一昨日、昨日と、2日かけてミツバチの巣箱を作りましたよ。

私の巣箱には巣門(ミツバチの出入り口)がありません。
換気のための空気を取り入れる窓も有りません。

ただの箱で何段でも積み上げることができます。
だから巣箱と継箱(巣箱の上に積み上げるための底のない巣箱)の区別も有りません。


養蜂と言うと日本列島を花から花を追って南から北へ移動するイメージだと思います。
これを転飼(てんし)と言いますが、これに対し、それほど移動せず、狭い地域でミツバチを飼う定飼(ていし)というものが有ります。

私はこの滝沢郷周辺でミツバチを飼っています。
移動は、蜂場を変えるときだけで、それも車で30分以内に行けますから換気のための窓は必要ないのです。

この巣箱は、下の写真にあるスクリーンボトムに乗せて巣箱としています。


長さ4000ミリ、幅250ミリ、厚さ20ミリの板、知人の材木屋さんにお願いした特注品ですが、この杉の赤身部分で重いこと。
ここ滝沢郷は江戸の昔から山武杉の産地です。


作成手順ですが、軽く自動かんなで表面をきれいに均した後、スライド丸ノコで部材を必要数切り出します。


これをテーブルソウで刻みます。
これは今では販売されていないトリトンのワークセンター2000、もう10年以上遊ばせてもらっています。


側板との組上げと巣枠のための欠切を細工し、


とりあえず、部材を組み上げ、箱の形にしました。
ここまでで1日目。


2日目の途中で、スリムビスがなくなったのでホームセンターまで買いに行きましたが、持手と袴を取り付け、なんとか12個作りましたよ。


今日は、そば打ちをしてから投票に、その後陶芸教室ですから、明日からスクリーンボトムづくりに取り組みたいと思います。