今日は、9月1日防災の日です。全国各地で様々な形で防災訓練が行われたと思います。私も神田公園地区の訓練に参加してきました。東京湾北部地震や先日南海トラフ地震の被害想定が発表されるなど関心の高まっていることもあり、沢山の区民や企業の方も参加されておりました。町会の防災部や消防団員が汗だくで手際よく参加者を各訓練項目に誘導していたのが印象的でした。初期消化訓練、煙体験、起震車体験、通信訓練とうが行われました。起震車での振度7の揺れには皆さん改めて地震の怖さを実感されておりました。地震発生を防ぐことはできませんが、被害を可能な限り小さくする、いわゆる減災は私達一人一人の備えと心構えで実現出来るものと思います。震災予防で大事なことは、自助、共助、公助の三助が大事だと言われますが、中でも家族や地域の支えあいと絆による共助が最も大きな力となるものと思います。その意味からも今日のような地域主体の訓練を通じて日頃から地域の人達がお互いに顔見知りになりコミュニケーションを取っていくことは非常に有意義なことと思います。訓練中に急なにわか雨のため途中中止となってしまったのは残念でした。それにつけても都心千代田は、日本の政治、経済等の中枢機能が集積しているだけに被害の影響は計り知れないものがあり、国、都、区が連携したまったなしの対策が急がれます。
撮影日 平成24年9月1日(土)