イスタンブール旧市街_地下宮殿 | 愛猫とTOMICAと日々の出来事

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2匹の猫達の生活記録とTOMICA情報と日々の出来事をお伝えします。

Ayasofyaを出て直ぐのところの地下宮殿に向かいますが…
えッ😵…
こんなところに…
って感じの場所にあります。

正式名はBASILIKA・CISTERN(バシリカ・シスタン)バシリカ貯水槽です。
西暦527年にユスティニアヌス1世によって建設された貯水槽はAyasofyaと宮殿に水を供給していました。
チケット売り場でチケット🎫を購入…

そのまま地下に繋がる階段を降りると…
眼下に広がる地下宮殿😵…


アーチ型の天井を支える9mの円柱は1列に12本で28列、合計336本あります。
まさか…
こんな幻想的空間が地下あるとは…

しかし…
地下宮殿も修復作業中だったので…
半分くらいはシートで封鎖されていたのでとても残念です😅

この地下宮殿で有名な観光スポットは…
チケット🎫にも描かれているギリシャ神話のメデューサの首があります。

何故…
メデューサの首があるかと言うと…
古代ギリシャ・ローマ神殿を建設した際の処分品を使用したと言われています。
それではメデューサの首です。
横向き 🔽

逆さま 🔽

貯水槽の水の中に沈む台座なので、顔の向きなど気に留めずに一つの石として方向は気にせず設置した説…
首を逆さに置くことでメデューサの首が持つ見るモノを石に変えてしまうパワーを地下に向け地震を起こす地龍の封じ込めに使ったとか説…
5世紀の貯水槽工事の作業員が作業中にメデューサと目が合う事を嫌がり視線の合いにくい横向きや逆さ向きに設置した説…

諸説ありますが…
地下宮殿の貯水槽が作られたのは今から1500年も前の話なので…
どれが本当なのでしょうか🤔

円柱1/3はやはり処分品を使用したらしく…
その中に通称『蛇の柱』が1本あります。


この円柱は互いに絡みあった三匹の蛇から出来ている様で、アポロン神殿にあった円柱との説もあるとの事なので歴史を調べて見ると面白いですネ。