プロ野球はオープン戦がスタート。

 

例年通り、北谷公園野球場で行われたドラゴンズのオープン戦を担当しました。

 

今年の相手は昨年のセントラルリーグ・チャンピオン、カープです。

 

ドラゴンズは先発転向を目指す又吉投手、そのあとは小熊投手、福谷投手、そして予定になかった鈴木投手がマウンドに上がりました。

 

先発の又吉投手は、長いイニングを萎えることが求められるのですが、3回、ノーアウト3塁1塁という場面を迎えて次の打者をセカンドゴロに仕留めました。

アウト一つ取る間に3塁ランナーが生還するのですが、この投球が昨年までの役割と違うところ。

先発投手としてイニング数を重ねていくには、最少失点で押さえていくことを選ぶ場面が何度もやってきます。

昨年までのリリーフ登板では、1点を取られてはいけない場面が多かったのですが、この違いをきちんと理解して、意図して内野ゴロで打ち取ってアウトを取りました。

本人も、その場面を振り返って納得していた様子でした。

 

一方のカープ。

昨年最多勝の野村投手の好投は安心材料ですが、

守備の面でミスが見られました。

6回の裏、ノーアウト2・3塁でセカンドゴロ。

三本間でのランダウンプレーになったのですが、最後に會澤捕手がランナーにタッチした時、三塁ベースにカープの選手は誰もいませんでした。

もう一つ。7回裏、2アウト1・2塁で打球はセカンドの後ろ、ライトセンター間でした。

センターの土生選手とライトの下水流選手が重なり合ってしまって、1塁ランナーまでホームに帰してしまった場面がありました。

WBCに3人の選手が参加していて、ベストメンバーというわけではないのですが、こういったミスは、カープらしくないなぁと感じました。

 

明日も北谷公園野球場からオープン戦中継。

中日ドラゴンズ対阪神タイガースを担当します。

Jスポーツ2で午後0時55分からです。

今日の解説は内藤尚行さん。

ともに1968年生まれの同い年コンビでお届けしました。