誤り上手になりましょう。
R7の事例4の第1問D社のほうが優れている経営指標として「自己資本比率」を選び、算出しました。88.01%この数値は誤りです。さて、どこでどう誤った結果なのか?もう過去問題集はお手元にあると思うので、興味が湧いたら、検討してみてください。といっても、おそらくわからない。誤りは、①分母にD社ではなく、同業他社の負債・総資産合計を使った。②分子にD社の純資産合計ではなく、利益剰余金を使った。③利益剰余金の数値3,500を、5,300としてしまった。一つの計算処理に3つも誤りが含まれ、ほとんど自己資本比率ではないものになっています。“そんなのあり得ない“ような誤りです。でも、ここが肝心ですが、“そんなのあり得ないような誤り“であって、“絶対に起きない誤り“ではありません。「どんな誤りが発生する可能性があるか?」合格を確実なものにするには、欠かせない問いです。この問いには、創造性も必要です。やったことがある誤りではなく、やったことはないけど起きる可能性がある誤りを描く力が求められるから。鍛えるには、実際やってみるしかありません。とんでもないと思われるような誤りを実際の問題を使って、想定してみる。そして、誤ってみる。意識的に誤る知識とスキルを磨くことで、誤りに対する備えができます。