こんばんは、
おくざわ高広です。
町田から政治と社会のかけ橋になるべく暮らしています。
さて、今日は昨日閉会した東京2020オリンピックロスを感じつつ、
南アフリカのネルソン・マンデラ大統領の民族融和政策をラグビーを通じて描いた映画『インビクタス』を鑑賞しました。
タイトルの『インビクタス』とは、マンデラ元大統領が、27年間の投獄中に心の支えとした詩の名前で、
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ
と締め括られており、どんな苦境にあっても、自分の運命は自分で切り開くのだという信念がうたわれています。
当時の南アフリカでは、長年のアパルトヘイト(人種隔離政策)による分断が深刻なものでした。
しかし、マンデラ元大統領は憎しみをぶつけることなく、赦し会おう(ゆるしあおう)と語りかけ、
「白人が大事にしていることを奪っては、両者の間にある緊張関係は高まりどすれど弱まりはしない。」
として、
人種差別の象徴的な存在でもあったスプリングボクス(南アフリカ代表ラグビーチームの愛称)やグリーンとゴールドのユニフォームを残し、民族融和を図ったというエピソードが出てきました。
メンバーの中に黒人は一人しかいない。
でも、それもいずれ変わるだろう。
という言葉の通り、一昨年の日本大会ではスプリングボクス初の黒人キャプテンが大活躍して、優勝を果たしたことは記憶に新しいのではないでしょうか。
また、
「ラグビーワールドカップは10億人が見る大会になる。それは素晴らしい機会だ。」
という言葉には、果たして東京2020オリンピックではそのような視点でメッセージを発信できただろうかと自問自答してしまいました。
今日のおくちゃんねるでは、そのような想いも込めて、
勝手に名(迷)場面として、様々な問題提起もさせていただきましたので、是非ご覧ください!
次はパラリンピック、価値ある大会になるよう期待し、楽しみにしています。
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誰もが生まれてきて良かったと思える社会を
ワクワクがあふれ出す町田を
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