タイトルの、僅か8か国とは、
1945年以降、今日迄一切他国と戦争をしていない国のことです。
2021年現在、国連加盟国だけでも193ヵ国。
未加盟国も含めれば196ヵ国に上ります。
その中で、1945年の第2次世界大戦以降戦火を交えていない国は僅か8か国。
日本、アイスランド、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、スイス、ブータン
今では大変、治安の良い平和な台湾でさえも1958年迄戦火を交え、その後も国内政治が不安な時期があったそうです。
私は1985年生まれ。
その僅か6年前の1979年には高雄の美麗島事件が勃発していたと思うと、
今日の台湾の平和への道のりは決して容易では無かったと思います。
そして、現在世界各国で未だに感染症蔓延が収束せず、
また、世界各地で火花が散る現在。
日本の平和は、世界が羨むものであることは間違いありません。
しかし、その平和を実感しないのは案外日本人自身かもしれません。
また、テレビの枠を遥かに超えた情報社会。
リテラシー能力も問われる時代。
信ぴょう性に欠ける情報、ナショナリズムを煽る情報、
これらをいかに、感情を込めず冷静に捉えることが重要かと思います。
失われた30年と言われる日本。
されど、世界で上から3番目の日本。
ある意味、日本の平和はアジアのみならず世界の縮図に大きな意味を成しているのだと、
改めて思う訳です。
さて、今回はこの辺で失礼いたします。