「親日」という一言では表現できない台湾人の日本文化の理解。
中でも日本のアニメと音楽の人気は不動のものと言ってもいいかと思います。
台湾へ旅行された方、台湾にお住まいの方なら街中で、
タクシーで美空ひばりさんや森進一さんの音楽を耳にされたことがある方もいるかと思います。
(2018年、当時住んでいた台北の圓山駅前にある花博公園で演奏されていた美空ひばりさんの港町13番地。)
特におっちゃんのタクシー運転手さんの日本演歌の熱は同世代の日本人を凌ぐほどです。
そして、最近興味深いのは若い世代の「昭和歌謡」の認知度です。
先日も2000年生まれで今年21歳の方の家にお邪魔さでて頂く機会がありました。
「音楽流すね~」と言われ、流れてきた曲が、
杉山清貴、菊池桃子、松田聖子、、、、
全部80年代の曲。
ちなみに私は1985年生まれ。
自分でさえもリアルタイムでは聴いてない世代。
その21歳の方に「何でこんな往年の曲知ってるのw」と聞いたところ、
「だって日本の昭和歌謡曲は本当にメロディ、歌詞共に素晴らしいし、心に響く」とのこと。
リアルタイムでは聴いてないと言っておきながら、自分も80年代の日本歌謡曲は大好きです。
阿久悠さん、星野哲郎さん、三木たかしさん、松本隆さん、松任谷由実さん、筒美京平さん、、、
キリがないくらい偉大な作曲家、作詞家がいた昭和。
「じゃあ、最新の曲は聞く?」と尋ねたところ、
「聞くけど、やっぱり80年代の方が好き」
とのこと。
音楽って素晴らしい。