カツセマサヒコ氏の「明け方の若者たち」を読んだ。作中で記される「人生のマジックアワー」なるものが何故か凄く魅力的に感じた。

大学を卒業して社会人になったばかりで金銭的にも少し余裕が生まれ、年齢的にもまだまだ元気。仕事への責任もあまり伴ってこない。なんて素晴らしい時間なんだろう。

でも、この時間を生きている僕はその素晴らしさにまだ気付けていない。きっと三十路になって、あの頃は良かったなぁなんて生ビールを片手に言うんだろうな。