大学日本一を決める全日本インカレの決勝戦を担当しました。
カードは3連覇を目指す中央大学と、5年ぶりの優勝を目指す東海大学。
日本代表でも活躍する石川祐希選手(中大)も出場ということもあってか、だくさんのお客さんが入りました。
その石川選手が第1セットのスタート直後にいきなりのサービスエース。
そのまま連続得点になりますが、もう一本エースを決めるなど、頭抜けたプレーを見せつけてくれました。
中大が2セット連取してそのまま押し切るかとも思いましたが、東海大も粘ってくれました。
今大会の東海大学は準々決勝で49-51なんていう、すさまじいセットを戦ったことがあります。
この決勝戦も第4セットで30点を超えるデュースの応酬でした。
見ていても、実況していても楽しい試合に恵まれました。
「全日本インカレは4年生の大会」といわれます。
この大会で4年間を締めくくり、いったんバレーボールに終止符を打つ選手もいます。
勿論、これからもバレーボールを続ける選手もいますが、「4年生を勝ちで送り出したい」という下級生の想いがにじみ出てくるのもこの大会の良いところだと思います。
素晴らしい試合を見せてくれたプレーヤーに感謝です。