こんばんは、

おくざわ高広です。
町田から政治と社会のかけ橋になるべく暮らしています。

 

今日は町田青年会議所の繋がりで、横浜市青葉区にある障がい者向け短期入所施設「サンライズガーデン青葉台」を見学してきました。

 

短期入所とは、自宅で暮らす障がい者が短い期間に限って施設へ入所するサービスで、家族が怪我や病気をしたとき、結婚式やお葬式に参加するのとき、家族にもお休みが必要なときなどに利用できるそうです。

 

こちらの施設では、ほとんどが家族の急なケガや病気であるケースであり、その後の生活の目途がつかずに最長180日という期間を超えてしまうこともあるそうです。

 

施設に入ってすぐに飛び込んでくるのは、明るいカラーのアート作品。

施設の暗いイメージを払しょくしたいとの思いがあるそうです。


 

外には農業体験ができる場所や疑似的に職業訓練に近い作業をできるスペースも用意され、また生活の至る所に自立していくための仕掛けが満載です。

 

施設長の信念を伺うと、それも納得。

障がい者にも幸せになる権利があり、人生をより豊かに暮らしていく可能性がある。

例えば、子どもが転んだ時にすぐに助けるか、自分から立ち上がるのを待つか。

 

往々にして、福祉サービスでは後者を選んで自己満足に陥ってしまう。

それを変えるのは勇気がいるが、本当の意味で障がい者の幸せを考えると答えは一つだと思う。

とのこと。

 

確かに私自身、障がい者の可能性や選択肢を自分の物差しで測ってはいなかったかと見つめ直すきっかけにもなりました。

 

また、印象的だったのは、私とすれ違う利用者さんに対して、挨拶を促していた点です。

これまで訪れた施設では、利用者さんとの交流をすることはほとんどなく、施設の方との話で終わることがほとんどでした。

 

今回の見学では、コミュニケーションの取り方ひとつとっても新たな視点を感じる機会になりました。

 

ここには書き切れないほど、多くの課題も聞きました。

社会の変化にあわせて、現場視点で制度も変えていく必要性を強く感じる機会となりました。

 

お忙しい中、見学を受け入れていただき、ありがとうございました!

 

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誰もが生まれてきて良かったと思える社会を

ワクワクがあふれ出す町田を

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