3月1日に亡くなられた鳥山明さんの『ドラゴンボール』のテーマパークが出来るそうですね。





サウジアラビアは、ちと遠いですね
(`エ´*)トーイヨー








あらゆる願いを、意のままに叶える力を持つという如意宝珠『ドラゴンボール』

それは、龍王(姿形は人間と同じだそうです)の脳から生まれるとされ、龍はその宝珠を取りに行くために天に昇ります。

なので、『昇龍図』の龍の手には、宝珠が描かれていないことが多いのだそうです。




『登り龍』(部分)
葛飾北斎87歳





私は、辰年にちなんで昇龍の縁起絵に挑戦してみようと思い立ちました。


私はこれに、あらゆる願い事を叶えるドラゴンボールをどうしても描き入れたかったのです。

そこで、これから大空に飛翔する新米の龍が、12年前の辰年に飛翔して雲龍となった先輩の龍から、ドラゴンボールを引き継ぐという勝手な設定をして絵にしました。




辰年元旦の朝日を浴びて、新たに大空に飛翔しようとする龍の向こうの空に、12 年間空を駆け巡ってお役目を終えた先輩雲龍が、後輩にドラゴンボールを引き継いで消え去ろうとしている図です。



当初は、新年早々にも仕上げるつもりでしたが、あれこれ悩みながら描いていたら、あっという間に5月になっちゃった!😆💦

いつまでも加筆修正していると、辰年が終わってしまうことにもなりかねないので、ここらで見切りをつけて、サインを入れて完成としました。



F6 キャンバスボード
2024年縁起絵
ゴジラ -1000』


あ、違った💦


『潜龍飛翔』
ピンキーたかい63歳
11月で64になるがの…
😅💦
な〜に、これから、これから!
まだまだ、赤ちゃん、赤ちゃん!






次の辰年には、もっと上手く龍が描けるようになってるといいな〜😊




目指せ、画狂老人!
٩( 'ω' )وᵞᵉᵃᑋᵎᵎᵎ
ダウンダウンダウン
葛飾北斎自画像
とっても幸せそうな笑顔ですこと😊


掃除をする暇があるなら、絵を描きたい

このままで良いのか
現状に満足してはならない

私は6歳から物の形状を写す癖があり、50歳ころから数々の作品を発表してきたとはいうものの、70歳以前に描いたものは、実に取るに足らぬものばかりである

73歳にして、ようやく禽獣虫魚の骨格や草木の生え具合をいささか悟ることができたのだ

葛飾北斎75歳
(富嶽百景初編跋文より抜粋)



北斎はこの跋文(後書き)で、90歳になれば奥義を極め、100歳ともなれば神妙の域に達することが出来るだろうと書いています。
そして、長寿の神に、是非ともそれを見届けてくれと願っています。




しかし『富嶽百景』刊行から15年後のことでした…



翁、死に臨み大息して

天があと10年、いやあと5年命を与えてくれたなら…

本当の画工になれるのに…

と、言い終わりて死す

葛飾北斎数え90にて没





あの北斎でさえ、最後まで自分の技巧に満足出来なかったという事ですかね。



北斎は、数え68、9で中風(脳卒中後に残る麻痺)を患いましたが、脳卒中から2、3年後には、大ヒット作となる『富嶽三十六景』を刊行するなど、旧の如くに回復していたそうで、医師の言う死因は老病(老衰)だったということです。





北斎87歳と大岡雲峰82歳の合筆
(右の鶴が北斎で左が雲峰)
80過ぎの爺さんのダブルパワーで、必ずや長寿のご利益が貰えそうな絵ですな😇







最後に、私の昇龍画のお口直しに、北斎の昇龍画をどうぞ。
(^ω^)_凵



『富士越龍図』
葛飾北斎絶筆
(死の3ヶ月前)




北斎は、この絵の龍に天界のドラゴンボールを取りに行かせて、自身の寿命を伸ばす願いを託したのかも知れないですな。





かく言う私の描いた昇龍にも、私自身の願いを託しています。

ドラゴンボールのみならず、一富士(不死・不老長寿)、二鷹(貴・栄耀栄華)、三なすび(成す・心願成就)を加えた最強仕様の縁起絵となっておりますが、決して多くは望みましぇん!

その願いは、たったひとつなのでございます🙏






     大金運!
南無!
🙏
これだけ!

これだけですから〜

お願いしますよ〜

マジよ〜









本日もご訪問ありがとうございました。

お体ご自愛ください。















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 ※記事に貼った北斎の肉筆画は、この大全からスクリーンショットしたものです。
















次回予告★



全米が泣いた!😭


世界が泣いた!😭






戦後間もないドイツで、瓦礫の街と化した『ミュンヘン』や『フランクフルト』『ニュルンベルク』でロケを敢行!





アウシュビッツで母と引き離された少年は、ショックで失語症になり母の記憶さえも失っていた…。





一方、少年の母はもう9ヶ月以上も、わが子を探して彷徨っていた…


愛児が生きてると信じて…







母性愛の本質が

奇跡を呼ぶ!






「銀幕がもたらした如何なる作品にも劣らない、感動的な、そして深く反省させられる映画だ」

ニューヨーク・タイムス紙





主演

モンゴメリー・クリフト


監督

フレッド・ジンネマン

『ここより永遠に』(1953年)など




The Search

『山河遥かなり』

1947年公開作品


次回更新を待たれたし!

🙇‍♂️









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