今日の北谷は曇り空。
湿度も昨日より高く、何となく体にまとわりつくような気候でした。
きょう、午前中の練習でチームを離れた選手が二人。
平田良介選手と岡田俊哉投手。
WBC出場のため、侍ジャパンの合宿に向かうためです。
送り出されるときに、「頑張って来い。けがしないように」と声をかけられたようです。
この二人に奈良原コーチを含めた3人が侍ジャパンのメンバーとしてドラゴンズから参加しますが、侍ジャパンのメンバーは日本中の野球に携わる人たちの代表です。
私もWBCの中継に携わります。
最初に担当するのは、3月9日に韓国ラウンドの「オランダ対イスラエル」です。
さて、今日のドラゴンズキャンプ。
午前中は投内連係に時間を使いました。
カバーのフォーメーションなどを丁寧に確認。
この辺りは、奈良原コーチ、森脇コーチという今季新しくコーチングスタッフに加わった二人が丁寧です。
森脇コーチは、連日早出組にノックをしていますし、奈良原コーチは全体練習の中でノックバットを振ってきました。
二人とも、ノックには定評のあるコーチ。
見ていても「すっごいなぁ」と思えるノックを打ちます。
午後には、サブグラウンドで田村コーチによるキャッチャー陣へのノックが見られました。
2年目の木下拓哉捕手がいじられキャラになりながら左右に振られるノック。
この2年間で一番マスクをかぶっている杉山翔大捕手か、8年目30歳を迎える松井正人捕手か、杉山捕手の1学年下2年目の木下捕手か、さらにその1学年下の加藤匠馬捕手か。
田村コーチは、「投手に信頼してもらえる捕手。安心して投げてもらえる捕手というのがレギュラーに向けての決め手の一つ」と話します。
キャッチャーの軸が決まるということは大切なこと。
誰が抜けだすのか。
開幕までに決まるのか。
目が離せない状況は続いています。
明日のドラゴンズキャンプは韓国・ネクセンとの練習試合が予定されています。