いまさらですが、トー変化調整のオススメ | 中年オヤジのお遊びPhase2

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ヤフーブログからの引っ越しです。
主に乗り物関係のUPが多いかと思います。

中華バギーのサスペンション
逆KPI修正やら、バンプイン修正やら・・・
基本的な所は既にクリアしている所で、
バンプの変化する度合いをサスの硬さで色々と調整しておりましたが、
チマチマして地味~なネタなのでUPはしておりませんでした(笑)
 
・・・で、本題ですが
ハイスピードな旋回に合わせフロントサスを硬くし、
それに伴うクイックな反応をダルにする為、バンプ時のトー変化を
大きめにアウト方向にしておりました。
その動きは↓こんな具合、ダンパー類を外しタイヤを上下にしてます。
 
 
沈み込み時は大きくトーアウト、いわゆるバンプアウトです。
コーナー外のタイヤはロール時にアウト方向へ向くので、
基本的にはダルな動きとなります。
 
そして、今回はサスの取付け位置変更に伴い、車高が下がり
レバー比の関係で柔らかく動かす予定・・・
 
そんな具合なので、極端なバンプアウトだと直進性も落ちてしまいます。
そこで、仕様変更後は↓こちらの様になります。
 
 
バンプアウトは小さく抑えて、サスの動きに対応させます。
 
で、そのバンプ変化の調整方法ですが・・・
イメージ 1
 
↑ここで行ってます。
ステアリングシャフトのタイロッド取付け位置の上下を変更。
このバギーだと、切れ角UPスペーサーの取付け位置を上下に変えると
バンプアウトの量が変えられます。
 
また、バギーの個体差も大きく関係するので、
他の車両だと変化の仕方も違うと思われます。
 
ナックル側でも調整は出来ますが、
極端な嵩上げ等はナックルの強度的にもオススメ出来ません。
(ナックルが走行中に曲がる事もある様です)
 
おまけで、ナックルの補強です。
イメージ 2
 
↑以前、あて板と角パイプでタイロッド取付け箇所に補強してましたが・・・
 
↓現在の状態は・・・
イメージ 3
 
こんな感じで健在で、シッカリとした減速でも曲がり知らずです。
元のが鋳物っぽいので、溶接時は???でしたが結果オーライですね~(笑)
 
そうそう、忘れてはイケないのが、アームの作動出来る範囲の確認です。
イメージ 4
 
全伸びの状態です。
サス取付け状態、殆ど全伸びだったので車高は可能な限り上げていた形です。
 
そしてフルバンプの状態
イメージ 5
 
 
着地するまで、アームの作動が可能ですね~(笑)
バギーに乗り始めの頃、
中華ボールジョイント類が速攻で壊れる的な言われ様もありましたが、
殆どはボールジョイントの作動範囲の確認不足が原因でアームロック。
そんな感じで破損していた車両もあったみたいです。
タイロッドも締め付け時に気をつけないと、
作動しない位置で固定出来ちゃうので要注意です(笑)
 
でもって、仕様変更完了です。
イメージ 6
 
けっこうフロントを下げた状態ですが、
CJ系のバギーでこのタイプのサスアームなら、丁度良いとも言えます。
イメージ 7
 
横からは、こんな具合となっております。
リアの車高は弄っておりませんが、前後比率でも若干のリア下がりです。
 
オンロード仕様でのリア下がりは拘りの一つで、
リアのインリフトでターンインする際、リフト高が低くなり
トラクションをかけた時のリア着地がスムーズに・・・
ここも、ウンチクが沢山ありますが、とりあえずこの位にします(笑)
 
で、トー変化調整をまとめますが
バンプインだと、ハンドルを取られ危険なのでオススメしません。
真っ直ぐ走れないバギーは殆どこれだと思います。
オススメは若干のバンプアウトです。
極端なバンプアウトは硬いサス向きですが、長距離は疲れます(笑)
可能であれば、どちらも試して体感されると良いかもですよ~