

この社長、ちょと変わり者で背の高い宇宙人みたいな人です。

趣味はアコースティックギターと歌う事で、仲間とバンド組んでたりもします。

社長「アハァ♪麦茶飲むか?飲むだろ?飲むよな〜♪」

(……返事してないですけどね)

(⁠。⁠ŏ⁠﹏⁠ŏ⁠)


すると社長が隣室の自宅から、お盆に麦茶とコップを持ってきてくれました。

親方「………………。」

高橋「いただきまーす!」

社長「アハッ♪飲め飲め〜♪」

なぜかご機嫌な社長は、突然得意のアコースティックギターを弾き始めます。

社長「アハハ〜ラララ〜♪」

さらに、よくわからないオリジナルソングを歌い始めました。

↑仕事中

(また1人コンサートが始まったよ💦あれ?親方は麦茶飲まないのかな?)


ここから小声になります↓


親方「おい高橋くん…あきらかに、このコップ洗ってねぇな…」

高橋「ホントだ…なんか汚い…」

親方「見てみろ?コップに輪っかみたいな跡があるだろ?底にもあるよな?」

高橋「た、確かに💦」

親方「俺は絶対に飲まねぇぞ!」

社長「ラララ〜♪アハハァ♪」

(僕飲んじゃいましたけど💧)

(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)


ご機嫌な社長、今度は事務所の外へ出て樽のような物を開けてゴソゴソしてます。

親方「早く!今のうちに、そこのトイレに麦茶を放流しろ!」

高橋「あわわわわ💦」

急いで残りの麦茶を放流しました。

社長「アハハァ〜♪キムチ漬けたから持ってけ♪特別だぞ〜♪」

親方「………………。」

高橋「いただきまーす💦」

社長「美味いぞ〜♪アハァ〜♪」

(なんかちょと臭い気がする…)(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)


社長は大量にキムチをスーパー袋に入れてます。

親方「もういいよ社長!じゃあ置き場戻って帰るから!行くぞ高橋くん!」

高橋「じゃあ失礼しまーす💦」

軽ワゴンに乗り込み事務所を離れました。

社長は手を振って外まで見送ってくれてます。

社長「お疲れさ〜ん♪アハァ♪」

(いい人なんだけどなぁ…でもヤバイ人だよなぁ💧)


親方「お前よくあの危険な麦茶飲めたな!?昔から社長と奥さんはコップとか洗ってないぞ、そりゃ汚ねぇよな!ハッハッハッ〜w」

高橋「早く言って下さいよ💦」


しばらくすると、車の中が激しく臭くなってきました。

社長のキムチの袋がパカパカ開いてるのが原因っぽく…

高橋「なんかすっげー臭いんですけど💧」

親方「あの危険なキムチは腐ってるからな!」

高橋「えーーー!それも知ってたんすか?」

親方「あたり前だろ?何十年あの社長と仕事してると思ってんだよ!飼ってる金魚の餌にドッグフードやる人がマトモなわけねーだろ!ハッハッハッ〜www」

高橋「もう辞めたいです💦」

༼⁠;⁠´⁠༎ຶ⁠ ⁠۝ ⁠༎ຶ⁠༽


置き場のすぐ近くに小川が流れていました。

たまに覗くと、小魚もいて緑もあって癒やしのスポット。

小さな川ですが散歩コースにもなっていて、少しゴミなども捨てられてしまっていますが。


高橋「キムチどうします?腐ってるとしたら食べれないし…」

親方「食えるワケねーだろ!しかも臭過ぎて気持ち悪くなってきたな💦吐きそうだ!」

高橋「顔色悪いっすね💦」

親方「うわぁ〜もう無理だわ!ホント無理!ちょとそこの川の橋の上で止めてくれ!急げ!!」

高橋「え!?吐くんですか?💦」

親方「その前に放流するぞ!!」

高橋「えーーー!?」

すると親方、

激しく異臭を放つキムチを、癒やしの川に向かって豪快に放流開始。

ドボドボドボドボ

(うわぁ〜やっちゃったよ、このリーゼントの人💦)

高橋「お、親方💦生態系が…」

親方「大丈夫だ!すでにこの川には前に放流したピラニアもいるからな!ハッハッハッ〜!」

↑自然破壊

高橋「…僕も放流しまーす💧」

(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)


と言うわけで

八王子の風が吹き抜けた、ひと昔の懐かしいお話でした。

良い子は真似しちゃダメですよ。

親方と社長みたいな大人になっちゃいますからね。



ではまた👍