無事に合格の通知を受け、運転免許証試験場での手続きについて説明を受ける。
受け取った書類を出しさえすれば、晴れて大型自動二輪免許取得となる。

どうせなら一秒でも早く手に入れたい。
受付時間は午前が12時まで、午後は12時45分から15時まで。
教習所を出た時間が11時、試験場までは35km…午前の受付に間に合うか!?

走りに走って受付終了10分前に滑り込んだ(←こんなんばっか)

証紙を買って用紙に必要事項を記入、窓口に提出して視力検査…クリア。
「おめでとうございます」の言葉を受けて、待合所へ。

写真撮影まで45分ほど待機。
その間に髪と身なりを整える。

写真撮影室に入ると、老若男女が50名ほど。
全員二輪免許らしい。
てことは隣の華奢な女の子も!?

バイクブームから四半世紀が過ぎて、街を走るバイクの台も大幅に減った。
だけどまだ、バイクに乗ろうとする人たちはこんなにもいるんだ…それが少し嬉しい。

ほどなくして新しい免許証を受け取った。
去年の12月に運転中のケータイ使用で御用となったため、ゴールド免許とはおさらば。
それでも新たに加わった「大自二」の三文字が嬉しい。

大型二輪への挑戦は、二ヶ月の間ほとんど人に話すこと無く進めていた、言わば自分の中での「極秘プロジェクト」
いち早く知らせたい人がいる。
驚く顔が見たい。

そんなことを考えながらクルマを走らせた。