三次市内は朝のうちは晴れていましたが、教室を始める頃には冬らしい空模様になりました。
本日の年少さんクラスの授業は引き続き、クリスマスをテーマに三観点に基づく絵画造形制作でした。また、授業の始めに、こちらでご用意させていただきました、クリスマスにちなんだ立体絵本を中心に鑑賞の授業から展開して、本題の「季節の絵本作り」に向かいました。

小学校に上がった生徒さんは没頭できる時間がかなり長いのですが、年少さんは導入が上手くいかないと、飽きてしまうのが早いので、休憩をいれながらの、間延びした内容になりかねません。
テンポよく制作が進むように、あらかじめ授業前に繰り返しリハーサルしておきます。


これは、絵本の読み込みから、制作に向かっているところです。混色の方法をマスターするのは大人もたいへんなのですが、「色水」で濃度を覚え、筆さばきも同時に学びます。素敵なストーリー絵本ができました。


今日は造形も盛り込みました。型押しでいろいろパーツを作り最後は彩色して仕上げます。粘土を千切ったりこねるのは年少さんにはたいへん力がいる作業で、お母さんも参戦です^^


こんな立派な立体絵本ができました。本当は4枚のストーリーで紙芝居ができるようにしたかったのですが、最後は「カエルさん」で盛り上がってしまい別の意味で楽しい世界観になりました。