千葉市若葉区に植草学園という学校があります。

そのキャンパスに隣接した約2万平方メートルの雑木林に「生物の飛来・共生する環境づくり」を目標に 植草共生の森 の整備が大学職員、学生、そして多くの協力者の方々の力によって進められています。

 

私のところにその中心的な協力者の一人、Yさんから日本ミツバチをこのビオトープで飼えないかという話がありました。

 

この森には樹種は分かりませんが、毎年自然巣が営まれる樹があり、日本ミツバチがいる環境であることは確かです。

 

 

上の写真です。


でも、残念ながらこの自然巣は毎年オオスズメバチの襲来により日本ミツバチが逃居してしまうということで、Yさんにはこの穴を7mm目の金網で囲んだらどうですかと提案いたしました。

 

と、言うことで、遅ればせながら今年4月18日に待ち箱を設置。←今年こそはと思っていたんですが、結局人から頼まれたことだけで、我が家での待桶も設置せず、ここに2つの待桶設置のみとなりました。に

 

んで、4月30日、キンリョウヘンの花替えと蜂の様子を見に行くと待箱の一つで日本ミツバチが盛んに出入りしています。


かなり期待できそうですが、突然、ぱったりと蜂の出入りがなくなることもよくあることです。

 

 

Yさんたち、この周辺で倒木の処理等の作業(チェンソーブンブン)を行うこともあるとのことなので、音もありますが、振動が伝わるようなことはしばらく控えて遠くから見守ってほしいと伝え、、、、

 

約2週間後の、本日5月15日、内部撮影の結果です。

 

蜂数はそれほどではありませんが既に7枚の巣板を作っています。

 

順調に育てば秋には入居料の徴収(採蜜)し、学生たちに垂蜜によるハチミツ体験を提供できるのではないかと期待が膨らみます。

 

まあ、アカリンダニの発生やスムシ、オオスズメバチの被害が起こらないよう気をもみながらの見守りを続けて初めてできることですがね・・・・・

 

この学校は教員や保育士などの育成をしているということなので、このビオトープでの自然とのふれあいや体験が次世代の育成に少しでも活かされると良いなと思いつつお手伝いさせていただきます。←無報酬のボランティアですよ!

 

んでは、また。