12月4日 マラソン大会に参加してきました。

 

 

 

今年の8月に東京マラソンのエントリーをしたものの、どうせまた落選だろうと思い確実に出れそうなマラソン大会をエントリー、その大会が先週の日曜に行われました。

 

 

 

マラソンのイベントや大会に参加するのは初めてで多少の不安はあったけど、ゼッケンや計測器は事前に送られてきていたので当日の受付等はなく、会場に行くだけ。

走る距離はこの大会の最長距離となっているハーフの21.0975km

 

 

 

 

会場に着いたのはスタート時刻1時間前の7時30分。

 

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朝早いのにたくさんの人(;・∀・)

 

 

とりあえず適当な場所に荷物を置いてその場でストレッチ

なんとなく体がほぐれたところでトラックを軽めに走ってみる。

 

 

いつも走ってる夜とは違ってやはり朝は起きたばかりだからか少し重い感じ。

まあでも走ってるうちによくなっていくだろうとあまり考えず体を温めスタート30分前。

 

 

 

 

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↑スタート地点

 

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↑ゴール

 

ゴールは陸上競技場のトラックを半周回ってフィニッシュする流れ

 

 

 

 

長蛇の列ができている手荷物預け所にバックを預け終わったのがスタート時刻の約10分前。

 

スタート後の混雑を回避するためかそれぞれの推定タイムごとにスタート列がアバウトに分けられていたので、初参加でタイムが分からなかったが「1時間35分未満」のところへ。

 

見渡すと早そうな方ばかりだったけど気にせずスタートを待つ。

 

スタートする数分前に今回のゲストランナーの渋井陽子さん(五輪ランナー)が後ろのほうから「通してくださーい!」とさけぶスタッフに連れられ、すぐ近くを通り先頭のほうへ

 

 

 

そして8時30分ちょうどにピストルの音でスタート!

 

 

 

今回の21キロは自分にとっては未知数な距離で、普段ランニングしている3キロコースのペースではもちろんだめなので、“ずっとそのペースで走り続けることができるペース”を意識して走った。

 

 

スタート直後は周りとほぼ同じペースで、手元の時計では1キロ4分台。

3キロ地点辺りで靴ひもがほどけるアクシデントがあったけどその後は順調!

と思いきや少しずつ抜かれる割合が多くなり、自分のペースが落ちてる?みんなのペースが上がってる??

 

 

 

走りながらよく分らなくなってきたので周りは意識せず自分のペースで行こうと心に言いきかせ走っていると、後ろからかなり早い速度で足音が迫ってきてあっという間に抜かされゼッケンに目をやると「ゲストランナー 渋井陽子」の文字(^-^)

 

先にスタートしてたはずなのに、まさか後ろから来るとは思わなかったのでビックリ。みんなと走るためにどこかで休んでたのかな?

走りながら、抜きながら一般のランナーと会話してた(^^;)  ほんとにすぐに見えなくなってしまって五輪選手の凄さを実感(゜ロ゜)

 

 

 

その後も少しずつ少しずつ抜かれていく感じで、8キロ地点くらいで自分でもペースが遅くなっているのが分かり、10キロ地点では両足のふくらはぎが痛み出す。

 

 

 

途中の給水ポイントで水を飲むため水の入ったカップを取るも、走りながらで半分くらいこぼれ、走りながら息をしながら水を飲むことの難しさを知る。結局、口を湿らせるくらいの水しか飲めなかった(´・-・。)

 

 

 

折り返し地点となる12キロ付近からはもう気力で走るしかなかった。

足の痛みもふくらはぎに加えて左足首、両太ももが痛くなり全体の疲労感がペースを落とした。

息は上がっていないのだけど、足がついてこない感じ。走りながら思ったけど練習でもっと長い距離を走れば持つようになるかもしれない。

 

 

 

このつらい状況を支えてくれたのが市民の皆さんの声援。

 

 

このマラソンのいちばんの良いところは市民の皆さんの声援の多さ。ちっちゃい子から年配の方まで幅広いたくさんの方が沿道から声をかけてくれる。

走っててエネルギーになるし、本当にうれしかった。

 

 

 

後半の残り5キロ以降は過酷だった。

この間の道をどのように通ったかも覚えてないくらい、何も考えず無心で走り続けた。

富士登山のつらさを思い出すくらい。あとどのくらい?ゴールはまだ??

見えないゴールを目指すのは本当につらい。

 

 

 

 

残り3キロ辺りでは最後の力を振り絞ってスパートしなくては!というより、あと3キロ体が持つか.. という状態。ペースはがた落ち、ばんばん後ろから抜かれていく状況も、それでもあの人についていくぞと前の人を目標にして腕を振り続けた。

 

 

 

 

 

残り1キロ

 

「残り1km」のプラカードを持ったボランティアの方が残り1キロだよ!!ラストー!!!と声援を送っていた。

 

その先にスタートした競技場が見えた。あともう少し.. あともう少し... 絶対に歩かないと決めていたし歩くはずもないと思っていたが、競技場の入り口で急に目の前が暗くなり倒れそうになり歩いてしまった。貧血みたいな症状だった。

 

このまま歩いてゴールするつもりだったけど、トラックに入ったら会場の歓声で自然に走りだしていた。そして、力を振り絞ってゴール。

 

 

 

ゴール後、達成感を感じる余裕もなく早く息を整えたかった。そして異常なくらいの足の疲労感を感じ、足がつりそうな感覚がしばらく続いた。

 

 

 

 

 

 

完走証を受け取った時、最後あんなに抜かれたのに14○位??

と思ったけどハーフでも8クラスに分かれていたので全体ではもっともっと下でしょう。

でも該当クラスの144/510人なので初参加にしては良かったほうなのかな

 

 

 

 

 

ランニングを初めて7年。

少し空いてしまった時期もあったけど週3日、日課としてランニングを続けてきて

“ 継続 ” が “ 力 ” になったことを実感するすばらしい日になった。

 

 

確かに続けるということは簡単ではないと思う。でも肩に力を入れすぎるよりも少し楽しむくらいの気持ちで臨んだほうがいいということも教えてもらった。