昨日横浜の「神奈川芸術劇場(KAAT)」で




三谷幸喜さんの新作舞台『国民の映画』を観てきました。





テレビでもおなじみ小日向文世さん、風間杜夫さん、石田ゆり子さん、





段田安則さん、、、と豪華出演陣で1941年ナチス政権下のドイツを





舞台にした群集劇でした。





これまで三谷作品は数多く見たけど今作はやや異色でコメディ要素が





ありながら喜劇とは言い切れない"小市民が狂気に走る怖さ”が





描かれてました。ひとことで、「面白かった」です。





あつし家は父をのぞき観劇が好きで、三谷幸喜、野田秀樹、新感線、





古田新太とかよく行くのですが今回は友達にチケットを取ってもらい





お袋を誘っていってきました。





息子が齢30を超えても一人暮らしの愛息がちゃんとご飯を食べてるか





心配するらしく、会う度に食料を調達してきてくれます。





昨日はパンでした。





会うなり、「これ明日の朝ご飯にして。お昼に○○で買ったんだけど





すっごい美味しかったから途中でやめて持ってきた。」












「食べかけ!?」













「だいじょぶ、ちゃんとナイフで切ったから。」






いやいやいやいや、持ってきた方法じゃなく、そのビジョン。






美味しかったから、買ってきたよ。






or






美味しかったから、今度買ってくるね。







でよくない??







”美味しかったから、途中で食べるのやめて持ってくる”







発想は、ふつうチョイスにない。







まあ人生30年をともに過ごしてきた中で、







マイマザーの天然列伝は本にして出版するほどあるのだが







横浜で待ち合わせして開口一番、三谷幸喜の至極の喜劇を観る前に






ひと笑いしてしまった幸せな時間でした@あつし







次回の舞台は三谷幸喜作、深津絵里主演の舞台on7月