今日の朝の授業は先週の鉛筆デッサンから格段に進化した
受講生の方で、何ヶ月前の作品と比べて「ここがよくなった」
とお話ができるまでになりました。
デッサンの大きな比重であるパース(遠近法)について
テキストを用いて説明して、ちょっとしたモチーフの
部分から絵が「破綻する」怖さを伝えました。
今回のモチーフの組み合わせは、実は事前に中心が
誰でも出せるように仕組んであり、中心の十字で
画面が四分割できるようになっています。
来週はいよいよ、一層目のインプリミテゥーラで
イタリア式の重層的な絵画に入ります。
お二人目は二ヶ月目で4層目に突入の方です。
明るい色調に進んでいます。
今回はモチーフの花の色目と背景の調和について
説明させて頂きました。
ここからは、一段とスピードを落として慎重に
絵具を重ねていきます。
子ども造形絵画Cは夜にもかかわらず楽しみに
来てくれています。
本格的な骨材をいれた作品に挑戦しています。
前回の授業で、細かい部分が折れて取れてしまい
ちょっと、軽いショックを与えてしまいました。
骨材はフタッフ(藁材)などを下に巻いて、石膏や
粘土の癒着を高めます。
隙間にへらで上手につめる事ができました。
絵画は先週から人物デッサンの技術的なアドバイス
をしています。
基本は漫画の単行本ですが、動きのある野球の物語
なのでモデルを見つけるのが大変です。
今日は作品展用のキャンバスボードに制作をしました。