【コラム】朴槿恵、強大国だけに依存すれば失敗する
2014年07月16日09時44分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

韓半島(朝鮮半島)の戦略的価値が上がる中で、韓国の人気は冷めるとは思わない。米国と中国のラブコールに力を持つ状況だ。韓国が過去の問題で距離をおいている日本は北朝鮮交渉カードを持ち出した。北朝鮮に植民支配の賠償金として数百億ドルの札束を与える可能性もある。韓国を心から好んでいる同盟国米国のオバマ大統領は4回も訪れた。欧州のどこの国の首脳よりも多い回数だ。韓中関係も習近平主席が訪問しながら「成熟した戦略的協力パートナー関係」にアップグレードされた。しかし本来、私たちの生存がかかっている北核問題については2つの強大国が実質的な解決法を出していない。これが韓米、韓中関係の実体だ。

中国が北朝鮮に食糧や原油を与えているのは誰もが知っている事実だ。米国は、そんな中国が北核解決のカギを握っていると追い詰める。だが中国は、米国との対立戦線で緩衝役をする北朝鮮の安定が優先だ。「内政干渉」はできないと言いながら腕組みをしている。米国はどうなのか。核威嚇をする問題国家・北朝鮮の存在が必要だ。それでこそ日本の集団的自衛権の行使と再武装化、韓日米の三角同盟構築を通した中国牽制が可能だ。これが「戦略的忍耐(strategic patience)」の実状だと中国は辛らつに批判する。いくら仲が良くても決して強大国を動かすことができず、核を頭に載せて生きなければならないのが現実だ。

(以下無意味に長いので省略 japanese.joins.com/article/781/187781.html)