こんばんは、
おくざわ高広です。
町田から政治と社会のかけ橋になるべく暮らしています。
珍しくDVDを借りてきて映画鑑賞。
「日本独立」終戦後の憲法改正において、GHQと日本政府の激しい交渉の様子を描いた作品ですが、
この主人公として、GHQとの交渉にあたった白洲次郎という方をご存じでしょうか?
兵庫県生まれの実業家である白洲次郎は、
ケンブリッジ大学の留学経験を持ち、抜群の英語力を備え、いかなる時でも筋を通す男。
吉田茂総理大臣(当時外務大臣)にも歯に衣着せぬ物言いで議論する姿が描かれています。
開戦前から既にアメリカとの戦争の敗戦を予測していた白洲は、
実業の第一線を退いて、町田市鶴川に移住しており、作中ではその暮らしぶりも。
白洲次郎の過ごした家は、武相荘(ぶあいそう)として、カフェやレストランとしても親しまれています。
地方に住みながら中央の政治に目を光らせ、いざというときには中央へ出て、彼らの姿勢を正すといった人間を、
イギリスでは「カントリー・ジェントルマン」と呼ぶそうですが、白洲次郎はまさにそれにあたると武相荘HPにはあります。
占領下でありながら、 言うべきことを堂々と主張する次郎に、GHQ側はほとほと手を焼いたようで、
アメリカ本国には「従順ならざる唯一の日本人」 と報告したというエピソードもあるそうです。
戦後日本の再出発を託された白洲次郎の生き様、ぐっときました。
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誰もが生まれてきて良かったと思える社会を
ワクワクがあふれ出す町田を
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