きのう、ナゴヤ球場でドラゴンズ対ベイスターズのオープン戦外粉われました。

 

名古屋出身の私にとって、生まれて初めてプロ野球を見たのは小学1年の時、このナゴヤ球場でした。

 

野球が大好きだった叔父に連れて行ってもらいました。

 

カープ戦でした。

 

大下剛選手の先頭打者ホームランで試合が始まったものの、雨のためノーゲームに…。そのチケットを振り替えたシーズン終盤にタイガース戦。田渕選手、ラインバック選手、ブリーデン選手を覚えています。

のちに広島でアナウンサーになり、大下さんにその話をすると、「そんな試合もあった脳」と笑っていらっしゃいました。

何かのご縁だったんでしょうか。

 

最寄りのナゴヤ球場前駅(今は山王駅になっています)から球場に向かう道を歩いていると、人の多さにワクワクしながら心が高揚し、やがて照明塔が見えて、球場の姿が目に入ってきて…。

数年前にボストンのフェンウェイパークに行った時。地下鉄の駅を出て、ハイウェイにかかる橋に差し掛かった時にやはり無骨な照明塔を見て同じような想いに駆られたのを思い出します。

 

初めて一人で観に行ったのは大洋戦。

 

ホエールズの1番は中塚さんが打っていました。

その中塚さんとは、フリーになった後、一度だけですが、実況解説のコンビを組んだのも、何か不思議なご縁だったんでしょうか。

 

高木守道さん、星野仙一さん、木俣達彦さんの引退試合も観に行った球場。

 

左中間の電光掲示板に選手の名前が出て、打率とかが表示されるんですが、ジャイアンツの篠塚選手は篠の字の画数が多かったのか、カタカナでシノと表示されていたような気がします。

 

ナゴヤドームへ本拠地がうつった後、ファームの球場として、外野席をなくしてサイズを大きくして・・・。あのころとはちょっと姿が変わったものの、中継を見ながら、いろんな思い出がよみがえってきました。

 

私をアナウンサーへと導くきっかけの球場はまぎれもなくこのナゴヤ球場なんですね。