「自分の人生に遠慮するほどもったいないことはない」
今の私に最も響く言葉です。
台湾で外国人として初の文学賞を受賞なされた日本人作家の木下諄一(きのした じゅんいち)先生の言葉です。
先生とは、2018年9月、共通の友人で「台湾人の当たり前」をご出版なされた、
作家の二瓶里美(にへい さとみ)さんのご紹介でお知り合いになれました。
以来、とても気さくなお人柄で接してくださり私はすっかりファンになりました。
現在、木下先生は「超級爺爺 SuperG」という名前でYOUYUBE活動もなされています。
超級爺爺は直訳しますと、「スーパーじじい」ですw
中国語がご堪能な木下先生のYOUTUBE番組は基本中国語でお話され、日本語字幕のスタイルです。
そのため、中華圏の視聴者が大変多いのも特徴です。
また、木下先生は著書「アリガト謝謝」でも述べられていますが、
2001年3月11日に発生した東日本大震災では、判明している金額だけでも200億円もの多額の義援金をくださった台湾の方々の情と熱い心を、世界に発信されています。
木下先生のYOUTUBEチャンネルでは、台湾産パイナップルの日本へ輸出急拡大に関する情報や、
昨今の感染症に関する情報、台湾人のアイデンティティ等、ホットな話題を提供くださっています。
先生の益々のご活躍お祈りしております(^^)
▽きのした・じゅんいち 1961年、愛知県生まれ。東京経済大学卒業。商社勤務後、独立し89年、大学在学中に短期留学した台湾へ。日本語教師、雑誌記者を経て台湾観光協会発行の雑誌「台湾観光月刊」編集長に。2011年、中国語で執筆した小説「蒲公英之絮(邦訳=タンポポの綿毛)」で第11回台北文学賞受賞。台湾在住。


