こんばんは、

おくざわ高広です。
町田から政治と社会のかけ橋になるべく暮らしています。

 

持続可能な大会を目指した東京オリンピックから、残念なニュースが続いています。

弁当だけでなく、マスクも廃棄…

 

 

 

東京2020大会のHPにおける「持続可能性」に関する部分では、

日本は、気候変動や天然資源の枯渇、差別等の人権問題等、持続可能性に関する世界共通の課題に直面しています。
東京2020 大会は、「Be better, together /より良い未来へ、ともに進もう。」をコンセプトとし、持続可能な社会の実現に向け、課題解決のモデルを国内外に示していきます。

とあります。

 

しかし、WWFからは、「不十分な持続可能性」と指摘され、

特に木材や農産物、畜産物、水産物、パーム油などの調達については後日開示するように求められる状況…

 

オリパラ委員会で、「食品ロスは限りなくゼロに近い」「調達コードを遵守する」と強弁していたのはなんだったのかと思ってしまいます。

当時のやり取りを思い出すと、選手村での食事の提供に関して話をしているときに、

 

私から

「食品ロスは100%出る。出ない方がおかしい。出る前提で、配布方法などを考えるべきだ。」

と意見したのに対し、職員からは、

「食品ロスはほぼゼロです。そうゆう計画です。AIで管理するので食品ロス出ません。そうゆう大会です。」

という返しがありました。

 

このやり取りを思い出すにつけ、

持続可能な社会というのは理想論では決してたどり着かないものなのだ

それは経済合理性みたいなものも含めて、現実社会で起きていることに光を当てて初めて解決の糸口が見えてくるものなのだ

と痛感します。

 

そんな中、足元では、個人や企業が持続可能な社会に向けて取組を進めています。

「パン以上、ケーキ未満」で有名なマチダベッカリーさんが、

フードロスゼロへ!「夜の市」を開催!

とのことで、

具体的には、

✔9/1(水)~(但し無くなり次第終了。年末年始は休業)

✔営業時間終了後の19:30~20:30に

✔系列5店舗で余ってしまった「当日焼き上げた余剰パン」を20%引きで販売!

するそうです。

さらに、今後は別の事業者と連携した取組も検討しているとのことです。

 

もちろん、フードロスに取り組む事業者さんは他にもありますが、

こうした草の根運動が広がっていくことで初めて社会全体としての持続可能性が高まるんだろうなと思います。

是非、多くの事業者が連携して、大きな取組に展開してほしいと思います。

 

ちなみに、私はこうした食品ロスの取組と生活困窮者への食の支援を結び付けたいと常々考えています。

といってもアイディアだけですが…

寄附を原資に「食品ロスクーポン」を発行し、食品ロス協力店で買い物ができる仕組み。

できれば電子クーポンにすることで生活困窮と分からない仕組みなら、なお良し。

 

というわけで、最後はなんだかまとまらない話になってしまいましたが、

自分にできることからやっていこう。

ということで、それぞれのSDGsやっていきましょう!
 

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誰もが生まれてきて良かったと思える社会を

ワクワクがあふれ出す町田を

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