私が台湾生活を始めて先ず行ったこと。
それは「1人でも多くの台湾の方と仲良くなる」事でした。
お蔭様で、約半年程で多くの方と知り合うことが出来ました。
知り合いが増えていく毎に感じたこと。
それは、これまで抱いていた台湾のイメージが「全てが正しかった訳ではなかった。」
と言うことです。
十人十色。これは決してマイナスの意味では無く、いかなる国でもそうですが各国とも様々な人が共存している訳です。
私は居住開始から半年程は日本語を話せる台湾の方と多く知り合いましたが、
それ以降は、なるべく日本語を抜きにして知り合うようにシフトいたしました。
そこで感じたことは、「日本語等外国語を習得した台湾人」と「中国語(あるいは台湾語)のみで生活している台湾人」では食生活も、金銭感覚も、作法も大きく異なることに気づいたのです。
無論ですが、後者の「中国語(あるいは台湾語)のみで生活している台湾人」が真の台湾の文化を表現している訳で、これらの方との信頼、交流が持たなければ、何年間台湾に居住していても台湾人、台湾に対するイメージは偏ったままになります。
私が台湾に住み始めた頃、お世話になっている台湾の方から
「髙井さん。台湾(台北)は日本語だけでも生活が可能です。しかし、本当に台湾がお好きでしたら中国語を学ぶことをお勧めします。そうでなければいつまでも台湾人との距離は縮まりませんよ。」という言葉を頂きました。
仰る通りです。
ちょっと、視座を変えてみると日本に住んでいる台湾の方はいかがでしょうか。
皆さん日本語を一生懸命学んで日本で頑張って生活されている訳です。
私は台湾で多くの方と知り合うことが出来、様々な場面でお世話になっております。
中国語がまだまだな私にできることは何?と考えたとき、「そうだ。この知り合った方々を繋ぐお手伝いをしたい」
そう思い、台湾生活2年目からは不定期に多くのイベントを行いました。
現在は残念ながら感染症の関係で開催はままなりませんが、いつかまた行いたいと思っております。
(写真:2016年12月に行ったパーティーの模様/右端の赤い服が私です。)
