読書の秋ならぬ、読書の冬。 | Yellow Magic Carnival

Yellow Magic Carnival

don't shoot it at people, unless you get to be a better shot. Remember?

Raymond Thornton Chandler「The Big Sleep」(1939)

夜は兎も角として


太陽が出ていた


昼間は暖かさが感じられた


昨日とは打って変わって


時間帯関係無く


冷たさが感じられた


三が日最終日。


本日は読書の日と称して


例の如くYouTube上に於いて


YouTubeのおすすめに従い


無作為に選曲をした


80年代の洋楽に耳を傾け乍ら


元日から読み進めていた


松本清張の時代小説


『かげろう絵図』を読み進めて


上・下巻共に一気に読破。


ブルドーザーを彷彿とさせる様な


強力なパワーを用いて


血腥い事限り無しな物語を


せっせと進めていく


松本清張の文章と


其の文章を手掛ける事が出来るだけの


途轍も無い力量振りに対して


改めて敬服をすると同時に


松本清張ファンで居て良かったな、と


つくづく感じた次第。


尚、此の『かげろう絵図』は


『東京新聞』夕刊に連載中の時点で


衣笠貞之助を監督に


市川雷蔵を主演に


そして大映が誇る


名女優の一人である山本富士子を


一人二役と言うカタチで


物語のヒロインに据えた映画が


1959年に大映で制作されており


中学生の頃から大が付く程の


市川雷蔵ファンでもある私としては


今年即ち2024年には


映画版『かげろう絵図』を


観ておかねばなるまい、と考えている。


去年(2023年)の秋に


Google playで


レンタルをすると言うカタチで


『サラリーマン忠臣蔵』


『続・サラリーマン忠臣蔵』


『サラリーマン清水港』


『続・サラリーマン清水港』


『社長太平記』と言った


以前より気になっていた


森繁久彌主演の


『社長』シリーズの作品達を


近所のコンビニに於いて


1500円分のGoogle playの


カードと共に購入をした


大変に塩味の効いた


ポテトチップス数袋を


所謂「お摘み」にして


一気に鑑賞をした様に、である。


まぁ、出来る事なら


比較的値段の安い


缶チューハイで構わないから


アルコールも用意をした方が


良いのかもしれない。


時代劇映画に限らずであるが


洋の東西を問わず


映画と言うジャンルには


アルコールが付き物


且つアルコールを


嗜みたくなる様な場面が


良く出て来るからして。


さて、次に読み進める書籍だが


今度はガラリと趣向を変更し


海外の詩人の詩集を


読み進めていく積もりでいる。


私なぞが今更説く迄も無く


書籍と言うのは


何も小説作品ばかりが書籍では無い。


詩集も立派な書籍である。


去年の秋から此の年末年始にかけて


「読書習慣」を再活発化する中で


其の事に就て最近改めて気が付き


世間様で言う所の


文化的な素養を今一度磨く


そしてより身に付ける意味も込めて


先ずは手始めに


高校時代及び大學時代に


ブックオフにて購入をした


『ハイネ詩集』


『ランボー詩集』と言った所から


手を付けていこうかな、と。


今年1年間の創作活動へ向き合う為の


血と肉を得る意味も込めて。