今年は県ジュニア美術展コンテストに教室の多くの子どもたちが受賞、入賞しました。
もちろん子どもたちが一番頑張りましたが、コンテストへ応募する為の特別授業に忙しい中子どもたちを送迎いただいた保護者の皆様には心より御礼申し上げます。
画像のこちらのお子さんは残念ながら賞はおろか入選も出来ませんでした。でも出品した作品は相当な力作で審査会場から直接学芸員さんから問い合わせがありました。
「凄い作品ですが、素材の圧着不足で崩落しています」「どうされますか、審査はこのままではできません」
私は素材の扱いを低学年の彼に説明を詳しくしなかったことを悔やみました。卓越した表現力と構想力。多分、このような異例の電話をうけたことは審査さえ受ければ「大賞」も夢ではなかったかもしれません。
でも、彼はそんなことはおかまい無しに今日も教室で受賞した仲間の横で元気に制作に励んでいました。私は心から彼を見守って伸ばしてあげようと誓いました。
既に次年度の試作品は完成しています。
世の中は虚構と現実が混沌と混濁する難しい状況です。価値観もリア充及び極端な富裕層とブラック職でいまだ低賃金で喘ぐ多くの国民に二極化しています。
震災から4年、日本人の価値観は急激に変化しました。「絆」「共感」の空気は一変し、個々の解決力が最も大切な時代に子どもたちは生きています。
私は彼らに「なれ合いの世界」ネットの「虚無の世界」の住民になるなと説いています。
今週はいよいよアメリカ経済は大きな舵をきりました。このまま日本もバブルの芽に巻きこまれていくのでしょうか。流されていく恐さを私も知っています。
どうか「なれあい」「寄り合い所帯」から抜け出して自己の力で人生を切り開いてほしい。そのために教室で頭を使い、汗を流してほしいと思います。
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