今年で12回目を迎えるNPB121球団ジュニアトーナメント。

2005年に1回大会が開かれて、その6年後には横浜ベイスターズに高城俊人捕手(第1回ホークスジュニア)、北海道日本ハムファイターズに近藤健介捕手(第1回マリーンズジュニア)がドラフト指名されました。

その後も、第3回大会出場の森友哉捕手(バファローズジュニア出身)、松井裕樹投手(ベイスターズジュニア出身)、田口麗斗投手(カープジュニア出身)、第5回出場のオコエ瑠偉選手(ジャイアンツジュニア出身)といった高校からプロに進んだ選手。

大学を経てタイガースに入った第1回大会でマリーンズジュニアだった阪神タイガースの高山俊選手。

そして2016年のドラフトでは東北楽天ゴールデンイーグルスに1位指名された藤平尚真投手(マリーンズジュニア)など、多くのプロ野球選手がこの大会から生まれています。

 

今年も12球団それぞれ18人の編成で大会に臨んでいます。

 

12球団をまずは3チームずつ4グループに分けてリーグ戦を行って、それぞれのグループ1位による決勝トーナメントが行われて日本一が決まります。

 

過去11回、決勝トーナメントに進出したことがないのは、タイガースジュニアとカープジュニア。

今年、初日が終わって、タイガースジュニアが2勝したので、念願の決勝トーナメント進出を決めました。

(つまり、今年25年ぶりのリーグ優勝したカープのジュニアチームだけが、決勝トーナメント進出未経験チームということになりました)

 

私は、この大会の第1回から実況を担当し、12年連続12回目の担当です。

 

フリーになった最初の年から担当していますので、なんだかこの大会を実況しないと年が越せないような気になっています。

 

今年の大会には、今年12月に中国で行われたU-12アジア選手権で優勝した侍ジャパンU-12メンバーも5人参加しています。

 

今年はどこが優勝するのか、そして、6年後にドラフトにかかる選手はいるのか…。

 

とても楽しみな大会が始まりました。

 

放送は、年明け、1月2日から、Jスポーツであります。

12球団ジュニアトーナメント