エンマリ&ともちぃのブックトーク@北書店 2018 | 遠藤麻理Fan

遠藤麻理Fan

本人ではありません。ラジオはFM PORT「モーニングゲート」と「朝日山ライフステーション」しか聞きません。アメンバー限定記事は、twitter「遠藤麻理Fan」のアカウントのフォロワーのみに閲覧許可します。

2020年6月17日に北書店さんより「エンマリ&ともちぃのブックトーク 第二巻」がオンライン配信で開催されます。

そこで2018年4月21日(土曜日)に開催された「エンマリ&ともちぃのブックトーク」について振り返ります。北書店さんでは、前年12月にも「自望自棄」出版に伴う遠藤麻理さんのトーク&サイン会が開催されたので参加しています。
ブックトークは夜19時開演だが、ともちぃファンさんが大勢やって来ると思い、早めに並びました。15時か16時だったと思います。誰も並んでいませんでした。僕が先頭です。17時過ぎから並びはしないがともちぃファンらしい人達が周辺に集まり始めました。
雲遊天下128号 RYUTist特集
南陀楼綾繁著「本好き女子のお悩み相談室」2018年2月に発売。
「ちくま」3月号 ともちぃによる「本好き女子のお悩み相談室」の書評が載っています。
2018年1月24日付け「おとなプラス」

18時22分にともちぃさんがやって来て、店内に入って行きました。古町どんどんで歌っているところを見たことがありましたが、近くで見たのは初めてで、思わずtwitterに「ともちぃ顔ちっちゃ」とつぶやいてしまいました。顔の大きさは、おそらく麻理さんの半分くらい?

18時○分頃、遠藤麻理さんがやって来ました。僕を見つけると、「昨日の遠藤コラム聴いた?周りの評判がすっごく良くて。ネタを提供してくれてありがとう」と言いました。僕は遠藤コラムを途中からリアルタイムで聴き、夜にタイムフリーで全て聴いたのですが、まさか遠藤コラムで使われるとは思っていなかったのでビックリしました。評判が良かったというのは嬉しいです。

麻理さんは店内に入ると、最初、本を見て回っていましたが、すぐにともちぃと北書店さんの隣の喫茶店に入って行きました。
18時半、入場開始。一番前の席を確保しましたが、そこが丁度、麻理さんの座る場所の真ん前でした。
19時、開演。まず北書店店長の佐藤さんが、「自望自棄」が1万部を超えているが、新潟日報事業社さん発行の本で1万部を超えたのは大倉修吾さんの「人の縁にて川渡る」(1997年)以来だと話しました。次に北書店さんとRYUTistの関わりと、このイベントを開催した経緯を述べました。
そして拍手の中、遠藤麻理さんとともちぃさんが登場しました。麻理さんの仕切りで、ともちぃさんが最初に挨拶しました。「はいっ、RYUTistのともちぃこと、宇野友恵です。よろしくお願いします」さすがにカワイイ。
次に遠藤麻理さんがともちぃさんと同じ声色で挨拶。「はいっ」場内爆笑。「遠藤麻理です。よろしくお願いします」
開演前に入った喫茶店で、ともちぃさんはヨーグルトシェイクを頼みました。それで麻理さんは、本当はビールを頼みたかったが、グレープフルーツジュースを頼んだそうです。会計の時におばさんから「もう支払いは済んでいます」と言われたそうです。佐藤店長さんが支払ったのかと思ったら、RYUTistファンの人が支払ってくれていたそうです。
麻理さんが本を読むようになったキッカケは、付き合っていた彼氏を奪った友人が、読書家だったので、麻理さんも読書するようになったそうです。その女性は、いつも手にマルコムXの本を持ち歩いていたそうです。麻理「当時、何かでマルコムXがブームだったのよね」僕が「映画」と答えると、聞こえたみたいで麻理さんは「そう映画」と言いました。僕も映画「マルコムX」は当時、映画館で見て、本を数冊買ったが、思ったほど面白い映画ではなかったです。
ともちぃさんが本を読むようになったキッカケは、子供の頃は絵本くらいしか読まなかったが、高校を卒業する時に担任の先生からフジコ・ヘミングの「たどりつく力」をプレゼントしてもらってからだそうです。えっ!!まだ1年ちょっと?

1時間経ったので、一旦休憩に入ります。
ここからトークはともちぃさんと遠藤麻理さん二人のお勧めの本を紹介となります。

ともちぃさんの私の3冊
・西加奈子「おまじない」
・村田沙耶香「コンビニ人間」
第155回芥川賞受賞作。
・清水潔「殺人犯はそこにいる」
さわや書店による表紙、タイトル、内容を隠したカバーに惹かれたという。この表紙を外すと、普通の表紙なので、ともちぃさんは読むことはなかったかもしれない。でも読んでみたら、とても面白かったそうです。この手法は、知遊堂のマリエンドウ書店でも使われて、3冊の文庫の表紙が隠されていました。
遠藤麻理さんの私の4冊
・若松英輔「言葉の羅針盤」
若松さんは糸魚川出身で難しいこともわかりやすく書いている。
・中崎タツヤ「じみへん」
マンガだけれど哲学書のような内容

・菊地成孔「菊地成孔の粋な夜電波」
菊地成孔、チェゲバラ、トランプの3人は、麻理さんと同じ誕生日。TBSのラジオ番組は、音楽番組として、すごい知識量。「夜電波クロニクル」というサイトを見れば、この番組の全てが見れる。
吉田悠軌「一行怪談」
遠藤麻理さんが好きな歌人穗村宏さんお勧めの本で吉田悠軌さんに麻理さんはインタビューしたことがある。

二人ともお勧めの本として佐藤店長が紹介
前野健太「百年後」

最後に4月1日はともちぃの誕生日だからと、麻理さんは、ともちぃに1冊の本をプレゼントしました。タイトルは「人生に寅さんを」
寅さんの映画の中に出てくる名言が沢山載っているそうです。
なぜ麻理さんは、この本をともちぃにプレゼントしたのか?それはこんな一言があったからです。「そう、心で歌え。心で」寅さんのモノマネで言ったから会場爆笑。似ていた。

ともちぃは、寅さんを知らないそうです。


この後、佐藤店長さんの三輪明宏さんが新潟へ来た時のエピソードをいくつか話しましたが、会場は大爆笑でした。

終了後、後ろを振り返ると、RYUTistの残りのメンバー3人もいました。いつからいたのでしょうか?