来月も読み耽る。 | Yellow Magic Carnival

Yellow Magic Carnival

don't shoot it at people, unless you get to be a better shot. Remember?

Raymond Thornton Chandler「The Big Sleep」(1939)

今月8月も


今日(8/27)を除けば


残り3日。


でもって今後の


予定である。


例によって


気まぐれで始めた


此の読書記録だが


来月9月に


月が変われども


記録を綴っていく作業は


続けていこうと思う。


俗に『読書の秋』と言う位だし


まだまだ空想の世界に


どっぷりと耽溺をしたとしても


そうそう罰は当たる事はあるまい。


尚、昨日(8/26)から


今朝にかけて朗読を聴いたのは


以下の通りの作品である。


芥川龍之介

『羅生門』(1915)


宮沢賢治

『革トランク』(1979)

※『新修宮沢賢治全集 第九巻』より


森鴎外

『百物語』(1911)


北大路魯山人

『家庭料理の話』(1947)


菊池寛

『風雲児、坂本龍馬』(1939)


牧野信一

『祖母の教訓』(1924)


新美南吉

『手袋を買いに』(1943)


『羅生門』と


『手袋を買いに』以外は


今回初めて触れる作品ばかりで


且つ『羅生門』と『百物語』以外は


所謂文章量としては


昨日ピックアップをした


小泉八雲『葬られたる秘密』同様


何れも此れも比較的軽い。


動機としては至って普通で


こってりとした味付けの料理も良いが


偶にはあっさりとした


味付けの料理も嗜んでみたい。


其の様な実に軽い感覚で


上記の作品達を


ピックアップをした次第。


で、肝心の味は如何だったかと言えば


あっさりとはしているものの


しっかりと印象に残る


作品ばかりであると同時に


楽しい思い出は勿論の事だが


思わず顔から


火が噴き出してしまいそうな内容の


失敗談も含めて


様々な記憶を思い出したりする事が出来て


月の終わりに相応しい時間が


過ごせたのでは、なんて思ったりなんだり。