現在宮崎での総フライトタイム68時間30分
そのうちソロフライト9時間を含む34時間30分のNavigation訓練を終え、口述試験もパスしようやく事業用操縦士をかけたフライトチェックの一つを受ける条件を満たした。
週明けのチェックを前にし、今までフライトをしてきて学んだこと、教官に注意されたこと、自分の弱点などを書きなぐったノートに目をやった。

するとある日のFTD訓練(シミュレータ訓練)を終えた後教官からいただいたアドバイスを書き留めたメモを見つけた。
その日の訓練の事を思い返してみた。
確かFTDを終え、デブリーフィングを終えた後に教官が「最近楽しいことあったか?」と聞いてきたのだった。
ぼくは楽しいことを思い出す間もなく思わず「訓練が辛いです。」ともらしてしまった
だけど教官は少し笑みを浮かべ「お前らはまだパイロットの赤ちゃんだ。叱られるうちが華。意固地にならず、素直な気持ちで取り組め。」ととても前向きな気持ちにさせてくれる言葉を掛けてくれたのだった
失敗したらなぜ失敗したら対策をしっかり立てる。
フライトは感情だけで上手くいくものじゃなく、確かな知識と判断力が必要だ。
だけどこの赤子同然の訓練生に操縦桿を握らせてくれてる教官に対して素直な気持ちで接することは最低限必要だと思う。
明日をベストフライトにする

1年間乗ってきたボナンザとのフライトも残り少なくなってきた。
秋の空気を少しずつ感じつつ、暑く苦しかった宮崎の訓練がもう少しで終わろうとしている。MDとボナンザ